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ヘルダヨー
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鬼神半鬼
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#ヤンデレ
ヘルダヨー
200
仮面ライダー好き
123
「仮面ライダー音華〜華の詩道〜」の登場人物
鬼神都堂(きじんとどう)/仮面ライダー音華
・「仮面ライダー音華〜華の詩道〜」の1号ライダー
・アスラとカンナの師匠で、何処か抜けている人物。
鬼神アスラ
・「仮面ライダー音華〜華の詩道〜」の主人公
・都堂の弟子で、カンナの幼馴染でありかなりの恋愛鈍感馬鹿である。(鬼神家の男は大体そう)
音抓カンナ
・「仮面ライダー音華~華の詩道~」のヒロイン
・アスラの従兄弟で、アスラのことが……?
これは読み切り作品です。
あらすじ:主人公である青年「鬼神アスラ」は、夏休みに従兄弟である少女「音抓カンナ」と共にアスラの叔父である「鬼神都堂(きじんとどう)」に会いに「孤妖山」と言う山に来ていた。そして、都堂は夜には外を出ると言われたが、2人はそれを破り、外へ出る。だが、妖怪に襲われる。しかし、謎の音と共に鬼のような怪人が妖怪を倒した。その正体を知った2人は……?
第一話:始まりの華詩道(はなうたみち)の巻
語り手:鬼神アスラ
これは僕「鬼神アスラ」が夏休みに、幼馴染の「音抓カンナ」と共に僕の叔父である「鬼神都堂」に会いに行った時のちょっと?いやかなり不思議なお話だよ。
ちょっと長いかもだけど最後まで聞いてくれれば嬉しいな……?
8月の上旬、セミがミンミンと鳴く山道を2人の少年少女が歩いていた。
カンナ「暑すぎない……?」
アスラ「そうだね……」
アスラはそう答え、カンナに自分の水筒を渡す。
アスラ「飲みなよ。まだ口つけないからさ?」
カンナ「いいの?」
カンナは申し訳なさそうに言う。
アスラ「うん」
アスラはコクリっと頷くと、カンナは水筒のお茶を飲み始める。
カンナ「美味しい……喉も潤った……」
アスラ「なら、良かった」
その時、上の道から声が聞こえる。
???「お〜い!2人共!」
アスラ・カンナ「え?」
木の枝を掴み勢いよく降りてくる人影があった。
アスラ・カンナ「都堂(とどう)叔父さん!?」
そして地面に付く前に手を離す。
都堂「あ!」
アスラ・カンナ「あ!?」
そしてドテンと大きな音を立て尻もちをつく。
都堂「い……痛ぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!?」
アスラ「あぁ……」
カンナ「また……?」
カンナは呆れたような顔をする。
アスラ「やっぱり都堂叔父さんは……」
都堂「“いつまでも、ただ年を取った少年”だろ?」
アスラ「何で分かるんですか?」
都堂「まぁ、いつも聞いてるからな!」
そして都堂は豪快に笑う。
アスラ・カンナ「……」
アスラとカンナは思わず苦笑いを浮かべた。
都堂「とりあえずここまでご苦労さん、美味しいスイカあるから食べようか!」
都堂は立ち上がり付いた枯れた葉っぱを払いながら言う。
アスラ・カンナ「本当(ですか)!」キラキラメ
都堂「おうよ!」
都堂の家にて……
都堂「お待たせ〜い」
都堂は大きくカットされたスイカを置く。
アスラ・カンナ「おぉ〜!」キラキラメ
カンナ「こんな大きなの食べていいですか?」
カンナは都堂に聞く。
都堂「大丈夫だ」
アスラ「やったぜ!」
アスラは思わずガッツポーズをする。
