🐼×🐉×☀️×🔝の吸血鬼パロです
すいませんが今回は、👼がてません
nmmnなので無断転載はご遠慮下さい。
超長い
所々R18です
ではどうぞ
冒頭
赤黒い月が昇る夜、湿った空気を切り裂いて、雨が静かに降り始めた。
照明の落ちたスタジオの隅、ジヨンはタプの指先から流れた一滴の血に目を奪われていた。
──それは、偶然だった。
紙に絵を書いて遊んでた時タプが、ほんの少し、指を切っただけの話。
だが、ジヨンの喉は異様な熱を帯び、全身が疼くような感覚に包まれていた。
🐉「……ヒョン、それ……」
🔝「ん? ああ、ちょっと切っただけだよ」
タプは何気なく指を咥えて血を止めようとした。
その仕草に、ジヨンの中の“なにか”が、壊れた。
🐉「待って」
ジヨンはほとんど反射的に、タプの手首を掴んでいた。
自分でも抑えきれない本能が、全身を突き動かしていた。
🔝「ジヨン……?」
戸惑いを滲ませる声。
けれどその声さえ、ジヨンには蜜に満ちた餌に聞こえた。
🐉「ヒョンの血、舐めてみてもいい?」
🔝「……は?」
🐉「ねぇ、ちょっとだけ……いいでしょ?」
冗談のように囁いたが、目の奥は笑っていなかった。
その黒く艶めく視線に、タプの身体が反応する。緊張と、得体の知れない予感が、彼の背を走った。
ジヨンの舌が、タプの指の傷に触れる。
──甘い。
まるで熟れた果実の蜜のように濃厚で、喉の奥まで熱く痺れる。
🔝「……っ、ん、なに……お前……」
🐉「……うまい、やば、なにこれ……ヒョン、これ……お前、なんでこんなに……」
ジヨンの身体が震える。理性のブレーキが一気に外れていく。
その瞬間だった。
彼の目が赤く光り、タプの手首に牙が突き刺さった。
🔝「っ――あ、ジヨン、やめ――ッ!」
しかし、その声は雨音と吐息に呑まれ、すぐに熱を帯びた呻きへと変わる。
🐉「ヒョン、止まんね……これ、やばい……お前の血、欲しくてたまんない……」
血を啜りながら、舌が這う。
唇を伝って流れ落ちる真紅の液体が、タプの手首から肘へと滴り落ちる。
ジヨンはそれさえ舐め取りながら、瞳に陶酔を浮かべる。
🔝「んっ……ジヨ……ま、って……っ……!」
🐉「ヒョン、もっと……もっとちょうだい……」
その時、タプは気づいた。
この夜から、自分の“人間としての時間”が、終わるのだと。
第一章〜赤い傷の味
ジヨンがタプの血を啜りながら、徐々に舌を引き抜くと、タプは震えるように息をついた。
🔝「止めろ…ジヨン、頼む…」
けれどその言葉は、明らかに力が無かった。
ジヨンは、微笑むように唇を濡らした。その目は、まるで深い闇のように、タプを捕えたまま動かない。
🐉「ヒョン…お前の血、どうしてこんなに甘いんだ?」
囁きながら、タプの指先をゆっくりと舐める。
その一瞬で、タプの心臓がさらに速く脈打ち、息が止まるような感覚に陥った。
今まで感じたことのないような、熱く、締め付けられるような痛み。
そして、それと同時に――
🔝「ジヨン…頼む、辞めてくれ。俺を……俺を、どうする気だ?」
ジヨンはタプの腕を掴んで引き寄せ、その顔を、彼の首筋に寄せた。
🐉「どうする気って…決まってるだろ?」
ジヨンの声は、ささやくように甘く、危険な香りを漂わせた。
その言葉に、タプは答えることができない。
胸の中で何かが崩れ始め、胸が引き裂かれるような痛みが広がった。
🐉「俺は、ずっと血が欲しかったんだ、 でも、どの血も俺には合わなかったでも分かった」
ジヨンは、タプの耳元で囁き、舌でその感覚を甘く擦りつけた。
🐉「俺がずっと飲みたかった血は、すぐ目の前にあったんだ…」
その言葉に、タプは身動きが取れなくなる。
ジヨンの冷徹な微笑みが、どんどん深くなる。
ジヨンはもう一度、タプの首元に牙を立てた。その牙が肌に触れると、タプは震えた。
🐉「たっぴょんの血が…たまらない…」
ジヨンはその言葉を吐きながら、タプの皮膚を切り裂いていった。
血が流れ出し、ジヨンの舌がそれを貪り、タプはその快感に耐えられなくなり始める。
🐉「たっぴょんの血は、俺を狂わせる…」
ジヨンは歯を食いしばり、深く突き刺すようにその牙を食い込ませていった。
🔝「お願いだ…ジヨン、もっと…」
タプは叫び、そしてその体が震えだした。
彼の中で何かが崩れていき、目の前のジヨンにすべてを奪われるような感覚に支配されていく。
ジヨンはその震えを楽しむように、タプの耳元で囁く。
🐉「たっぴょんのすべてが欲しい…たっぴょんの血も、身体も、心も、すべて…」
ジヨンの冷たい言葉が、タプの心に突き刺さる。
その瞬間、タプの理性は完全に崩れ、言葉も失われる。
彼は、ジヨンにすべてを預ける覚悟を決めてしまった。
🔝「俺は、もう…お前のものだ」
第一章②〜声にならないもの
薄暗いホテルの一室、カーテンは閉ざされ、照明も最低限。
部屋の空気はすでに湿っていた。何度も、何度も繰り返された証が、壁やベッドのきしみに染み込んでいる。
ジヨンがたっぴょんの腰を押さえつけたまま、背中に口づけを落とした。
熱く、湿っていて、血の匂いが混じるそのキスは、愛しさというより「所有」の印だった。
🐉「……ねえ、たっぴょん。声、我慢してるの?」
震えるたっぴょんの肩に、舌が這う。
🐉「出してよ。俺だけの声、俺だけに聞かせてよ」
🔝「……ぅ、んっ……っ!」
喉の奥でこらえた喘ぎが、空気を震わせた。
声を漏らすたびに、ジヨンの目が細くなる。甘く狂った笑み。
吐息が肌を焦がすように落ちてくるたび、たっぴょんの奥底がきしみ、崩れていく。
🐉「こんな顔、他の奴には見せちゃダメだよ?
