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ことおと
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本人様とは全く関係ありません。地雷ない人向け
「」は自分
『』は相手
うり視点の場合、「」はうりさん、『』はなおきりさん
なおきり視点なら「」はなおきりさん、『』はうりさん
NAOKIRI side
『なおきりさーん !!』
キラキラした純粋な目でこっちを見ているのは、男子にしては少し長めの綺麗な茶髪で、惹き込まれそうな綺麗な赤い瞳をした彼、「うり」。
年齢は少し離れてるけど、小さい頃からずっと一緒にいる幼馴染。
僕が4歳のときに彼は生まれて、その小さい命が可愛くて仕方がなくて、たくさんお世話してたくさん遊んだ。
それももう懐かしい話で、うりが生まれてから13年経った。うりは13歳で、まだ中学一年生。僕は17歳で、もう高校二年生だ。
…こんなことを言ったらおかしいと思われるかもしれないけど、僕とうりは付き合っている。
つい最近付き合ったばかりだ。まだ1ヶ月くらい。
毎日本当にうりが愛おしくて、はやくぐちゃぐちゃにしたいとか思っちゃうけど、まだうりは中一だし、さすがに手を繋ぐ…くらいしかしてない。
『…なおきりさん?』
「あ、ごめん、! 考え事してた …笑」
『考え事 … ?いまデート中なんだから俺の事だけ考えてよーー。。』
ちょっと拗ねてる彼が可愛くて、つい理性が切れそうになるが必死に我慢する。
「ごめんね、笑 うりのこと考えてたよ」
『…は、っ?/ ぇ、、ん 、ばか!!!!』
本当のことを言っただけなのにすぐ照れちゃうのがほんと可愛い。耳まで真っ赤にさせちゃって。
彼は手で顔を隠してるけど、赤いのはバレバレだよ
「…顔真っ赤だね、笑 かわいい。てかもう暗いから、、そろそろ帰ろ?」
『ぁ、うん 、うげ、、もう21時じゃん…』
「21時かあ、、…んー、まあ家近いし、明日学校やすみだし、、僕の家泊まる?今日親いないんだよね」
『え、泊まりたい!!やった、なおきりさんありがと♩』
「あ、そうだ。実はうりにプレゼントあるんだよね」
『え、なになに!?気になるんだけど!!』
「んふ、じゃじゃーん!!」
『え、、え!!お花!?綺麗ーー!』
『なんていうお花なの?』
「これはねー、ゼラニウムって言うお花!」
『へー、、赤とピンクで可愛い!』
「でしょ?他にもいろんな色があるんだよ♩」
─────────────
URI side
なおきりさんの家に泊まれることになって、嬉しさもあるけど緊張が強いな。プレゼントも貰っちゃったし…笑
実は今日、その…夜の誘いをしようと思ってて…
そういう行為はまだしも、キスすらしたことないなんて、さすがにやばいかな?っていうか、、
…好きな人とはしてみたいじゃん、、??
なおきりさんのことだし、うりはまだ子供だから、、とか思って我慢してそう。だから俺から誘うんだ♩
「お邪魔しまーす、、」
『んふ、いらっしゃい。なに、なんか緊張してる?』
「へ、緊張!!、、はしてるけど…」
『どうしたの?僕の家に来るの初めてじゃないのに』
「…言っても引かない、、?」
『…それはちょっと、、』
「えひどくね!?」
『笑 うそうそ、引くわけないじゃん。ほら、言ってみ?』
「…ええっと、、」
「…お、俺とえっちなことしよ、、?/」
はー言っちゃった!!!言っちゃったよ!!!
なおきりさん固まってるし、、やっぱ言うべきじゃなかったかな、、?こわい、こわすぎる!!
