短編集

ら（ ぺんちゃん

ペ（ ん〜〜〜 、

ら（ もう寝ちゃう？

ペ（ ん … 寝る ….

ら（ かわいい  笑 ヽ

ら（ おやすみ

ペ（ うん ……    、

俺の彼女ってばほんとにかわいいな

ﾋﾟﾛﾝ ヾ

「今週いつ会える？」

「はやくぺんちゃんにあいたーい！！」

ら（ ….

浮気癖があったとしても好きだよ。

「ぺんちゃん」

そう呼ぶのは俺だけが良かったな。

---

ペ（ ン ….

カーテンの隙間から差し込む朝日で目が覚めた。

横を見ても隣にらっだぁの姿は見当たらなかった。

彼がいた温もりもないためおそらく随分前に起きたのだろう。

「今週いつ会える？」

「はやくぺんちゃんにあいたーい！！」

『明日の夜は空いてるよ』

「本当？！何時からにする？」

『いつもの居酒屋でもいいなら18時頃とかでどう？』

「うん！！大丈夫だよ！」

そのメッセージにリアクションのみつけて俺は彼がいるリビングへ向かった。

ｶﾞﾁｬ  ヽ

ら（ ぺいんと おはよう ！

ペ（ おはよ〜 …

ら（ 今日どっか行く予定ある？

ペ（ なんもないけど…. どうした？

ら（ いっしょにどっか行かない？

ペ（ いいよ  行こう！

彼が作ってくれた朝食を胃に入れると体が内側からじんわり温まるような感覚がして心地良い。

きっとこれは彼の料理でしか感じられないと思うし俺自身もそうでありたい。

---

ペ（ この服とかどう？似合う？

ら（ うん 、 すっごくかわいいよ

ペ（ 俺はかっこいいがいいの！！

ら（ そっか  笑 、

昨夜の彼女のロック画面に映し出された女性によるメッセージが頭から離れない。

何より「ぺんちゃん」という俺がいつも呼んでいた呼び方と同じように呼んでいることにどこかショックを受けていた。

ペ（ でもこっちも色が好きでさ〜〜 、

ら（ たしかに 、 悩むね

ペ（ だよねだよね！！

今朝だってそのせいで気分が悪くて朝早くに目が覚めてしまったし、彼女が起きてきた時にいつもと同じくぺんちゃんと呼べなかった。

きっとぺいんとはそんなこと1ミリも気づいてないだろうけど。

ペ（ らっだぁはどっちがすき？

ら（ あ ｯ  俺 ？

ペ（ うん 、 らっだぁが好きな方にする ！

ら（ うーん …  こっちかな

ペ（ いいね ！  じゃあこっちにする ！

こうしてデートして、同居して、何も言わず俺に見せる笑顔を見ているだけでいいのだろうか。

浮気されているのを知っててにもできずにいるのは関係を壊したくないからだろうか。

あぁ 、 ダメだ ….

俺かなり依存しちゃってるのかも。

---

ぺ（ あ〜たのしかった ！

ら（ そうだね

ら（ ねぇ 、 明日さ ____

ペ（ あ 、 明日俺出かけてくるね

ら（ …..  誰と ？

ペ（ え ｯ ？

初めて聞かれた質問に戸惑う。

誰と？とか、なんて答えたらいいわけ。

ら（ …. ごめんごめん 笑 。

ら（ なんでもない 、 忘れて

ペ（ ？ …. うん 、

ら（ 何時から行くの ？

ペ（ 18時集合だから30分前には出るかな

ら（ そっか 、

ら（ じゃあ酒飲む感じ？俺送迎するよ？

ペ（ あ 、 いや 俺電車で行くから !!