泣きながら感じてるヒョン、俺だけが知ってればいいんだから」
🔝「っ、ジヨ……や、ぁ……」
声が、涙が、こぼれるたび、
ジヨンの動きはさらに深く――ゆっくり、しかし逃げ場のない執拗さで。
部屋に満ちるのは、濡れた音と、たっぴょんのくぐもった嗚咽。
🐉「たっぴょんのこの声、俺の中で響いてる。
もっとちょうだい、もっと俺に……依ってよ」
たっぴょんの耳元に囁かれるその声が、呪いのように体の奥に残る。
🐉「俺から、逃げられないでしょ?」
その言葉に、たっぴょんは抗うことをやめた。
ジヨンに包まれるこの痛みも熱も、もう離れられない――。
第一章③〜誰より深く、お前だけ
🔝「ジヨン……もう、俺……」
たっぴょんの指先が震えていた。
ベッドの端に座るその体は、汗で濡れ、心拍は早鐘のよう。
ジヨンが膝をつき、その手を両手で包む。
🐉「まだ終わってないよ、たっぴょん。俺に……全部、ちょうだい」
ゆっくりと、ジヨンはたっぴょんの指先にキスを落とす。
その傷口に残るかすかな血――。舐め取るように味わい、目を細めた。
🐉「……やっぱ、甘すぎ。罪な味だよね」
舌が這う。傷が開く。たっぴょんの表情が苦悶に歪む。
🔝「ん……っ、ジヨ、や……っ」
🐉「たっぴょんの血も声も、俺のものだよ。もっと見せて?もっと感じてよ」
ベッドに押し倒され、拘束のように絡む手足。
体を繋ぐたび、たっぴょんの目から涙が零れた。
けれどその瞳は、快楽に滲んだ愛で――。
🐉「愛してるよ、たっぴょん。壊れても、俺が全部拾うから」
第一章④〜SNSの狂宴
その夜、誰かがホテルの部屋から漏れる声を録音していた。
隣室にいた一般客。音声だけの30秒間。
🔝「……ジヨ、っ、あ……やぁ、ぁっ、声……っあぁ……っ!」
喘ぎ、名前、湿った音――そしてそれを呼ぶ声。
《#GD #TOP #匂わせどころじゃない》《これは……ガチ?》《やばすぎ》
TikTok、Twitter、Instagram。
瞬く間に音声が拡散され、分析され、切り取られていく。
「この“ジヨ”ってあのG-DRAGON?」「ホテル特定されてる」「声、たっぴょんぽい……」
本人たちは沈黙。
けれどその夜、ジヨンのインスタには一枚の写真が上がった。
――たっぴょんの手首を握るジヨンの指。
《”You can’t fake possession.“》
炎上。拡散。騒然。
だが、彼らの姿はどこにもなかった。
第一章⑤〜深淵の愛、絶頂の曲
それから一ヶ月。沈黙を破るように、T.O.Pのソロ新譜がリリースされた。
「Devour Me」――
MVは黒い水の中で縛られた男。
爪痕、血、首に口づけを落とす影。
《“君に食われたい/溶けてもいい/声にならない絶頂で/永遠に見ていて”》
夜だけが味方。
痛みと快楽が交わる美学。
その歌は世界中で再生され、YouTubeでは1億再生を突破する。
「これは……恋愛の歌じゃない」「中毒」「支配されることを願ってる、こんな表現初めて見た」
ジヨンはライブで、何も語らなかった。
ただ、ステージにたっぴょんを呼び、背後からその首にキスを落とした。
ステージが炎に包まれる。
音楽と身体と、ふたりの影が重なる。
――そして、世界はそれを喝采で迎えた。
第一章〜 完
第ニ章〜共依存の鍵🔑
🐉「……ヒョン、今日からライブの時以外外出禁止ね」
🔝「は……?ジヨ、何――」
ガチャン、と電子ロックが作動する音。
たっぴょんのペントハウスは、ジヨンの指紋認証で塞がれた。
🐉「俺以外、誰も入れない。誰にも会わない。必要なもんは全部、俺が運ぶよ」
🔝「ふざけ――っ」
🐉「あんたが“甘すぎる”から悪い」
ジヨンはそう呟いて、たっぴょんの指先を取る。
小さなナイフでほんの少し切って、その血を舐めとる。
🐉「ん……っ、……ほんとに、やばい味」
うっとりとした表情。
吸血鬼としての“飢え”と、人間としての“愛欲”が重なり、目が赤く染まる。
🔝「たっぴょんが誰かに取られるくらいなら、死ぬまで俺のペットでいればいい」
🐉「ジヨ……ン……っ」
たっぴょんの目から涙が零れた。
だがそれは、恐怖ではなく――
静かな、諦めの甘さだった。
第ニ章②〜堕ちてゆく音
