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見ているよ👁
「つ、疲れた…」
授業に関しては追い付けたけど、なんとしても一番きつかったのは休み時間
みんなが私を見に来るから、対応でめっちゃ疲れた
でも、みんなと仲良くしてたってことだからいいスタートだったと思う
新しい高校も上手くやっていけそう
「わっ!」
呑気に歩道を歩いていたら誰かと肩がぶつかる
「あ、ごめんなさい!」
「……望華?」
頭を上げて肩がぶつかった人物の顔を見る
今日の朝、一緒のエレベーターにいた竜胆くんに似た男性とお下げの男性の姿があった
「あの、もしかして
竜胆くん…と、蘭くん?」
恐る恐る聞いてみる
ふたりは私の言葉を聞くと、目を丸くした
「そうだけど、
まじで望華…?」
「うんうん、望華だよ!」
私だとわかった瞬間、竜胆くんは勢いよく私に抱きついた
急すぎて転けそうになったけどなんとか耐える
「久しぶりだな、望華!」
なんだろう、幻覚かな
しっぽが見えるような…
「身長逆転してんじゃん」
蘭くんもこちらに向かってきた
相変わらずお下げ似合ってる
「確かにね、昔は私の方が大きかったのに
蘭くんも竜胆くんも大きくなったね!」
「年下のくせに年上ぶんなっつーの」
軽くチョップされるけど、この光景が懐かしすぎて感動
「つーか、なんで六本木、にいんの?」
私に抱きついたまま問いかける竜胆くん
「実はお父さんの転勤で引っ越してきたの」
「あー、なるほど」
「多分だけど、私と同じマンションだと思うんだよね
今日の朝、竜胆くんみたいな人見かけたんだけど…」
「やっぱあれ望華だったんだな」
「は?俺知らねぇんだけど」
「兄貴寝てたじゃん」
だから竜胆くんだけだったんだ
そりゃそうか
蘭くん朝が苦手だし
「じゃあさ、一緒に帰ろうよ!」
「「いいよ」」
見事にハモる2人
さすが兄弟
私は2人に手を差し出した
「…?」
「昔、手繋いでたよね?
またやろうよ!」
「まじか、」
「ん?どうしたの?」
なんか二人の様子が変
なんていうか、うん。
変だ
長い間会ってなかったから気のせいかな
など思いつつ
竜胆たちは私と手を繋いだ
昔、手を繋いで帰っていたときの記憶がフラッシュバックする
あのときと配置は同じ二人の間に私がいる
あんなに変わらなかった手の大きさもいつの間にか越されていた________________________
どこからどこまでで切ればいいのかわかんなかったッ☆
途中語彙力消えたけどゆるしてちょ
そんで望 ア
見てるのかい?