ら（ …. そっか。 分かった。

ら（ …. ｯ 、 楽しんで

ペ（ ……

ペ（ うん

気まずい空気が車内に流れてしまって俺はただ助手席の窓から外の景色を眺めるだけだった。

何度も見てもう見飽きた景色を。

---

ら（ 先お風呂入っておいで

ペ（ うん！ ありがとう

ｶﾞﾀﾝ ヽ

ペ（ あ 、 スマホ充電しといてーー！！！

洗面所からそう叫ぶ声が聞こえて俺は彼女のスマホを手に取った。

ﾋﾟｺﾝ ヾ

可愛らしい通知音と共にロック画面に映し出された文面を見て俺は思わずスマホを落としてしまいそうになった。

「ごめん！女の子の日来ちゃったから明日は飲むだけでもいい？」

明日は彼女が夜どこかへ出かける日。

この女性と会うんだ。それも内容からしてホテルに行くつもりだったのだろう。

涙が溢れそうになった。 俺はこんなに尽くしてこんなに愛しているのに。

俺が注ぐ愛は決して俺に注がれることなく別の人の心を満たしていたんだ。

---

ｶﾞﾁｬ ヽ

ペ（ うわ涼し〜〜〜 ！！

ペ（ らっだぁも入ってきな ____

風呂上がりの体はエアコンの冷えた風に包まれて気持ちいい。

そんな中部屋には不穏な空気が漂っていた。

らっだぁは俺のスマホを手に持っていて怒りが薄ら顔に出ていた。

ら（ あぁ 、 よかったね。

ら（ 俺も入ってこようかな。

ペ（ あ 、 うん … 、

ら（ 話すことあるから。ここで待ってな。

ｶﾞﾀﾝ ヾ

「ごめん！女の子の日来ちゃったから明日は飲むだけでもいい？」

テーブルに置かれた俺のスマホのロック画面には明日会う予定の人からのメッセージが映っていた。

ペ（ あ 、 やば

バレたんだ。それにこんなに生々しい内容で。

…

ｶﾞﾀﾝ 。

ら（ ぺいんと。

ペ（ ぁ 、 ら  らっだぁ 、

ら（ これ何。

彼がリビングに戻ってきてすぐ問い詰められた。

俺は背中の方から全身を刺されるような空気に包まれていた。

俺の正面に座るらっだぁの横に俺のスマホがあった。

ペ（ えっと … それは  ｯ 、

ら（ ホテル行く予定だったんだ？

ら（ それはまぁ楽しいでしょうねぇ 、 笑 。

ペ（ ごめんなさい ｯ … !!  俺 ｯ ____

ら（ 言い訳なんかいらないよ。

ら（ ぺいんとがこんなことする人なんて思ってもなかった。

ペ（ ｯ …..  、

ペ（ でも ｯ 、 1番はらっだぁだから ｯ ___

ら（ みんなそうやって言うんだよ。

ら（ どうせそんなこと思ってないくせに。

あ 、 やばい

これ俺捨てられるパターンだ。

いや俺が100悪いけど。

ペ（ ごめんなさい ｯ ….  、

ら（ … もっと前からちゃんと躾しとくべきだった。

ら（ お仕置ね。 今夜は寝かせないから。

そう言って俺は乱暴に抱えられ乱暴にベッドに降ろされた。

---

ら（ 早く服脱いで。

ペ（ はい ｯ …..  、

ら（ ….

ローターにローションを垂らして恐怖で小さく震えている彼女のナカにそれを入れた。

ぐちゅ … ｯ ヾ

ペ（ ん゛ん  ｯ ……..  、

ペ（ いや 、 これ ｯ 、

ら（ うるさい 。  お仕置だから。

そのまま手に持っているリモコンの数字を1に回した。

ペ（ ん ｯ …  、  う゛ぅ   、

ペ（ … 謝るからぁ  、 お願い 、

ら（ 謝って許されることじゃないよね。

ペ（ でも ｯ 、 それしか俺には出来なｯ __

リモコンで3にしてみれば彼女は甘い声を出し始めた。

ペ（ ん ｯ  … ♡  やら ぁ …. ♡

ペ（ あｯ あぁ ｯ  … //

ペ（ むりむりぃ ｯ ♡  ん゛ぁ  ｯ //

ら（ そんなあんあん喘いで反省する気ないでしょ。

ペ（ あるからぁ … ！！  ん゛んｯ  ♡

ｶﾁｯ ヾ  （ 4 ）

ｳﾞｳﾞｳﾞｳﾞｳﾞｳﾞｳﾞ …. !!  ヾ

ペ（ んんッ…！？！？♡♡♡

ペ（ あ゛ッ、ん、ふぅっ♡

ペ（ や゛らあぁッ♡♡

ペ（ く、る゛…♡♡♡くる、きちゃ…ｯ ♡♡

ﾋﾞｭﾙﾙﾙﾙﾙﾙﾙ ｯ  ♡♡

ペ（ 〜〜〜〜〜 ｯ ♡♡

ｶﾁｯ … ヾ

ペ（ はぁ ｯ  はぁ〜〜〜 ♡  … //

ぬぽ ｯ  ♡

ペ（ んｯ /

ら（ トばないでよ。

ずちゅん  ｯｯｯ  !!!!  ♡♡

ペ（ あ゛ぁ  !?!?  .*

ら（ あは ｯ  笑 、     ｿﾞｸｯ ♡

チカチカしちゃってかわい〜〜 ♡

こんなメスの身体なのに別の女抱いてるとか嘘でしょ？？こんな弱ちんがｯｯ♡♡

ﾀﾝﾀﾝﾀﾝｯｯ ♡

ペ（ とまッでえ゛えぇ…ｯ !! // ♡

ら（ かわいい …. ｯ  ♡

ら（ 気持ちい？？  ♡♡

ペ（ ちもちくなんか ｯｯ …. ん ｯ !? ♡♡

ら（ そんなこと言えるの今のうちだよ？♡

どちゅん ｯｯｯ !! ♡♡

ペ（ ひ、あ゛ッ  ?!?!  // ♡

ペ（ まッ…ま゛ッて゛え゛ッ♡♡

ペ（ やっ…あ゛ァ！！♡♡

ﾋﾞｭﾙﾙﾙﾙﾙﾙﾙ ｯ ♡♡

ら（ なに勝手にイってんの ｯ … !! ♡

ぱちゅん !!  ヾ ♡

ペ（ あぁッ！？♡な゛んれ♡♡

ペ（ イ゛ッて゛る゛のに゛ッ♡♡♡

ペ（ やぁ、らめぇ…っんんん…っ！

ら（ ぺいんと ？ ♡

ペ（ な゛にぃ 、 …. ん゛ … ｯｯ ♡

ら（ ぺんちゃんって呼んでいいのは誰だっけ？♡

ペ（ らぁだけ ｯ らぁだけらからぁ … !!

ら（ そうだよね？ ♡♡

ら（ その女とはどうするの？

ペ（ も ｯ ♡ れんらく ｯｯ しない゛ｯ  // ♡

ら（ ぺんちゃんは誰が好きなの？ ♡

ペ（ らぁ ｯ ♡♡  らっだ ｯｯ すきぃ .. ♡♡

ら（ 堕ちた堕ちたｯ ♡♡

ら（ お前には俺だけだからね ♡

ペ（ うん …. ♡ らぁだけ 、 /

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