ちょっと前のmc視点からの続き(mcfw)
※過激はあんまない
knmc side_
「我々の事は気にせずごゆっくり」
社長が不破くんを風呂へと勧める。じゃあ失礼します、と渋々リビングを出ていく。まあ同じ物件だし間取り一緒だから場所は分かるよなと思いながら風呂が空くまで暇を潰せる事を探そうとする。
「で、次誰が入ります、?」
社長が先程の話題を再び繰り出してくる。
「そりゃあ僕でしょ!」
「いや僕が先に入ります。貴方たち大人なんだから僕を優先してくれても良くないですか?」
「大人だって譲れないものはあるんですよ、」
「あ、そういえばこの前~…」
え、なんか急に雑談し始めたこいつら、まあ会話の連鎖は仕方ないか。甲斐田くんの話だから、と特に話を聞くつもりも無く適当に相槌を打っていると廊下の方から微かに声が聞こえる。
「あの~、誰かきてくれん、?」
不破くんの声だ。奴らは話に夢中で気付いてないらしい。極力バレないように廊下に出た辺りで「今行きます」と口を開き、足早に風呂場へと向かう。扉を開けてこちらを覗く髪の毛がぺしゃぺしゃしていて露出している白い肌が少しチラ見する無防備な不破くんが居た。一応理性を保つ為に廊下から扉越しに話す。
「どうしました?」
「えっと、俺着替えなくて、なんか着れるもんないすか?」
…もしかしてこれはチャンスなのでは、
「ああ、それなら」
僕の服着せればいいんじゃね、と思い自室へと向かう。彼の身体が冷めないようになるべく早く服を取り出し再び風呂場へと足を運ぶ。足音が近付くのに気付いたのか廊下に着いた辺りで不破くんが再び顔を出す。
「これ、僕のですけど。多分不破くんとは身長そんなに変わらないし、丁度いいサイズかと」
「あぇ、剣持さんの着てもいいんすか」
「でなければここに持ってくるはず無いでしょ、?」
僕が不破くんと話す時何かぎごちないと感じた。恐らく剣持さん、と呼ばれているからだろう。
「あと、さん付けちょっと距離感感じるので呼び捨てとかで良いですよ」
「あ、じゃあ俺も、もちさんって呼んでもいい?呼び捨てはなんか俺が慣れないというか、」
「まあ、いいですけど」
変えてくれただけでも少し話しやすくなったし嬉しい。
(あ、そういえば次誰が入るんだっけ。まだ決まっていなかったよな、というかこのまま待てば僕が最速で入れる。)
そう考えては不破くんの着替えが終わるまで廊下で彼との会話を楽しんだ。
「もちさ~ん終わりましたよ」
呼び方が可愛い。甲斐田くんとはまた違う雰囲気。呼び方は同じでも人でこんなに変わるものなのか。
「お、じゃあ次僕が入るので」
「あぁ、その為にずっと廊下居たんすね」
「他の奴に先に入られては困るのでね」
「はえ~、」
不破くんが風呂場から退出すると同時に僕は風呂場に足を踏み入れた。「じゃ」と彼と1度別れ扉を閉める。
「よし、あいつらよりも先に入ってやる」
その後僕は不破くんが入った後の風呂を満喫した。深堀すると変態だと思われてしまうからやめておく。いや多分僕じゃないほかの2人も同じような事するはずだが。
色々あったが全員全員入浴や食事などするべき事を終えた。
「そろそろ配信してきますね」
「あ、僕も準備しなきゃ」
やっと2人きりの時間ができる、と一息ついた。だが別れ際に2人が不破くんに抱きついたりしてて少し苛立ってしまった。さっさと部屋行ってイチャついてやる…
「リビング居ても暇ですし部屋行きましょ」
少しムキになってしまった為咄嗟に手を強めに引っ張ってしまう。
「んゎ、わかったわかった、そんな引っ張らんくても、!」
取り敢えず不破くんをベッドに座らせる。キョロキョロと周りを見渡している不破くんは借りてきた猫のようになっている。僕はそんな彼に少し笑みを零す。僕は不破くんの肩を軽く掴みベッドに沈ませるように押し倒す。首元の服を捲り鎖骨ら辺に軽くキスを落とす。息が彼に触れる度に身体がびく、と跳ねるのは実に面白い。僕はもう一度キスした場所に戻り今度はぢゅ、と吸い上げ赤い跡がつくまで吸ってみる。少し驚いたのか甘い吐息が少しづつ漏れるようになっている。そのまま彼の綺麗に整った輪郭をなぞり鎖骨から口へと唇を運ぶ。彼と少し目を合わせてから唇を重ねた。数秒このまま動かず普通の軽いキスかと思わせながらも、少し落ち着きを図って舌で彼の唇をつつく。空いている隙間から舌を無理矢理押し込むと彼の身体は面白い程に跳ねる。
少し長居し過ぎて呼吸を忘れた彼が苦しくなってきたのか僕の肩を弱々しく握る。それを見て流石に可哀想かと思い糸を引く舌をしまう。
「あ、すみません、つい…」
「んーん、っだいじょーぶ…」
頬を赤らめて目を逸らしている。可愛い。全てが可愛い。「あんま見んといて、」と言いながら片腕で口元を隠す。其の姿は可愛すぎて溜息が出るほどだった。このままだと歯止めが効かなくなるので「もう寝ましょう」と声をかける。
「…ね、まってや、」
「どうしたんです?」
「その、おれ…勃ッちゃった、から、、 」
いやいや、えろすぎんだろ!!?なにその僕の服ちょっと引っ張りながらの赤面目逸らしは。このまま僕が今の彼と同じ様になってしまうと普通にお盛んになってしまう。それだけは避けたい。相手が処女だったら今すぐ後ろを使うのは不可能なはず。勿論嫌では無いが流石に初日から腰破裂は可哀想だ。
「、まあキスしたのこっちですし、責任は確実に僕にあるので僕が処理してあげますよ。あ、大丈夫ですよ、抜くだけだから」
「ん゛~っもちさ、ッ…はやい、~っ」
「んふふ、きもちい?」
「う、きもち~゛っよ、ッ」
無事に終わった。あの後僕も普通に勃ってしまったので不破くんの汗や精液を綺麗に拭い布団を掛けると猛ダッシュでトイレに駆け込んだ。なんとか落ち着き自室に戻るとすーすー寝息を立てる不破くんが居た。もう寝たか、と布団に腰掛けてはなるべく静かに同じ布団に入る。今のうちに彼の寝顔を愛撫し脳裏に焼き付け満喫する。
「愛してるよ不破くん」
僕は同じ布団で彼と眠りについた。
バグで続きが反映されないことがあるんですねこれから保存をこまめにしようと思います(反省文)次回kgfw予定です
コメント
1件
めっちゃ好きです! 続き待ってます!!