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あの舞踏会から約1週間がたった…
今日はウィルが紹介してくれる侍女に会う日
とても緊張するわ…
ウィル「じゃあ…オルカ…行こうか」
「えぇ…」
どんな子なのかしら…?
ガチャッという音と同時に扉が空く
ウィル「またせたね」
女の人「いえ、別に」
ウィル「オルカ…紹介するよ…!」
「えぇ」
ウィル「リン・クリストだよ」
そういうとリンさんがペコリッとお辞儀をする
ウィル「彼女は少し感情というものが抜けているけど…とても優秀だからね…仲良くしてね」
リン「皇女様、ご紹介に預かりました、リン・クリストと申します。以後、お見知り置きを」
「あ!スウィル王国皇女…オルカ・オーシャンです!お願い致します!」
リン「私に敬語は結構です」
「あ…はい!じゃなくて…えぇ」
ウィル…少しじゃなくてかなり抜けていないかしら?
ウィル「リンは武術も心得ているから…護衛兼侍女っていう形になるからよろしく〜」
「わかったわ」
ウィル「じゃあ後はお二人で」
ウィルが出ていってしまったわ…
なんの話しをしましょう
リン「皇女様は元人魚とお聞きしたのですが…本当なのでしょうか」
!話しかけてくれたわ!
「えぇそうよ…元人魚」
リン「それは…とても興味深いです…では能力が使えるということでしょうか」
「えぇ…使えるわよ」
リン「✨みてもよろしいでしょうか!」
きらきらして目線ね…
「えぇ…いいわよ」
久しぶりに使うわ…
なにか水はあるかしら
!コップがあったわね…中に水が入っているから…いけるわね
「ウォータージェイル」
そういうと目の前のコップの中の水が出てきて…色々な形に変わり始めた
そして人形のように踊り出す…
これは私が全部指示をして操っている
「ッと…こんな感じね…」
結構疲れるわね…
リン「すごいです!こんな高度な能力初めて見ました…!」
「ふふ…そう?」
リン「はい!ヴヴン!改めまして皇女様私…皇女様専属侍女として…お願い致しますね!」
「!ええ…お願いね」
とてもいい子そうで安心したわ…!
それから数日結構リンと打ち解けた気がするわ
嬉しいものね
ウィル「何を笑っているの?」
あら…顔に出ていたかしら
って…!
「ウィル?!…い…いつの間に…」
ウィル「いい反応だね…明日俺の親…つまり国王陛下と国王妃殿下に会いにいくよ」
「…はぇ?」
つまり…謁見ってこと…?