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こんにちは、主のKです。
今回は初のノベルで誤字脱字、多いと思いますが暖かい目で見てくれたら幸いです。
さて今回のお話を軽く説明します。
とある出来事で幼くなってしまった夢主が降谷さんに拾われる
というお話となっています!
そしてこのお話を通して、皆様にお願いがあります。
勿論、他の作者様のお話をパクる訳ではございませんが「あの作品に似ているな」や「これはパクってる…?」と感じたらコメントで教えてほしいです。なるべくパクリなどは避けたいのもあり、お相手の作者様も気分が良くならないと思いますので。お手数ですが、
「◯◯さんの◯◯というお話に似てると思います」
と作者様のお話と、そのお話の題名。何話ぐらいか。と的確に教えてくださるとなお訂正しやすいのでよろしくお願いします。
こんな文ばっかりだと飽きてしまいますよね!注意書きをしてから本文に移りたいと思います、それではどうぞ!!
︎✦︎注意書き
︎︎✦︎原作ガン無視スタイルなので、原作終了後の世界線になります。
︎✦︎黒の組織解体してあります。
︎✦︎最終的は降谷さん予定です。たどり着いたらいいな…
︎✦︎妄想の詰め合わせ
︎✦︎受け入れてくれる優しいお方はスクロールをお願いします。
✄——————-‐✄
「がちつかれた……ねたい。」
耳を傾けてみると、葉の揺れる音しか聞こえない。それ程周りに物音がしない夜の24時、世界はもうすぐ日付を超えそうだ。仕事で疲れ果てていた私、橘 雛は今にも眠れそうなほどの睡魔に襲われながら歩いている。
数分ほど歩き、家はもうすぐだ。最近知った道外れの暗い道、路地みたいな場所。こっちを行ったほうが早く家に着く、選択肢など疲れ果てた自分には無く、迷わずこっちの道を選んだ。
数歩歩くと誰かが声を荒らげた声がした、声の方向を見ると少し先の曲がった道に居るようだ。嫌な予感しかしない、いくら好奇心旺盛な私でも一刻も帰りたいため足を急がせる、運がいいことに私はその道は通らない、音を立てずに歩けばバレないだろう。
と考えていた数秒後、私は声を荒らげた男を隠れて見ていた。好奇心旺盛な私にはやはり抗えなかった。私は興味を持ったものは全て絶対見てしまうことに今更気づいた。一応録音と、携帯を隠れて忍ばせ。自分は観察している。
「よぉ、ブツはちゃんと持ってきただろう?早く見せろ、俺も暇じゃねぇんだ」
「分かってる。これが目的だろう?」
──────と言って男はカバンを開けた
中身はカプセルの薬のようなものだった。
取引現場だろうか?それにあの薬は見覚えがない、風邪薬か花粉の薬とかでは無さそうだ。きっとあっち系の薬だろう、ヤバいやつだなと思った私は退散をしようとのそっと起き上がった、
そして帰り道に戻ろうとして振り向いた瞬間電柱?に当たった。さっきまでこんなものはあっただろうか、顔を上げて
「よぉ、お嬢さん、盗み聞きか?駄目だろう。」
私は終わったと確信した。震える体が落ち着かない、なんとか逃げようとするがもう遅い、相手が手首を掴んでいる。
その力は物凄く、一瞬で私の手首は赤くなっていき骨が折れそうだ。そして向こうから口に何かを入れられた。少しだけ見えた、白色と青色の薬、どうやらさっきの取引現場のものでは無さそうだ。
あの時引き返せば良かったと自分の中で後悔だけが残った。
苦しくないといいなぁ…
こんな呆気なく終わるのか。私の人生…
そして鼻を掴まれる。息をしたかったらこれを飲め、何も言わずとも相手からこう感じた。もうどうにでもなれと飲み込んだ瞬間、激しい頭痛と体が炎に包まれたように苦しくなり。そして意識を失った、意識を失う前にうっすり聴こえた言葉。
「ちっ…これ最後の一つだって言うのに知らねぇやつにーーー」
これから先の言葉は聴こえなかった。
「君……!息がある…この声が聞こえるかい?!」
うっすらと聞こえたこの言葉、それに背中をトントンと叩かれている。さっきの男性とはまた違う男のようだ。息…?そんなのあるわけない、あの薬を飲まされてから痛さを耐えるので精一杯。その力すらもうなくなっている。
「息を止めるな…っ!吐くんだ!」
って背中叩くな…!余計痛さが増してくるんだよ!!それにあの痛さ、もう多分死んでるし!!っと文句を言おうとした途端
さっきまで暗かった視界が明るくなる、急な明るさに咄嗟に目を閉じる、だが少しづつ目を開ける。
さっきまで真っ暗だった空が薄暗い、夜明けの様だ。
私……、生きて…る?。
「…はぁはぁ。良かった…!頑張ったな!」
聞き覚えのある声、目の焦点がなかなか合わずその顔は見えない。その人が私を優しくゆっくりと抱き起こしてくれた。
そしてゆっくり目を開け直すと相手の顔を見ることができた
「あ……れ…。ふる…や、さん…?」
「?!」
優しいブロンドの髪と褐色の肌、薄くグレーのかかった青い瞳。
一度見たら忘れられない絶世の美男子、降谷零その人だった。
「どうして僕を知っている?」
「ど……してって、中学と高校、おんなじ、クラス、だったっ……から……」
「……まさか」
きみ、名前は?
心外だ、割とよく話すクラスメイトだと思っていたのに。卒業してからの十二年の間にすっかり忘れられてしまったらしい。
「たちばな…だ…よ。たちばな、ひな…」
さぁっ、と音が聞こえそうな勢いで顔色が悪くなっていく同級生。
「……スゥ…~。なんてことだ……」
はぁ〜っと深いため息をついた降谷さん。すみませんね!!なんか私が悪いみたいになって…!!でもそんな深いため息つくのは良くないんじゃないですかね…!!
「落ち着いて聞いてくれ、君はきみは今女児のサイズに縮んでいるんだ…」
「は…、?」
はぁあああぁ?!
冗談は寝言で言ってくれよ!!怖いじゃないか!!
「な、なにかの…じょーだん…じゃ?」
今気づいたが、寝起きのような掠れた喉が、ようやくまともに言葉を紡ぎ出す。
少し声が高くなった気がするが、飲まされた毒らしき薬のせいだろうか。
けどこういうのは普通、爛れたりするから低くなるのではないだろうか?
「これを見てみろ…」
降谷さんの携帯に移った私は子供のような姿だった。驚きを隠せずに目と口をぽかーんと開けている、まぬけな顔だ。
橘 雛、三十歳、身長百六十五cm、体重五十九kg(サバ読み)、この度、怪しげな取引現場を目撃したら────女児に、なっちゃったらしい。