※付き合ってるrttt
※本番なし
※ギャグ寄りなので楽しく読んでください
リトくんと同棲し始めて、まぁ色々あったけど順調に進んでいる。そして今日も無事任務が終わりリトくんの待つ家に帰る。
「ただいま〜…」
やけに静かだったのでリトくんが寝ている可能性を考慮し、小さな声で家に入る。案の定、リビングの明かりはついていなかった。
「やっぱり寝てるのかな」
取り敢えず手を洗い、部屋着に着替える。もう夕方だし夜ご飯を考えなきゃな。と思いつつ二階へ上がった。なんとなく今ならリトくんの寝顔が見れるかも、なんて。
「………?」
階段を上がるとリトくんの寝室から少し物音がした。僕はその僅かな音が気になり扉の前まで足音を殺して歩く。音楽でもつけっぱなしでそのまま寝ちゃったのかな。
僕はリトくんを起こさないようにと静かに扉を開けた。隙間から中が見えるくらいの幅だけで。
「………っ!?」
「ッ、……はッ……ん”♡………」
部屋の中を覗けば、そこにはスマホで何かを見ながら自慰行為をするリトくんがいた。思わず声が出そうになるのを手のひらで抑える。
咄嗟に僕は気づかれないようにゆっくりと階段を降りた。
「……はぁ……っ…」
ひと呼吸おいて壁に手をついた。
「ま、そりゃリトくんでも抜いたりするよね。男だし。それに、こっそり見てるのも良くないよね」
「……んじゃ、ご飯でも用意しておくかぁ…」
______________________________________________いや?
いやいやいやいやいや??
ちょーーっと待てよ。おかしくないか??
え、溜まってるなら僕でよくない?僕いるんだし。え、いや。てかリトくんスマホ見てたよね。オカズみながら抜いてたってことだよね?
誰オカズにしてたの?このまま見過ごすわけにはいかないでしょうよ。だって僕ら付き合ってんだしぃ?えっちもするんだし?えぇ?なのにオカズ見ながら抜いてんだ?まさかA◯だとか言わないよね?ありえねぇんだけど!!!!
イッテツは我に返り脳内で怒りを爆発させる。先程までの慎重な動きは嘘のように足音を立ててドスドスと二階へ駆け上がった。そして容赦なくリトの部屋の扉を開ける。
バンッ!!!!!
「ちょっとまったぁ!!!!」
「…、は、、テツ?!…っ…!」
リトは咄嗟に行為をやめてイッテツを見上げた。イッテツはというと、リトの自慰行為中に入った事なんてどうでもいいように鼻息を荒くしながらリトを見下ろしている。
「リトくんさぁ、それ誰見てんの?」
「…だれって?…てか………ちょっとはデリカシーってもんがねぇのかお前ぇは!!!汗」
イッテツの言葉が飛躍しすぎてリトは理解が追いつかなかった。いきなりズカズカとやってきたイッテツに気まずさを感じながらも怒る。
イッテツはリトの言葉で少し冷静さを取り戻した。
「……あ、ごめん。いきなり入っちゃって汗」
「まぁいーけど。せめてノックしてくんね?」
「ほんとにごめん………」
イッテツは両手をもじもじさせながら小さく謝った。そして、リトの様子をうかがう為にチラリとリトを見る。そして視界にリトの手から離れたスマホが入る。イッテツは本来の目的を思い出した。
「あ!そうだ!!リトくん!!!君、今何見ながら抜いてたのかなぁ?怒ちょっとそのスマホ見せてくれよーーー怒」
明らかにイライラしているイッテツがリトの方へ手のひらを差し出す。まるで“そのスマホを寄越せ”と言っているようなイッテツにリトは目を逸らした。
「いや…無理」
「なんで???怒」
拒否するリトにイッテツのイライラは更に溜まってしまった。無意識に嫉妬心が爆発してしまったらしい。
「み せ て!!!」
「だーかーら!嫌だって言ってんだろ!」
「……なんで?」
「……見せる義理ねぇし」
「あー!浮気だ浮気!!!この浮気者!!!!!信じてたのにぃ!!」
「なんでだよ?!浮気してねぇよ?!」
「じゃあ見せてよ!」
「それは嫌だって」
「やっぱ浮気じゃん?!?!」
「だからなんでそうなんだって?!」
「A◯で抜いてたんだ!やっぱ男の僕より乳房の大きい女性が好きなんだぁ!!」
「っ、ハァ?!?!A◯なんか見ねぇよ!」
「じゃあ何見てたのさぁ?!どーせA◯なんでしょ!僕知ってるもん!!!!好みの女性がいたんだろ!!!リトくん好みの…!」
