晴明『はッ……はあッ……ッッ』
逃げなくちゃ、もっと…もっと遠くに……
あの人達に見つからないように
『どうしてこんな事になったんだろう…』
「好きです」
放課後、他クラスの生徒に呼び出され体育館裏で告白された
突然の事で唖然して固まってしまった……
まさか告白されるなんて……
直ぐに平静を保っているかのようにして、傷つけない様に断ろうとした………が、まるで僕が振るのを分かっているかの様に彼女は僕にこう言った
「困りますよね、突然こんな事……返事は要りません、だからせめてこれだけでも受け取ってください!!」
乱暴に何十枚か束になった紙を僕の胸に押し当てて、直ぐにその場から立ち去ってしまった
彼女が去ったのを確認し、軽く手紙を読むと、僕に対する愛のメッセージがびっしりと書かれていた…そして紙の隙間から盗撮写真であろうものが何枚かあった
晴明『ゾワッ』
気持ち悪い……その言葉が頭をよぎった
手紙を誰かに見られない様に鞄にしまった後、走って教師寮に帰った
「チッ…」
晴明は誰かが舌打ちをしているのに気づかなかった、そしてこれから起こるであろう悲劇にも……
あい、終わりです。
どうでしたか?ふと思いついたんよねこの話
ちゃんとBLです、モブレとか無いです。安心してください。
では2話もお楽しみに♪
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