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神谷 冬弥
女遊びが激しく、酒が大好きなクズである。
ヤっては捨てを繰り返していつか捨てられんじゃねーのか?と思うくらいにはクズ。
二股や三股なんて日常茶飯事だ
酒カスなゴミである。
神谷 雪斗
またまたこちらも女遊びが激しく、煙草好きのクズである。
やり捨て野郎であり、見る度煙草を吸ってる。吸ってない時がないんじゃないか?と言うくらいには(流石に嘘)
酒も好きだが弱すぎるし酒癖も悪い。
いつか刺されて死ぬか、煙草と酒で早死しそうな2人である。
双子でクズな俺の幼馴染。
初カノが出来ても「好きな人が出来ちゃったの」と言い振られ、挙句の果てにはその”好きな人”とは神谷兄弟の事である。
正直ムカついたし俺が刺してやろうかななんて考えたりもしたが、正直どうでもよかった。
その後俺が付き合う女性は皆神谷兄弟に流れて行った。故意だろ。
絶対故意。
クズでゴミな奴らとの出会いは、保育園である。
俺は1人隅っこで絵本を読んでいた。
誰かに邪魔されたりして集中できないのが嫌いだった俺は、静かに絵本を読んで迎えを待っていた。
勿論先生とかに「皆で一緒に絵本読まない?」と声をかけられたりしたが
俺は1人で読むのが好きだったようだ。
そんな保育園でよく見る姿があった。神谷兄弟だ。だが2人は子供の頃似すぎてどっちがどっちだか分からなかった。正直ね。
今は金髪の方が雪斗、黒髪の方が冬弥で覚えている。ちなみに雪斗の方がくせっ毛だ。
俺が保育園に預けられる時に2人を絶対に見た。俺の親が少し遅くなった時もそれ以上に2人の親の迎えは遅かった。
いつも迎えの最後に残っているのはこの2人だった。確か母親が亡くなってシングルファーザーだったらしい。
再婚等を繰り返しながら父親は忙しい仕事に明け暮れていたらしい。
そんな2人が気になった俺は親の迎えが遅くなっている時ふと声をかけてみた。
先生は横に居たが預けられている子供は俺含め3人だけだった。
「いっつもお迎えが遅いのはなんでなんだ?」
少し口が悪く、荒く喋っていた時期だった。
2人は振りふたつでドッペルゲンガーのようだった。そんなふたりはお互いを見つめあってから右に居た方が話す。
「仕事が忙しいからだよ。2人居ると大変なんだ」保育園でいつも中心で話しているような2人とは違って、弱く儚い存在に見えた。
「ふーん。そーなんだ…」
あまり興味が湧く話でもなかったのかつまらなそうに返事をした記憶がある。
その後何か話した記憶は無く俺の親が迎えに来て先に帰宅した。次の日も預けられると2人は居た。
昨日とは違いキャッキャと楽しそうに笑っている。疲れていたのか眠かったのか理由はそんな所だろう。
俺は2人が気になって絵本ではなく2人に声をかけた。次第に話すうちに打ち解けたのかいつの間にか仲良くなっていた。
子供ってのは単純なものだ。
いつの間にか俺はいつもこいつらと居るようになっていた。俗に言う友達だったのかもしれない。
そのまま同じ小学校に上がって、中学行って、高校行って、大学行って、ずーっと一緒だった。
こいつらは元々あんなクズだった訳でも無い。小学生4年生くらいに、おかしくなってった。
何があったかなんて知らない。ただ他クラスの女の子と付き合っているという噂が流れていた。
その後中学で付き合ったり、別れたり。酷い噂だと三股してたとかなんとか。
高校行ってからは酷い噂が飛び交っていたが、そんなことはお構い無しだった。高校2年の時初めて彼女が出来た。
さっきも話したが別れた。
ここまで進路が被っていた訳は、ただ単に俺が選ぶ進路にこいつらが居た。それだけ。
追っかけて来るような奴らじゃないしたまたま。勿論俺が追っかけたわけでも無い。
運動できるし頭もそれなりに良いし、俺より上のとこなんて簡単に行けた。ただ遊べれば良いとか思ってる奴ら。
成人したら酒やら煙草やらに手出してクズ感増した。パチンコ屋を出入りする噂も。
2人とも同じ性格でクズだが、2人で女性と…とか別にそういう訳でも無い、対して仲良さげな感じでもないし。互いに利用しあってる時もあった。
何考えてんのか分かんない真っ黒な瞳。真っ黒な髪の毛。暗い表情なんか見せたことないのに。時々なんだか違う。
狩野 圭。
親が共働きで忙しく幼少期の思い出があまりない。
自分で言うのもなんだが友達が少なくて人と話したりが嫌いだったと思う。
普通に大人になって、就職して、結婚して、普通に過ごせればそれで良いというように、特に夢も無い。
横にいる友人2人の事もあり、成人しても酒や煙草には手を出さず、チャレンジすることが苦手。
幼少期は1人静かに絵本を読んだりすることが好きだったが、現在の趣味はゲーム。時間を忘れられるような事が好き。