「俺が見るのはお前だけだし!俺の好みはテツだけだ!!!」
「…ハァッ…汗………ハァッ……」
「………ぇ?」
「あ、やべ」
息切れするほど長い言い合えの末、リトの言葉で決着がついた。イッテツは耳を赤く染める。
リトも自分の口にした言葉に我に返る。
つい本音をさらけ出しすぎたと後悔した。
「……なぁ、分かってくれた?」
「うん、まぁ。今の君の言葉が嘘じゃないってことは分かった………分かったけどさぁ。なんで教えてくんないの?」
納得はしたが、イッテツはいじけたままもう一度リトを問いただした。リトは悩んだ末に頭を掻きながら答える。
「お前に引かれたくねぇ…から」
「………そんなヤバイ性癖でも持ってたっけ?」
「違ぇ………いや、まぁ遠くねぇな……」
イッテツはなんとなくリトの気持ちを理解したが、それでも気になってしまった。ベッドの上に座るリトに近づく。鼻水をすすりながら上目遣いでリトを見つめた。
「お願い、君がどんな性癖を持ってようが僕引かないから。なんなら付き合うし」
「っ……いや、、_」
「お願い」
リトの手のひらを包み込むように握る。
リトは観念したようで内容を完結に答えた。
「テツ見てた」
「…えっ?」
完結に答えすぎて逆にイッテツには伝わらなかったようだが。
「だから、お前で抜いたってことだよ」
「…………?」
イッテツはまさか自分だと思っていなかったのでリトの言葉を飲み込むのに時間がかかってしまった。そして、ようやく理解する。
「じゃあ…つまり。スマホで僕を見て、それをオカズに抜いてた、ってこと?」
「丁寧なご説明どーも。……いや、やっぱ恥ずいからやめろ」
「僕の配信でも見てた?」
「いや、写真」
「僕の写真で抜ける???」
「抜ける」
「は、、。へぇ〜………そっか」
A◯などの動画で抜くのは分かるが、いくら恋人だからといって写真なんかで興奮できるのかと疑問に思った。
「え、嘘じゃない…よね?」
「…やっぱ引いてんじゃねぇか。あーあ。だから言いたくなかったのに」
「いや引いてないよ?!引いてないけどさぁ…」
まだ納得の行かない様子のイッテツにリトは説明を試みてみる。
「テツにこの感覚分かんねぇかもだけど。写真だろうがテツなら俺勃つから。………これ言い方間違えたか?汗………………』
「ん”ん”ッ。…つまりまぁ、そーいうことで。お前で抜いてた」
「なる、、ほど」
たしかに、イッテツ自身もよく妄想をするので共感できる部分はあった。けれど、それを聞いてイッテツは更に疑問が浮かんてしまう。
「____いや、やっぱおかしいでしょ!!」
「だーっ!なんっっっでだよ!??汗」
また更に言い合いが始まるのかとリトは呆れてしまった。イッテツの言葉をに身構える。
けれどイッテツから飛んできた言葉はあまりにも可愛かった。
「写真なんかじゃなくて僕で良くない…?本物がいるんだからさぁ。わざわざ写真でなんて………っ。声かけてくれれば僕だって…」
「………ほんっとお前。……そういうとこ可愛いよな」
「かわ…っ?!………そりゃとーぜんよ?だからその可愛い恋人に頼んでよ。抜いてくれ、とか」
「え、抜いてくれんの?」
「うん」
イッテツは思い切って言葉にした。
「僕の手でも、口でも使ってあげるよ。もちろん…ぇ、、えっちも………ね?」
「っ〜〜〜!!!」
リトはイッテツの言葉に込み上げる感情を必死に押さえ込む。口元が緩むのを手で隠して、イッテツに頼んでみることにした。
「なら…お願いしてもいいか?」
「うん、もちろん」
リトはイッテツに耳を貸せと言い、イッテツはリトの言葉に従って耳をリトの口元に向けた。
そしてリトがイッテツに囁く。
「ハメ撮りしようぜ。…いいよな?」
「ふ、ぇ…?」
“ハメ撮り”という言葉に反応してイッテツからマヌケな声が漏れる。
そんなイッテツなどお構いなしにリトは嬉しそうに笑った。
「俺、テツとえっちした所を撮って抜きたいんだよね。俺の性癖なのかもしれねぇけど笑」
「………が、、頑張るね……?」
イッテツの思考が停止したところで、その日は夜を迎えてしまった。
イッテツがリトに激しいハメ撮りを撮られるのはまた別のお話。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
終わり