数日後、たっぴょんは楽曲を作りはじめた。
🔝「声が、震える……けど、ジヨンの顔、思い浮かべたら、曲になる」
その曲は、囁きと呻きの中に埋もれたようなウィスパーボイス。
ピアノの旋律に乗せて、壊れた心を音に変えていく。
ジヨンがその曲を聞きながら、後ろから抱きしめる。
🐉「たっぴょんの音、まるで……喘ぎ声みたい。ほら、ここ……“Ah, can’t breathe”……これ、俺の上にいた時の声?」
🔝「ち、違……っ」
🐉「嘘つけ。じゃあ証明してよ――もう一回、その声、出させて?」
第ニ章③〜炎上は美学
その曲は、**“Bite Me Again”**というタイトルで投稿された。
SNSでは爆発的に拡散され、タグが燃える。
《#TOPNewSong》《#GDragon匂わせすぎ》《#血の契約説》《#喘ぎ声で曲作る天才》
MVは真っ赤な部屋。
シャツを引き裂かれるT.O.P。
口から流れる血と、喉元を噛むジヨンの影。
🔥🔥🔥🔥🔥
🐉「もっと声出して。世界中に聞かせて、ヒョンのイキ声」
🔝「っ……や、あ……ジヨ、見られ……て……っ!」
🐉「気持ちよすぎて、止まらない顔。ほら、可愛いって言ってみ?」
🔝「ジヨン……すき、ぅ……っ、こわいんだ……好きすぎて、っ……」
第ニ章④〜監禁という名の楽園
時間の感覚は消えた。
ペントハウスはスタジオであり、檻であり、ベッドであり、地獄。
朝も昼も夜もない。
ただ、音楽と体温と――喉元に食い込む牙の快楽だけ。
🔝「ジヨ……ん、また、吸うの……っ?俺、、貧血、、なっちゃう、、」
🐉「たっぴょんが“吸って”って顔してんのが悪い」
血は愛情表現。
噛まれるたび、体が震える。
擦れた声で歌うたっぴょんに、ジヨンは何度も耳元で囁いた。
🐉「その声、全部録ってある。これが……俺だけのラブソング」
第ニ章⑤〜崇拝と狂気
ある日、TOPはSNSでこう呟いた。
《血を吸われる感覚って、“存在を許されてる”みたい》
即座にトレンド入り。
「これは詩?」「比喩?」「いや、マジ吸われてんじゃ……」
業界内でもざわつきが起きた。
だが誰も、直接聞こうとはしない。
それほどに、ジヨンとたっぴょんの“距離”は、触れてはならない神聖な領域になっていた。
ライブの最後、スポットライトの中。
ジヨンはマイクを捨て、T.O.Pの首元に口づけを落とした。
観客は絶叫した。
歓喜と恐怖と、全ての感情が混ざり合って。
第ニ章⑥〜解けない契約
ジヨンは囁く。
🐉「もう、人間やめよっか。たっぴょんも吸血鬼になればいい。そしたらずっと一緒にいられる」
🔝「俺……そんなの、もう、ほとんどなってる……だろ……?」
たっぴょんの目は潤んでいた。
唇は震え、けれど自ら首元を差し出す。
🔝「吸って……もっと、俺の全部、ジヨンにして……」
牙が食い込む。
背筋が反り返る。
声が、音楽になる。愛の形を焼きつけるように――。
🔥🔥🔥🔥🔥
第ニ章〜 完
第三章〜舞台裏で狂う夜
これは、芸能界という煌びやかな舞台の裏で、
愛という名の呪いを刻み合う、
吸血鬼とその“いけにえ”の記録である。
🐼「……マイク、乱れてるっすよ?」
スンリが何気なく言った。
T.O.Pの首筋に伸びた彼の手は、汗を拭くフリをして――赤い痕を見つけた。
🐼「……ヒョン、それ、キスマ――いや、なんでもないっす」
🔝「っ!」
たっぴょんは、ハッと首を隠した。
だがその一瞬の挙動で、スンリの目が鋭くなる。
🐼「最近、痩せすぎっすよね。誰かに食われてるみたいな……」
🐉「スンリ、控室戻れ。そろそろサウンドチェックだろ」
ジヨンがすかさず割り込んできた。
その声は、いつもより1オクターブ低い。
🐉「……たっぴょんを変な目で見るなよ。マジで殺すぞ」
🐼「……ああ、すいません、」
スンリは軽く笑って去ったが、背中の向こうで小さく呟いた。
「マジで、殺す目だったな」
その直後、楽屋裏の誰も来ないロッカー室。
ジヨンはたっぴょんの手を引っ張り、壁に押しつけた。
🐉「何あの首元。隠し忘れ?それともワザと?」
🔝「わ、忘れてた……わざとじゃない……っ」
🔝「は?」
乾いた音。
ジヨンの平手がたっぴょんの頬を打つ。
