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真紀「じゃあ、明日15時にカフェな。」
優衣「うん。またね。」
あぁ。まただ。いつまで経っても断れない。
私須加優衣はいつも断れない。
だから嫌でも「嫌」と断ることが出来ない。
だって相手に嫌われるかもしれない。
嫌われるのが大嫌いだ。
それは6歳の時。
△△「……だから、そんなことなら産まなきゃ良かった。」
優衣「…なんで!」
△△「はぁ。〇ねば?じゃあね。出てくから」
優衣「……なんで…」
あぁ、思い出しただけで頭が痛くなる。
今日は早く帰ろう。
優衣(なんで私ってこんなんなんだろ。)
ドンッ
優衣「あっ、ごめんなさ…い…?」
蒼太「あれ、優衣ちゃん?どうかした?」
山下蒼太は同級生。そして恋人である。
親が6際の頃に出ていった私は家賃を払ってもらっているものの、”1人は寂しいから”とよく遊びに来てくれた幼なじみでもある。
優衣「なんでもないの!」
「ただ前のこと思い出しちゃっただけ!」
「じゃあ!」
蒼太「ちょ…」(クソっなんで…)
次の日
蒼太「ちょっと優衣ちゃん。来て。」
優衣「? 分かった。」
蒼太「おでこ、出して?」
優衣「うん。(おでこを出す)」
チュッ
優衣「っ/////」
蒼太「どう?元気出た?」
優衣「うん///」
蒼太「何かあったら連絡すること!ね?」
「”彼氏”でしょ?」
優衣「うん!」
蒼太「じゃあ、口にも、」
チュッ
優衣「ふふっ」
蒼太「どうした?」
優衣「なんでもない笑」
蒼太「気になるじゃん!」
これが優衣の”ファーストキス”となった。