『は、、』
「え、なに、、?だめ、だった…?」
『ぇ、違う、かわいすぎる…ッ』
『してもいいの?後悔しない?』
「後悔するわけないじゃん … /」
───────────────
NAOKIRI side
彼と1時間くらいの行為をした。隣でぐっすり眠っている彼を見て、色々な感情が湧き出てくる。
こんなに幼い子を犯してしまった罪悪感、満足させてあげられたかなという不安、ようやく彼とひとつになれた、という多幸感。
きっと、僕と彼はこのまま二人で生きていくのだろう。
『…んん、、』
「…はー、かわいい、」
もうすっかり夜中だし、僕もそのまま寝てしまうことにした。
──────────
あれから1週間が経った。
あの後は朝おきて、うりを家に送った。
インターホンを押して出てきたうりの母は、僕とうりの様子でなんとなく察しがついていたのではないかと思う。付き合ってることは既に伝えていたし、1ヶ月も経ったんだから何もおかしなことではないだろうし。
今日はあの日以来のデートで、正直めちゃくちゃ楽しみだ。水族館に行く予定で、〇〇公園で集合することにしてる。家は近いし、ほんとは家に迎えに行こうとしたけれど、うりが《せっかくだし待ち合わせ場所とか決めたい!》って言うから、しょうがなく待ち合わせにすることにした。
「まだかなー、」
もう集合時間になっているのに彼は来ない。
いつも通り寝てるのかな、とか呑気なことを思ってる。
「既読はついてるんだけど、、」
そのとき、向こうからうりの声がした。
『なおきりさーん っ !!』
元気いっぱいに手を振って、こちらに向かって走ってくる
その瞬間
1台の車が猛スピードで走ってきた
「っうり、!!」
僕は迷わず彼に向かって走る。
まだ間に合う。まだ ───
───────────
〈…今夜が山場でしょう〉
規則的な音、ぐるぐるに巻かれた包帯、腕とか鼻とか、あちこちに繋げられたチューブ。
酷い状態の僕の隣に、もっと酷い状態らしい彼がいる。
傷の多さで言ったら僕の方が多いんだけど、うりの方が深刻らしい。頭に強く衝撃を受けたみたいで、記憶障害になる可能性がある。
[なおきりくん、うちの子を守ってくれてありがとうね、、]
彼の母からそう言われる。僕はうりのことを守れてなんかないのに。僕が意地でもうりの家にお迎え行ってたらこうはならなかったのに。
「…」
僕と彼は、きっと一緒にいるべきじゃない。
彼の母が理解のある人だったってだけで、男同士で付き合うこと自体 世間は認めてくれていない。
そういうのも含めて、僕たちは離れるべきだ
そう強く心に誓った
─────────
URI side
「ん … ??」
目が覚めると病院にいた。
目の前にはお母さんがいる。
隣には、俺みたいに包帯ぐるぐる巻きの…
誰だろう ?
[うり、、!目覚めたの、?お母さんのこと覚えてる、、!?]
「ん、、」
酸素マスクがつけられていて喋りにくいから、軽く頷く。
[よかったぁ、うりね、今夜が山場って言われてて、意識が戻っても記憶がなくなってる可能性があったみたいなの、!本当によかった、]
お母さんはその場で泣き崩れる。
そうだった、俺、交通事故にあったんだ。
先生も安心したような顔をしてる。
みーんな、俺のこと心配してくれてたんだな。
『うり、』
隣の人からそう言われる。
俺は喋れないから、とりあえず隣の人のことを見てみた。包帯ぐるぐるなのに綺麗な顔をしてるな、綺麗な色の目だな、とか、夜空みたいな髪色だな、素敵、とか思ってみたり
『…守れなくてごめんね』
守れなくてごめんね…?どういうことかはわからないけど、、んー、、考えてたら眠くなってきたな。
体も痛いし、とりあえず寝るか。
─────────
[ そうなんですか、、、はい、うちの子がなおきりくんのことを…… はい、、はい、 ]
───────────────
NAOKIRI side
僕は特に記憶障害とかもなかったし、回復も早かったからうりよりも早く退院した。
うりが僕のことを忘れてるみたいで、凄く腹立つ
まあしょうがないことだし、もう会わないんだって決めたから。
…寂しいけど、全部僕が悪いよね
───────────
URI side
2020年 6月28日 。
今日は「カラフルピーチ」の活動を開始する日。
俺は今日投稿された自己紹介動画を自室でただ眺める
まだあまりメンバーとは喋ったことはなくて、自己紹介動画で予習というか、、なんとなくの性格をしっとこうかな、とか思っている。
「…なーんかこいつ見たことあるんだよなぁ、、」
最年長である彼、なおきりの存在が目に留まる
カラフルピーチのメンバーは、全員知り合い…って感じなんだけど、彼だけは誰とも知り合いじゃなくて、みんな初めましてなんだよね。
初めまして…な はずなのに、なんか見たことがある。でもどこで見たかは全然わからないし、思い出そうとしても思い出せない。
「んー、ま、気のせいか」
考えても無駄な気がしたので、今日はもう寝ることにする。明日は撮影があるし、まだ撮影には慣れてないから緊張する。早めに寝て万全な状態で撮影に取り組まないとね。
────────────────
2022年 6月28日 。
カラフルピーチは、だるまさんがころんだサバイバルで一気に有名になった。今日は活動を開始してから2年目。
メンバーのこともよくわかってきたし、みんなと仲良くなれて一安心。今日は12人で力を合わせて作った映画が投稿される。当時はここまで有名になれるとは思わなかったし、みんなともここまで仲良くなれるとは思わなかった。…でも、まだ気になることがある。
なおきりさんが俺の事をよく気にかけてくれるんだけど、異様に距離が近いというか。
不思議な言動が多くて、俺がみんなに伝えてないことも知ってるし、俺の学生の時の部活とかも当ててくる。
なんなんだ、こいつ。って思ってるけど、なおきりさんって最年長でしっかり者に見えて1番ネジぶっ飛んでるし、まあこういうことがあってもおかしくないのかなぁとか思ってみたり。
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NAOKIRI side
「はー、うりりん…」
僕だけのうりりんなのに。
って言っても、うりりんが困惑するだけだから言えないけど。
もう会わないって決めたのに。
グループに加入してメンバーと喋ってみたら、なーんか聞いたことあるような声だな、、とか思って、discordの名前見たら「うり」って書いてあった。
あのことがあったし、僕はうりりんとは会ってなかった。でも「初恋密告中」で、彼の初恋が中三ってことが全国に知らされて、すごく複雑な気持ちになった。
僕と付き合ってたのにね。うりりんの初キスも処女も、ぜーーーんぶ。僕が貰ったのに
彼の記憶にはそれはなかったことになってて、それがすごく悔しい。
うりりん、愛してるよ
────────
URI side
なおきりさんの普段の気遣いとか、俺のことを思って行動してくれるところとかが素敵で、人として尊敬している。
こんなに俺を気にかける意味はまだわからないけど、でもなんか俺に隠し事がある気がする。
からぴちが結成したときに、自己紹介動画のリンクとともに母にLINEを送ったけど、[なおきりくんってお知り合い?]って聞かれたし、、なんかあったのかな?