🐉「あんたが他人に見せたら、全部俺のものが“汚れる”んだよ」
🔝「ご、ごめんなさ……っ」
🐉「……処理してやる。声、抑えろよ」
そのまま服を裂き、たっぴょんの脚を広げた。
ロッカーの金属音と、濡れる音と、たっぴょんの口を押さえる手。
🔝「うっ、ぅん、ぅ、っっ……んんんっ!」
🐉「……ビデオ回してる。これ、たっぴょんが“罰受けてる証拠”。あとで見せるから」
🔝「ぅ……ぁあ、ジヨン、んっ、ゆる、して、ぇ……っっ」
🐉「許すわけないじゃん。ヒョンが“甘い血”流す限り、俺、やめられないから」
ステージの光。
T.O.Pはマントを翻して登場。
吐息混じりの声でラップを落とす。
だが――その耳には、リモコンバイブの振動が響いていた。
🔝(はぁっ、あ……だ、め、……動かさな、いで……っ)
ジヨンは舞台袖からスイッチを操作する。
MC中、テソンがたっぴょんに絡む。
👼「ヒョン、今日やたら顔赤くないっすか?熱とか?」
🔝「だ、大丈夫……ちょっと、照明が……」
震える膝。
腰が抜けそうになりながら、言葉を紡ぐT.O.P。
(見られてる……誰か、気づいてる……でも、気持ち、よくて、止まんない……)
その姿をモニター越しに見ながら、ジヨンは笑う。
🐉「ほら……誰にも言えないよな。これが“お前の快楽”だってこと」
ライブ後、控室。
ヨンベが飲み物を差し出した。
☀️「なあ、たっぴょん。最近、何かあった?」
🔝「え……?」
☀️「歌い方、変わった。あと、目が……なんか“潤んでる”」
🔝「…………」
ジヨンが後ろから現れる。
☀️「たっぴょんは、最近“自分を見つけた”んだよな?」
🔝「……うん、ジヨンのおかげ、で」
たっぴょんは静かに笑った。
その首元には、ほんの小さな歯形が一つ。
ヨンベはそれを見て、言葉を飲み込んだ。
☀️「……そっか。なら、何も聞かない」
(でも、もし“痛い”って思ったら……俺に言えよ)
その言葉は、声にならず消えていった。
夜。
ジヨンはスマホを見せる。
🐉「これ、今日の映像。MC中にイク寸前のヒョン」
🔝「や、やだ……それ、誰かに見られたら……」
🐉「見せるわけない。これは、“俺だけの所有物”」
動画には、喉を震わせて喘ぐT.O.P。
リモコンのスイッチに合わせて痙攣するその姿が、鮮明に記録されていた。
🐉「たっぴょんのすべて、音も声も、血も。俺が持ってる。それって、安心するでしょ?」
🔝「……うん、怖いけど……嬉しい……」
🐉「そのまま、俺に全部喰われて」
牙が再び、首元に落ちた。
その瞬間、たっぴょんの唇から漏れる声は――まるで、音楽のようだった。
第三章〜 完
第四章〜発情する体
それは呪いか、悦びか。
愛という名の狂気が、ついにたっぴょんの身体に“変化”を与える。
🔝「……なんか、熱い」
撮影終わり、帰宅中の車内。
たっぴょんは額に手を当てながら、ジヨンの肩に寄りかかっていた。
🐉「熱?」
🔝「いや……熱じゃない。けど、身体の奥が……なんか、火照ってるっていうか……」
🐉「……ふーん」
ジヨンは視線を逸らし、口元をにやけさせた。
懐から小瓶を取り出し、蓋を開けた。
🐉「たっぴょんの血、保存してたやつ。これ、ちょっとだけ嗅いでみ?」
🔝「えっ、な……っ……?」
瓶の口から立ちのぼる匂いだけで、たっぴょんの呼吸が乱れた。
🔝「く、ぁ……っ……ジヨ、ン……ダメ、なんか、変だ……っ!」
🐉「やっぱりな」
ジヨンはたっぴょんの手首を握り、自分の指を口に含ませるように仕向けた。
🐉「“吸われた側”は、だんだん“発情体質”になるんだよ。俺の毒、甘くて強烈だからさ」
🔝「はぁ、はぁ……うそ、だろ、俺……オメガかよ……っ」
「違うよ、吸血鬼用の“媚毒反応体質”。俺に“食われるための体”になったってこと」
その夜、いつもの“地下ホテル”の一室。
ジヨンは、手錠と首輪を手に持ちながら、たっぴょんをベッドに押し倒した。
🐉「もう、自分で理性保てないでしょ?」
🔝「っ、ちが……俺、そんなつもりじゃ……!」
🐉「なのに、ここ、こんなに濡らして。ほら、“咬まれる前”から、もうこんなに……」
🔝「や、だ、ジヨン、だめ、見ないで……っ!」
