テラーノベル
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丁寧に手を拭く先生と目が合って
「気分、上がりそうです。ありがとうございます!いただきます!」
私は手を合わせて頭を下げた。食べ始めてからも、先生はゆっくりと話を進めた。
「…………ということで、弁護士を通さずに慰謝料請求をしてきたとしても、石川さんは知らなかったのだから支払い義務はないということ」
「本当に知らなかったんですけど、それを証明しろ!と言われたら……」
「知っていたと証明しろ!と返せばいい。ただし、知ってから交際を続ければ訴えられる」
―― 当然だよね
「昨日も、今日も迷ったんですけど……彼にまだ連絡をしていないんです……」
―― 出来なかったっていうか……
「この封筒に気づけないくらい動揺していたのだから、迷うのも当たり前」
「どうするのが正解、でしょう……?」
まるで、慌てる必要はないと言っているかのように、先生はゆっくりと最後の一口を食べると、音を立てず丁寧にお箸を置いた。それからまだゆっくりとお茶を飲むのを見て、私は里芋を口に入れた。
「どうしたって石川さんに非はない。どんな言動も自由にどうぞ」
―― 自由
このタイミングで聞く【自由】は特別な響きに感じる。追い詰められた状況だと思っていたものから、解き放たれる感覚……
「ただ、相手の婚姻関係が事実なら、どれだけ石川さんが彼を好きだとしても、交際は断ち切……」
「先生」
先生に言われたから切った、ではなく、自分でキッパリと切りたいと思った。
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まぁ
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芙月みひろ
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井川奎
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麻木香豆
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コメント
3件
美味しいちらし寿司を食べて樋代ちゃんパワーがみなぎってきたね💪 自由なのよ!追い詰められることになるのは、そう!徹と志麻子! 三神先生!最後まで助言とご協力をよろしくお願いします( •̀ω •́ゞ)✧ さぁ〜切るわよ〜⚔️バシュッ‼︎
あんな男ぶった斬ってやるよね〜樋代ちゃん😊三神先生、心配ご無用よ〜!!

三神センセに言われるまでもなくスッキリ、キッパリ、クッキリ、ハッキリ切っちゃいます☝️ ねぇ~ 樋代ちゃん😉