──最近、何かがおかしい。
頭がガンガンするし、視界がチカチカする。
──なにか足りなくて、
──なにかおかしくて
──なにか苦しくて・・・
“心にデカい穴が空いているようだった”
✵✵✵✵✵
「・・・すまないさん、大丈夫ですか?・・・アイス、溶けちゃいますよ?」
エウリにそう声をかけられ、すまないはハッとした。
アイスが手から垂れそうになり、慌ててすまないはアイスを食べた。そのせいで頭がキーンッとするのに、頭を抑えた。
「アイスをそんな一気に食べるからですよ」
エウリはくすくすと笑っていた。そんなエウリの笑顔に、すまないは軽く頬を膨らました。
「笑わなくてもいいじゃないか!」
「ふふ、すみません、あまりに可笑しくって」
エウリはくすくす笑う。そんなエウリを見て、すまないも笑った。
ひとしきり笑ったあと、ふと、エウリがぽつりと聞いた。
「・・・なにか、ありました?それとも、なにか悩みがありますか?」
その言葉に、すまないは目を丸くした。
「・・・どうして、そう思うんだい?」
「いえ・・・何となくですけど・・・」
エウリはそう自信なさげにこぼした。
「・・・何となく、いつもより元気がない、というか・・・いつもよりなんというか・・・そのぉ・・・」
言葉を選んでるのか、エウリはうーんと難しそうに考えていた。
すまないは不思議そうに首を傾げたが、何となく、こぼした。
「・・・ねぇ、エウリ」
「はい?」
すまないは、何故こんな考えが自分の頭に浮かんだのか、分からない。
けれど、どうしても聞きたかった。
“彼女の答え”を聞いてみたかった。
“もし、“幸せな夢の中”で、目覚めなきゃいけないってなったら、君は、どうする──?”