🐉「いいよ、俺が代わりに感じてやる」
ジヨンはたっぴょんの脚を無理やり開き、手で奥を押し開け、指で撫でる。
🔝「ひっ……ぅあっっっ、ああああッ!!!」
🐉「声、我慢できないの?かわいーじゃん」
そして、血を一筋、噛みちぎる。
🔝「――ん、くっ……んぅ、う、あっ、ぁあああああっっっ!!」
痙攣する身体。
噛まれるたび、たっぴょんは暴れながら絶頂するようになっていた。
🐉「俺の血中毒、だね。自分じゃもう戻れない体にされたんだよ」
🔝「し……にたい……」
🐉「ううん、“生かされたい”んでしょ? 俺に」
別の日。
楽屋に入ったスンリが、鏡前で下を向いて震えているたっぴょんを見つけた。
🐼「ヒョン……?」
🔝「……スンリ……っ……ごめん、ちょっと……調子が、」
その手が震えていた。
肩も、太腿も、揺れていた。
🐼「……ヒョン、立ってください。帰り、送りますよ」
スンリは優しく背中を支えた――その瞬間。
🐼(……熱い)
スンリの手の中で、たっぴょんの体温が尋常じゃないほど上がっていた。
🐼(……まるで、発情してるみたいな)
🐼「……誰かに、何かされてません?」
🔝「な……なにも、ない……」
🐼「嘘ですね」
🐉「やめろ、スンリ」
背後から聞こえたジヨンの声は、氷のように冷たかった。
🐉「たっぴょんは“俺のもの”だって言ったよな?」
スンリはその視線に一瞬怯むも、笑みを返した。
🐼「“もの”って言っちゃうあたり、もう答え出てるじゃないですか」
深夜、音楽スタジオ。
ジヨンはマイクスタンドにたっぴょんを縛り付け、録音ボタンを押した。
🐉「……声、録らせて。今日の分」
🔝「……やだ、やめろ、録るな……!」
🐉「そんなに嫌なら、俺の口、噛んでいいよ?ほら、血、吸っても」
🔝「……ん、んぐっ……っ、く、ジヨ、ぉん……」
🐉「もっと、声出して。“愛してる”って言いながら、イケ」
🔝「……だめっ、俺っ、イく、イくッッ……ああああッッ!!」
再生ボタンを押すと、スピーカーから淫らな喘ぎ声が響いた。
🐉「これでまた“声のコレクション”が増えたね。俺のプレイリスト、ヒョンの喘ぎ声だけで1時間半あるんだよ」
🔝「やめろ……やめてくれ……お願い……」
🐉「やめるわけないでしょ?俺のために、喘ぐための体にしてるのに」
鏡の前、T.O.Pは自分の顔を見る。
🔝(……俺、もう普通じゃない)
首には赤い噛み痕。
太腿にも、腰にも、体液の痕。
🔝(スンリが、気づいてる。ヨンベも、多分、もう……)
だがもう、止まれなかった。
ジヨンが吸うだけで、身体が跳ねて、涙が溢れる。
🔝(俺は、ジヨンの“餌”だ。…いや、もはや、“玩具”)
けれど、心の奥のどこかが、それを喜んでいた。
🔝(壊されるのが、怖いのに、気持ちいい)
第四章〜 完
◆第五章:スンリの侵入
🐼「――俺が、助けますから」
そう言ったその舌が、たっぴょんの喉仏を這った。
嘘と愛と独占が、交錯する夜。
楽屋の鏡前。
スンリはたっぴょんにタオルを渡しながら、ポツリと呟いた。
🐼「……ヒョン、ジヨンヒョンと、何してるんですか」
🔝「……は?」
「“吸われてる”んでしょ、血。首、見えてます」
たっぴょんはタオルで急いで隠すが、もう遅かった。
🐼「俺、助けますよ。あんな奴に壊されるくらいなら……俺にください。全部」
🔝「っ、スンリ、ふざけ……」
🐼「本気です。ずっと、見てた。俺以外に触れられて、壊されて、泣かされて。……たまんないくらい、ムカついた」
スンリの手が、そっとたっぴょんの指に触れる。
🐼「――あの人より、俺の方が優しくできますよ。たぶん、何十倍も」
地下の控え室。
ジヨンが出かけた隙を見て、スンリはたっぴょんを“確保”した。
🔝「……な、スンリ、やめ、どこ、触って……」
🐼「やめろって言われたら、余計に触りたくなるでしょ」
スンリはたっぴょんをソファに座らせ、自分の膝の上に抱える形で乗せた。
🐼「ねぇ……こっちの血は、どうです? ジヨンヒョンの血と、俺の血。どっちが……ん、舐めてみて?」
指を切り、その血をたっぴょんの唇に塗る。
🔝「ん……ぅ、あ……っ……な、にこれ、甘く、ない、けど……変な味……」