1回聞いてみるのもアリかな、とか思ったので、今日聞きに行くことにした。
ピンポーン、と、彼の家のインターホンが鳴る
『はーい、、って、うりりん?どうしたの?』
「なおきりさーん!!ちょっと話したいことあって、、いい?」
『いいけど…』
「ねえ、俺となおきりさんってもともと知り合いだった??」
『?なに急に…』
「なーんか普段のなおきりさんの言動とかさ、俺のお母さんもだけど、なんかおかしいよ」
『んー……知りたい?』
「え、知りたい!!」
『じゃあ話すね。中入って』
「うん、!」
けっこうすんなり話してくれるんだ、じゃあもっと早く聞けばよかったな。でもこんなにすんなり話せることなのか…高校の同級生とか?いや、年齢的に違うか笑
んーーなんだろう、、、
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NAOKIRI side
「僕とうりりんはねー、小さいころ仲良かったんだよ。親同士も仲良くて、僕が4歳の時にうりりん生まれたから、めっちゃ可愛がってたんだよね。ただそれだけだよ」
『へー、何でおれ覚えてないんだろ笑』
「なんでだろうね 笑 」
『でもそうだったらもっと早く言ってくれれば良かったのに、、』
「じゃあ言うよ?」
“僕とうり、昔 付き合ってたんだよ”
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NAOKIRI side
『なおきりさーん !!』
キラキラした純粋な目でこっちを見ているのは、男性にしては少し長めの綺麗な茶髪で、惹き込まれそうな綺麗な赤い瞳をした彼、「うり」。
年齢は少し離れてるけど、小さい頃からずっと一緒にいる幼馴染。
僕が4歳のときに彼は生まれて、その小さい命が可愛くて仕方がなくて、たくさんお世話してたくさん遊んだ。
それももう懐かしい話で、うりりんが生まれてから25年経った。うりりんは25歳で、もう立派な大人。僕は29歳で、もう30歳になっちゃうな、笑
毎日本当にうりりんが愛おしくて、動画ではアホキャラなのに、実際は誰よりも周りを見てるんだよね。
『…なおきりさん?』
「あ、ごめん、! 考え事してた …笑」
『考え事 … ?いま俺とお出かけしてるのに?』
ちょっと拗ねてる彼が可愛くて、つい笑みが零れてしまう
「ごめんね、笑 うりりんのこと考えてたよ」
『…は、っ?/ ぇ、、ん 、ばか!!!!』
本当のことを言っただけなのにすぐ照れちゃうのがほんと可愛い。耳まで真っ赤にさせちゃって。
彼は手で顔を隠してるけど、赤いのはバレバレだよ
「…顔真っ赤だね、笑 かわいい。てかもう暗いから、、そろそろ帰ろ?」
『ぁ、うん 、うげ、、もう23時じゃん…』
「23時かあ、、お酒とか飲めばよかった…」
『え、たしかに、なんで夜なのに俺らお酒飲んでないの?笑』
「また今度飲むかー!あ、そうだ。実はうりりんにプレゼントあるんだよね」
『え、なになに!?気になるんだけど!!』
「んふ、じゃじゃーん!!」
『え、、え!!お花!?綺麗ーー!』
『なんていうお花なの?』
「これはねー、ゼラニウムって言うお花!」
『へー、、白と黄色で綺麗ー!』
「でしょ?他にもいろんな色があるんだよ♩」
『へー、、何色があるの?黒とか?』
「黒は珍しいかな、笑 赤とかピンクとかあるよ」
『ほー、いいね、てかお花のプレゼントなのにポピーじゃないんだ 笑』
「まーね、ゼラニウムって6月28日の誕生花なんだよ?」
『そうなん?からぴちの結成日じゃん!なおきりさんロマンチストだねぇ笑』
「まあうりりんには負けるけどね 、笑」
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コメント
4件
作者の解釈とか考察とかもいつか載せようかなとか。
ああ、もう…胸がぎゅっとなりました。事故の後のすれ違いと、うりがなおきりさんのこと忘れちゃってるのが切なすぎる…。でも最後はちゃんと再会できて、しかもなおきりさんがずっと変わらず想い続けてくれているのが、すごく温かい気持ちになりました。ゼラニウムの花言葉とか、細かい伏線が効いてて、読後の余韻がじんわり残ります。素敵な物語をありがとうございました🌷