balance ．

勘が鋭い人はこれだから嫌いだ。

🐶「ねぇ〇〇」

数日後、

だいぶ今の生活にも 慣れてきた頃。

私が1人の時、

ミンギュが話しかけてきた。

しかし、いつものノリでは無い。

真剣な話のようだ。

〇「どうした」

🐶「最近〇〇おかしいよ？」

〇「…なにが？」

🐶「俺のこと避けてるでしょ」

こんなに隠すのが下手だった？

まさかバレてるなんて思ってなかった。

ミンギュは昔から勘が鋭くて、

私の気持ちなんて一瞬で 見抜かれていた。

… こんなんじゃバレるか。

当たり前だよな、

明らかに避けてる行動とってたし。

なんならミンギュの目の前で

□□を優先させてあげてたㅋ

〇「…なんで？」

🐶「わかるんだってば」

〇「避けてるつもりない」

🐶「 何年一緒にいると思ってんの」

〇「…」

🐶「嘘つくな」

怒ってる、

ミンギュが私に対して

こんなに怒ることなんて滅多にないのに。

避けるのがミンギュにとって

そんな火つくことだったのか。

あらためて考えてみると

不思議で仕方なかった。

まさか好きなわけじゃ、

とか考えちゃう自分を殴りたい。

そうだったらいいな、なんて

少し期待しちゃってるけどㅋ

🐶「どーせ□□でしょ」

〇「なんで、！」

🐶「わかりやすいんだって」

〇「…ごめん」

🐶「避けられてから□□積極的になるし」

あーほんとバカだ私、

こんなの□□にバレたら…。

とか。

神様はいじめが好きみたい。

何も上手くいかないんだもの。

□「〇〇ー！！やっと見つけた、、って」

私が何か悪いことしたかな？

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