🐼「……俺の血は“依存性”ないけど、代わりに“中和”するんですってさ。吸血鬼の“毒”」
🔝「え……?」
🐼「ヒョン、もう“治せない”んでしょ?だったら、俺が“中毒”抑えてやるよ」
スンリはそのままたっぴょんの耳元を舐め、低く囁いた。
🐼「……だから、そのまま、ここで……イって?」
🔝「ダメっ、そこ、舐めないで、変な声出ちゃっ……んあっ、ああああっ!」
🐼「声出していいですよ。録音とかしないし、俺は……ただ、“ヒョンが気持ちいい顔”してくれるだけで、十分だから」
ジヨンとは違う、優しい手つき。
けれど、その優しさが逆に恐ろしくて、たっぴょんは涙を流した。
🔝「……なんで、そんな、やさしく、する……?」
🐼「壊されてるヒョンが、ムカつくくらい綺麗だから。……元に戻してやりたい。ジヨンヒョンのモノに、ならないで」
たっぴょんの身体はジヨンの“毒”に侵されていたが、スンリの手は確かに心地よく、安心した。
(でも――)
ジヨンの手が、脳裏に浮かぶ。
舌、牙、血、鎖。
(……あれが、恋だったらどうする?)
部屋のドアが開いた瞬間、空気が凍った。
🐉「……何してんの、スンリ」
ジヨンが立っていた。
その手には、赤黒い小瓶が握られていた。
🐼「お帰りなさい。ヒョン、返しますよ」
🐉「……“触った”んだ?」
🐼「ええ。舐めて、抱いて、慰めました。なにか?」
ジヨンは笑った。
🐉「いいよ。次は“3人”でやろうか」
🐼「……っ」
スンリの目がわずかに揺れた。
🐉「おまえの“やさしさ”、あの人にとっては“毒”だってこと、まだわかんないんだ」
三人だけの控室。
ジヨンはたっぴょんを抱き寄せ、首筋を舐める。
🐉「ねぇ、昨日、どこまでやったの? ちゃんと言って。……その口で、スンリの名前、呼んだ?」
🔝「……ジヨ、ん……やめ……」
スンリは遠巻きに見ていた。
🐼「俺が抱いた時、震えてた。……ジヨンヒョンと違って、“嬉し涙”流してた」
🐉「……だったら次は、泣き声混ざりの“声”聴かせてよ。三人で、やろうよ?」
🔝「やめろ!」
たっぴょんが叫んだ。
🔝「お願いだから、もう……俺を引き裂かないでくれ」
「でもヒョン、身体は反応してる。……俺とジヨンヒョン、どっちの手がいい?どっちに噛まれたい?」
🔝「っ……もう、やだ……しにたい……」
スンリが静かにたっぴょんの手を握った。
🐼「だったら、俺が壊しますよ。……ジヨンヒョンよりも深く、濃く」
第五章〜 完
◆第六章:〈処刑部屋での契約〉
🐉「じゃあ、たっぴょんの身体――“二人のモノ”になるってことだね?」
牙が交差し、快楽が溺れさせる。たっぴょん、崩壊の夜。
地下最深部。
赤黒い絨毯と鉄鎖の天井。
そこに、たっぴょんは“両側”から抱かれていた。
右にはジヨン。左にはスンリ。
🔝「やだ……やだやだやだ……やめて、お願い……っ」
🐼「お願い、って言いながら、ヒョン、腰動いてるよ」
スンリの舌が耳を這い、ジヨンの指が太腿を開く。
🐉「ここ、スンリに舐められたとこだよね? 跡、残ってんじゃん。興奮する」
🐼「……“ヒョンの反応”、共有してもいいですよね、ジヨンヒョン?」
🐉「もちろん。“俺だけ”の反応じゃ、足りないみたいだからね」
ふたりの吸血鬼は、たっぴょんを“真ん中”で嬲り合う。
同時に首を舐め、胸元を噛み、喉奥に熱を注ぐ。
🔝「ん、ぅぁっ……あ、あ、あ、ジヨ……スン、リ……だめ、やめ……あ……っ」
二本の指が同時に挿し込まれ、同時に舌で突かれる。
🔝「んんっ……んあ、あああああっ!!」
🐼「ヒョン、声もっと出して。俺たちの名前で、イって」
🐉「スンリのが先に反応してたね。俺、嫉妬しちゃうなぁ」
たっぴょんの喉が引き絞られ、脳が焼けるほどの快感が走る。
🔝(しぬ、こんな、きもちよくて……しにたくなる……)
でも、二人の舌は止まらず、身体はどんどんと熱を求めていく。
🐉🐼「……壊してあげる。全部、俺らのモノに」
ジヨンがたっぴょんの唇を噛み、スンリが首筋を貪る。
🐼「俺とジヨンヒョン、どっちに“血”吸われたい?」
🔝「……ぁ……どっちも……あげる……」
🐉「今、言ったね?」
🐼「言った。ちゃんと聞いた」
ジヨンとスンリは一瞬だけ目を合わせ、たっぴょんの“鎖”を締め直す。
