その子は何にも囚われたくなかった。
曲がったことを嫌い、そのままを受け入れて欲しかった。
その子は死にたいと思っていた。
いじめられて、洗脳状態にあり、自分はいらないと思っていた。
その子は満たされていなかった。
愛情が足りない、何もかも足りなかった。
彼らはセカイを恨んだ。
その感情に眼をつけたのが“3人の執行人”
彼らを“宿主”として執行人たちは
裁きと鉄槌を下す。
3人の執行人
死神
対象の魂を刈り取り、『裁判所』へ送る。
宿主と気が合う様で宿主の心の支えになっている。
閻魔
『裁判所』の裁判長。なお、『裁判所』には閻魔しかいない。
宿主と性格が非常に似ている。
堕天使
地獄の案内人。地獄の門まで送り、その後は知らない様子。
宿主にとても尊敬の眼差しを向けている。
宿主
神原 飛鳥
トランスジェンダーの少女。男として過ごしたいが、親がそれを許さない。
彼は親にひたすら恨みを向けた。
宮美 悠希
正義感が強く、いじめを許さない。
いじめられている子を助けたら対象が自分に向いて結果いじめを受けることに。
樹乃 春輝
有名企業社長の御曹司。
自分だけ特別扱いされて、何か満されてない気がしている。
コメント
1件
(* >ω<)b