狛枝→狛
日向→日
日→狛
微BL注意
狛 「は……?」
爽やかな風。涼しく感じるくらいの丁度いい気温。海の近くの砂浜に立っているからか波の音が心地いい。まぁ今は心地いいとは思えない状況なんだけど……。ボクが今ここに居るのは日向クンに呼び出されたからだ。呼び出されたなら行かないと、そう考えてボクはビーチで日向クンを待っていた。しばらくしたら日向クンは来た。人を呼び出しておいて呼び出される人より後に来るとか…うん…まぁこんなゴミクズのボクだからかな!予備学科なんかに待たされる筋合いはないけどね。日向クンが遅れて来たかと思えばなんとも言えない気まずいような沈黙が続いた。その時の日向クンは何か凄く緊張している様な様子だった。目をギュッと瞑って拳を固く握り絞めていた。拳を柔らかくしたかと思えば日向クンはボクに対してこう言った。「なぁ狛枝。好きだ。」ボクはその言葉を耳に入れたら「は…?」と、一言言った
日 「…」
日向クンは無言でボクの顔を真剣に見つめてくる。それを見てボクは何とも言えない…否、なんとも言えない気持ちにはならないかな。うーん。こんなゴミクズに告白するなんてどうかしちゃってるんじゃないか?
狛「……ねぇ日向クン、キミは今何を言っているのか分かってる?」
少しの沈黙が続けばボクは上記を述べた
日 「あぁ、分かってる。正直俺もお前を好きになるなんて考えたくもないし思ってもいなかったよ」
ぐっ…とでも言いたげな様子でそう日向クンは言った。
狛 「うん。そうだよね。じゃあなんでボクなんかに告白したのかな?」
日 「好きだからに決まってるだろ。左右田に自覚させられたんだよ。狛枝が好きっていことをな」
ふーん…左右田クン……。超高級のメカニックである彼がって言うなら間違えではなさそうだな……
狛 「あのさ、予備学科の癖に本当に何を言ってるの?ボクの才能はツマラナイしそこまで凄くないけど一応、超高級っていう肩書きはついているんだよね。でもキミは肩書きすらついていないよね?本当に何を言ってるの?」
なんてボクは早口で言う。言ってる途中で目尻と微熱くなったのは気のせいだ。多分。
日 「それは分かってる。で、狛枝、どんな顔してるのか自覚あるのか?」
狛 「え……?」
左 「おいおい!!一応公共の場なんですけど!?!?狛枝もなんか照れてるしさァ……何見せられてんのオレは」
オチ弱ごめん
コメント
3件
テラーで日狛が見られるとは... 凄く嬉しいし小説も大好きです
日狛…~~!!💗 めっちゃ好きです。