🐼「じゃあ、ヒョンは“俺たちの”ものだ」
🐉「この部屋にいる限り、朝まで、何回でもイかされる」
🔝「ぁ、あ、いや、うそ、や、だ……っ」
🐼「じゃ、一本目、いきます」
――ガチャン。
腰が重なる音、牙が食い込む音、快楽の悲鳴。
🔝「ひっ、やぁあああああああああっ!!!」
🐼「ヒョン、さっき“ジヨンヒョン”って呼んでたけど、今は“スンリ”しか言ってないですよ?」
🔝「いや……違、ジヨ、ぉ……やぁあ、あ、くるっ、もう、イく……!」
🐼「かわいすぎる……泣きながら俺の名、呼ぶとか……もう、やば……」
🐉「だったら“俺の名”でイかせる」
🔝「っああああっああああっっ!! ジヨンっ、ジヨっっ、スンリィっ……もう、だめ、こわれ、る……っ」
たっぴょんの叫びが反響する地下室。
二人の吸血鬼は、完全に“共有”を決意した。
🔝(……これが“愛”じゃないなら、もうどうでもいい)
時間の感覚がなくなるほど、交互に、時に同時に。
何度イかされ、何度血を吸われ、何度名を叫んだかも分からない。
🔝「もう……なにも……考えられ、ない……」
たっぴょんの瞳が、虚ろに揺れる。
ジヨンはその頬を撫でながら微笑んだ。
🐉「大丈夫。たっぴょんはもう、俺たちの“棲み家”にいるから」
🐼「出られなくても、いいでしょ?」
スンリは背後から抱きしめ、額に口づけた。
🐉「……俺らがずっと、気持ちよくしてあげるから。ヒョンの“血”も“身体”も、“心”も」
🐉「あんたを殺させるくらいなら――一緒に堕ちてやるよ」
第六章〜 完
☀️「……ヒョン。どうして、そんな顔してるの?」
☀️「あいつらに何された?」
“優しいはずのヨンベ”の目が、血よりも赤く染まっていた。
静かすぎる空気。
目覚めた瞬間、全身が熱を持って疼く。
🔝(……ここ、どこ……?)
赤い天蓋。鉄の扉。窓のない部屋。
甘く鼻をくすぐるのは、自分の血と、ジヨンとスンリの体液。
たっぴょんは、ベッドの上で“拘束具”を身につけたまま、目を伏せた。
🔝「……夢じゃ、なかったんだ……」
脳裏に焼きつくのは、ジヨンの牙と、スンリの指、舌、熱。
自分の身体に残る痕跡が、その夜を何より雄弁に物語る。
🔝(イかされ続けて……名前呼ばされて……血を吸われて……)
🔝「や……だ……俺、どうなってんだ……」
ガチャ。
鉄の扉が静かに開く音。
🔝(ジヨンか、スンリ……?)
足音はひとつ。
でも、空気が違う。
あの二人が持っていた“ねっとりとした粘着質の狂気”とは違う。
そして姿を現したのは――
🔝「……ヨンベ……?」
☀️「ヒョン」
光のように見えたその男の瞳が、たっぴょんを見た瞬間、凍てついた。
☀️「……その身体、誰に、された?」
優しい声だった。
だけどその奥に、“怒り”と“発情”と“独占欲”が滲んでいた。
☀️「なあ、ヒョン……言ってよ」
ヨンベはベッドの縁に膝をつき、たっぴょんの拘束具に触れる。
その手はやさしく、震えていた。
🔝「ジヨン……と、スンリ、に……」
「やっぱり」
ヨンベは微笑んだ。
けれど、そこに“光”はなかった。
☀️「俺に……言ってくれればよかったのに」
🔝「え……?」
☀️「……俺も、ずっと、ヒョンの血がほしかったのに」
たっぴょんの指に、ヨンベがそっと口を寄せる。
☀️「他の奴に吸わせて、汚して、俺を見ないなんて、ズルいよ」
🔝「っ、や、やめ――」
☀️「やめてって、俺にだけ言うんだ」
そして、噛んだ。
小さな牙が、たっぴょんの指を貫いた。
🔝「っぁ、あっ――!」
☀️「……甘い」
一瞬で、ヨンベの目が紅く染まった。
☀️「ジヨンと、スンリが……狂うわけ、だね……」
ベッドに押し倒されるたっぴょん。
☀️「あんな奴らより、俺のほうが……ヒョンのこと、愛してるのに」
🔝「ちが……あああっ、やめっ、そこ……」
ヨンベの舌は首筋に這い、傷跡をなぞり、牙を重ねた。
☀️「この“傷”も、俺のものに塗り替える」
🔝「……ッく、ああ、やめ、て、もう――」
☀️「ヒョンが“俺の名前”を呼んだら、許してあげる」
ヨンベは丁寧に、深く、優しく。
だけど“やさしすぎて壊れる”ような愛撫を繰り返す。
🔝「……ヨン……ベ……」
