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なんとか話し合いをすることに許可が降り、安堵の息を吐こうとした時、彼の言葉がそれを妨げた。
「だが、」
「お前が怪しいと俺が少しでも感じたら、
その時はお前を_ 」
彼の眼光がひときわ鋭くなり、叶を貫く。
「殺す」
「………わかっ、た」
ごくり、固唾を飲み込む。
ここから先一切の失敗は、許されない。
彼が目覚めた時より緊張していた空気の圧迫感は薄くなっているはずなのに、先程より息が苦しくなった気がした。