アスラ・カンナ「いただきます〜!」
アスラとカンナは5分も経たずにスイカを食べ終わる。
その瞬間、都堂は不気味な笑みを浮かべ言う。
都堂「お前ら、スイカ食べたな?」
アスラ・カンナ「え?」
都堂「ただ飯食えると思うなよ?」
アスラ「まさか……」
カンナ「ハメられた!?」
都堂「ってことで畑仕事を手伝えよ!」
アスラ・カンナ「そんな〜!?」
アスラとカンナの悲痛な声が山に木霊した。
2人は畑仕事の服に着替え、都堂の畑仕事の手伝いをしていた。
カンナ「暑い!重い!動かない!」
カンナは一輪車(手押し車)を押して叫ぶ。
アスラ「何、その3単語……」
アスラは畑を耕しながら言う。
カンナ「うるさい!」
アスラ「酷!?」
カンナ「てか、普通逆でしょ!これ!こちとらレディだぞ!」
アスラ「いや、仕方ないじゃん。俺より力強いだし……」
アスラ(幼)「カンナ!腕相撲しよう!」
カンナ(幼)「いいよ!」
そして……
アスラ(幼)「負けたぁぁぁぁ!?」
カンナ(幼)「よっしゃ!」
アスラ「ってことがあったじゃんか」
カンナ「うるさいわね!」
アスラとカンナが言い争ってると、そこへ都堂がやって来る。
都堂「お前ら、手を動かせや!」ハイライトオフ
アスラ・カンナ「ア、ハイ……」アセダラダラ
そして3時間後。
都堂「よし綺麗になったし、畑も耕せたし、十分だぞぉ!お前ら!」
アスラ「や、や……」
カンナ「終わった……」
アスラとカンナはその場にへたり込む。
都堂「あ、そうだ。お前ら、夜の森は絶対に出歩くなよ?」
都堂は唐突に真剣な面持ちではっきりと言う。
アスラ・カンナ「?」
2人は首を傾げ、不思議そうな顔をした。
いつも面白い都堂があんな真剣な面持ちした顔を見たことがなかったからだ。
そして夜、2人は貸してもらった寝室で昼のことを話していた。
アスラ「何か、凄い真剣な面持ちだったね」
カンナ「なんでかな?」
アスラ「まぁ言いつけは守れって親父にも言われるし、やめとこうかな」
カンナ「私は気になるから行くよ!」
カンナはそう言うと布団から出る。
アスラ「え、ちょっとそれは危ないよ」
カンナ「何も出ないでしょ!」
そしてカンナが窓を開ける。
その瞬間、ニュと細長く赤い硬い何かに覆われたハサミが伸びてくる。
カンナ「え!?」
アスラ「カンナ!」
その何かはカンナを掴む。
それと同時にアスラはカンナの腕を掴み取る。
しかし、その何かはありえないほどの力で2人をまとめ夜の森の中へとゆきずり込んだ。
アスラ・カンナ「わぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!?」
その頃、都堂は薄い赤色の羽衣を身に纏い、腰に不思議なベルトを巻き上げる。
都堂「……」
そして目をカッと見開くと不思議な舞を始める。
都堂「ハァ!風情武城!華の詩道!怪異よ!不可解よ!遠ざけよ!」
その時、アスラとカンナの悲鳴が聞こえる。
都堂「なぁ!?間に合わなかっただと……」
都堂「早く行かなければ……」
そして都堂は不思議な舞……“華の詩道”を再び舞い始める。
その瞬間、何処からともなく桜の花弁が現れ、都堂の周りを旋回する。
都堂「負なる者よ!悪(あき)し者よ!この手で討ち取ってくれる!」
そして……
都堂「変……しんんんんんんんんんんん!」
その瞬間、桜の花弁が都堂を包みこんだ。
その頃、アスラとカンナは怪物の巣穴に連れてこれたいた。
アスラ「何この怪物!?」
カンナ「わかんないわよ!?」
アスラ「ですよね……」
その瞬間、その何かが月明かりに照らされる。
それは許田で、あちこちに目があるカニの妖怪だった。