☀️「はい、よくできました」
たっぴょんが喉を震わせて呼んだ瞬間、彼の目は完全に“吸血鬼の目”に変わった。
廊下の向こう。
気配がふたつ、近づいていた。
🐉「ヨンベ?」
🐼「“ヒョン”に何してんの?」
ジヨンとスンリが部屋の中に入ってきた。
だが、ヨンベは構わずに、たっぴょんの喉に口づけていた。
☀️「おそいよ。もう、“最初の血”は貰った」
🐉「……っ、てめえ」
☀️「“俺だけ”が遅れてたのが、気に食わなかっただけ」
ジヨンとスンリ、そしてヨンベ。
三人の吸血鬼の“独占欲”が、たっぴょん一人を巡ってぶつかり合う。
そして――
🔝(俺はもう、誰にも抗えない……)
意識が遠のくたっぴょんの耳元で、三人は囁いた。
🐉☀️🐼「ヒョンを壊すのは、俺たち“全員”だよ」
第七章〜完
🐉「もう、お前たっぴょんは“誰かのモノ”じゃない」
🐼「……“俺たちのもの”だよ、ヒョン」
三人の吸血鬼に愛され、壊され、繋がれるたっぴょん。
甘くて狂った快楽の牢獄で、彼は“どの名”を叫ぶのか。
暗い部屋。鉄の扉は閉ざされたまま。
たっぴょんの身体は、まだ昨夜の熱を引きずっていた。
両手首には、赤くなった拘束の痕。
太ももには、牙の跡と指の跡。
そして、喉元には――三人の“印”。
🐼「起きた?」
最初に声をかけたのはスンリだった。
無邪気な笑顔。でも、瞳の奥が濁ってる。
🐼「ヒョンさ、さすがに疲れてるよなー。でもさ、ほら」
スンリは金属製の首輪を掲げる。
🐼「これ、俺たちで選んだんだ。ジヨンヒョンと、ヨンベヒョンと俺で」
ジヨンが部屋の隅に寄りかかり、冷たく微笑む。
🐉「“俺たちの所有物”って証。付けてもらおうか?」
🐼「……は……?」
ヨンベが寄ってきて、そっとたっぴょんの髪を撫でた。
☀️「拒否する選択肢は、ないよ。ヒョン」
カチャン。
首輪が嵌る音が、部屋中に響いた。
🐉「今日はね――三人で“同時に”可愛がってあげる」
ジヨンがそっと耳元で囁く。
🐼「ちゃんと声、出してね。誰に一番“気持ちよくされた”か、わかるように」
スンリが足元から舐めあげてくる。
☀️「ヒョンのここ、昨日の痕……可愛い。全部残ってる」
ヨンベが背後から抱きしめ、喉元を吸う。
🐉🐼☀️「泣いても、許さない。やめない。ずっと、ずっと一緒にいる」
🔝(もう……俺は……)
誰にも逃げられない。
もう、どこにも帰れない。
🔝「お願い……やさしく、して……」
☀️「ヒョン、それが一番ヤバいんだって。そう言われると……」
ジヨンが爪で乳首をなぞり、舌を差し込む。
🐉「たっぴょんのその“甘えた声”、マジでたまんねぇ」
※ここから先、成人描写あり/声ありハード描写です※
🔝「あ……ッあ、や、やあ、ジヨ……っ、ん、ああっ!!」
🐼「ヒョン、こっちも……ほら、俺の指、入ってきたよ? すごい締めつけ」
☀️「唇で言えないなら、身体で覚えさせてあげるよ……“愛されてる”って、こと」
同時に、口と、下と、背後から。
貫かれ、吸われ、舐められて、掴まれて――
🔝「ジヨン……ッん、スン……リ、あ……よ、よん……べぇっ……!」
🐉「誰のが、一番、気持ちいいの?」
☀️「言って、ヒョン。どの名前、叫びたい?」
たっぴょんはもう、泣きながら、喘ぎながら、三人の名を交互に呼ぶしかなかった。
🔝「ジヨン、ああっ、すご……スンリ、やめ……ヨンベ、やさしくして、お願い……!!」
三人のキスが重なり、汗と唾液と血の匂いが混ざる。
誰がどこを責めているのか分からない。
だけど、全部、気持ちいい。
気持ちよすぎて、怖い。
🐉「壊してあげる、たっぴょん、何度でも」
🐼「死ぬまで、俺たちのままでいて」
☀️「血も身体も、心も、全部、共有しようね」
たっぴょんの耳に、三人が囁く。
🐉「おまえは、もう、“一人”じゃない」
🐉🐼☀️「俺たちの愛で、永久に“監禁”されるんだ」
〜end〜
どうでしたか?クソ長くなりすいません!
コメント
3件
最高です。 ありがとうございます。 読みやすく丁寧でエロい。 感謝でしかないです。
お疲れ様でした!!! めっちゃ良かったです!
この小説を書いてくれて本当にありがとうございます 本当に大好きです