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お餅
27
「そう、補佐。」
車掌さんは腕を組んで
「アンタ普通に戻っても、また自分で死にそうだし。
だったら、アンタが心から生きたいって思うまでオレの補佐をしてもらう。 」
「えっと……えぇ…?」
「わかったか?」
「あっ、はい」
……また反射的に返事をしてしまった
車掌さんは俺の返事を聞くと満足げに頷き俺の向かい側に座った
「それで…補佐って具体的に何をすれば?」
補佐とか言われても列車の運転なんて出来やしないわけだし、
まずこの列車の本質さえわかっちゃいない俺にはそれが重要だった
「えーと、まず清掃でしょ、料理でしょ、接客…以上?」
「そこはお前も曖昧なんかい!」
俺は思わずツッコミを入れた、このイケメンどうやら適当らしい
「だってオレもわかんないもん。」
車掌さんは申し訳なさそうに口を尖らせた…クッ、顔がいい…!
「まぁ、細かいことは頼んだ!」
「考えを放棄するな、車掌だろ!」
「車掌だけどー…ってかさ」
車掌さんは今更思い出したかのように
「そういえば名前言ってなかったね。」
「オレは浅木狐雨(あさぎこう)…アンタは? 」
「……俺は」
「俺は藍川月(あいかわつき)」
「へぇ、ツキか〜。」
孤雨はニカッと笑って
「これからよろしくな!!」
コメント
1件
第5話「補佐」読了!車掌さんの「アンタが心から生きたいって思うまで」って台詞、結構ズシッときたわ。それでいて清掃・料理・接客って言い出して「考えを放棄するな!」ってツッコミ入れたくなるノリ、めっちゃ良かった。名前も判明して、これからどういう関係になるのか楽しみすぎる🔥