センノメガニ「ギャシャァァァァァァァァァァァァァ!」
カンナ「何!?妖怪!?」
アスラ「わ、わかんない!?」
センノメガニ「ギャシャァァァァァァァァァァァァァ!」
その妖怪の名は「センノメガニ」。
センノメガニは人間の唸り声のような声をあげ、2人へとお襲いかかる。
アスラ・カンナ「!?」
その瞬間、月明かりを背後に不思議な影が現れた。
???「どせぃぃぃぃぃぃぃぃぃ!」
センノメガニ「ギャシャァァァァァァァァァァァァァ!?」
その瞬間、センノメガニの片方のハサミが砕け散る。
アスラ「え?」
カンナ「何あれ……?」
そこにピンク色で歌舞伎のような服装で所々に桜の花の刺繍がされた薄い赤色の鬼の仮面を被った人物だった。
???「仮面ライダー音華!今ここに舞い降りらん!」
その名は「仮面ライダー音華」である。
アスラ「仮面ライダー?」
カンナ「音華?」
音華「大丈夫か?2人共!」
その声は2人に聞き覚えのある声だった。
アスラ・カンナ「もしかして音華叔父さん!?」
音華「あぁ……!」
音華はコクリっと頷く。
センノメガニ「ギャシャァァァァァァァァァァァァァ!」
その瞬間、背後から迫るセンノメガニのハサミを蹴りで受け流しハサミにかかと落としを叩き込む。
音華「フン゛ッ゛!」
バキッと音を立てハサミは砕け散った。
センノメガニ「ギャシャァァァァァァァァァァァァァ!?」
センノメガニは人間の悲鳴のような声を上げながら後退る。
音華「ここで終わりだ……」
音華はドスのきいた声でそう呟く。
センノメガニ「ギャシャァァァァァァァァァァァァァ!」
センノメガニは激昂し、勢いよく迫ってくる。
音華「……ふぅ〜」
音華は左手を前に突き出し、右手を腰辺りに添える。
アスラ・カンナ「!?」
音華「音華、手の型。“音華剛烈”!」
音華は声を上げ、左手を後ろへと戻し、勢いよく前に突き出した。
その拳がセンノメガニのド真ん中に叩き込まれる。
センノメガニ「ギャシャァ?」
その瞬間、センノメガニは2つに割れる。
アスラ「カンナ見ないで!」
アスラはカンナの目を手で隠す。
カンナ「ちょ!?え!?/////」
その瞬間、センノメガニは赤紫の血を噴き出しながら水の中に溶けていった。
音華「ナイスだ。アスラ……」
アスラ「あ、はい……?」
カンナ「何なのよ!もぉ!/////」
カンナは頬を赤らめながらアスラの手を払い除ける。
アスラ「あ、ごめん……」
カンナ「うぅ……」
音華「それより2人共怪我はないよな?」
カンナ「一応?」
アスラ「僕もです」
音華「なら良かったよ……」
その瞬間……
アスラ「それより……」
音華「ん?」
アスラ「僕を“弟子”にしてください!」
カンナ「え?」
音華「はぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!?」
つづく……
次回!!
「第二話:アスラ、弟子入りの巻」
主「はい。どうも主です。何か新しい読み切り作品を書いてみました。面白かったですか?よければコメントやいいね!などをお願いします」
コメント
1件
わあ、面白かったです!仮面ライダー音華、和のテイストと特撮の熱さが合わさってめっちゃかっこいいですね。都堂さんが普段はおちゃめなのに、真剣な顔で「夜の森は出るな」って言ったときのギャップが効いてました。スイカの罠からの畑仕事、そして妖怪に襲われてからの変身シーンへの流れがテンポ良くて、一気に読めました。最後のアスラくんの「弟子にしてください!」もいいところで終わって、続きが気になります!ちょっと抜けた師匠と熱い弟子の関係、これからどうなるんだろう。特撮ノベルの新たな可能性を感じました✨