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私は美食家。この小説では私の大好物について忠実にかつ大胆に魅力を紹介していこうと思う。
今回はミート界の重鎮とも言える存在。
そう、ハンバーグだ。
彼を一言で言うならば羽田空港である。
1つの肉(空港)から様々な方向へ肉汁が飛び出し、各鉄板で離陸する、まさに空港そのものだ。
出会いはファミレスが多いだろう。厨房の奥で焼いている音が己の食欲を刺激する。
店員さんの足音が聞こえ、いただきますへのカウントダウンが始まる。
目の前に広がる絶景。
主役の彼をポテト達がひきたてる。
まずは1口。思わず目を瞑ってしまう。
噛めば噛むほどどこからともなく溢れ出てくる肉汁の数々が窒息寸前まで口腔内を満たしてくれる。
食後の幸福感はなんとも言い表せないものである。
そんな彼と私はこれからも良いお付き合いをしていくのであろう。