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※キャラ崩壊⚠
※口調若干違う?
🐒→「」
🌊→『』
電気の消えた部屋で、DD は天井を見つめていた。
眠れない。
目を閉じても、意識だけがやけに冴えている。
全然寝れない、諦めて布団から抜け出す。
ドアを開けて廊下に出ると、ひんやりした空気が漂う。
少し気持ちよかった。
そのままリビングへ向かう。
ソファに倒れ込んで、スマホをいじろうとして……やめた。
余計に眠れなくなる。
「はあ……」
適当に天井を見上げていると、
ギ、と床が鳴った。
『……なにしてんの?』
振り返ると、うみにゃがドアのところに立っていた。
髪がぼさぼさ、いかにも寝起きって顔。
「寝れん」
『だからってリビング来るなよ、怖いわ、w』
「お前が勝手に起きただけだろ」
『物音したんだよ』
「気のせい」
『うるさいな、w 』
うみにゃがため息をつきながら近づいてくる。
そのまま隣にドサッと座った。
『で?』
「で、ってなんだよ」
『暇なんだろ』
「まあ」
『じゃあなんかしないの?』
「なんもできない」
少しだけ笑いがこぼれる。
さっきまでの静けさが、もう嘘みたいだった。
『てかさ』
うみにゃがソファにだらっともたれながら言う。
『何時だと思う?』
「知らん」
『見ろよ』
「めんどい」
『は?』
結局、うみにゃが自分でスマホを見る。
『……3時』
「終わってるな」
『DDの生活がね』
「お前もだろ」
『俺は今起こされた側だからセーフ』
「意味わからん」
『ルールでしょ?』
「初めて聞いたわそんなルール」
また、くだらないやり取り。
でも、それがちょうどいい。
「なんか食う?」
DDがふと思いついたみたいに言う。
『太るよ』
「お前がな」
『なんでだよ』
「俺は太らん」
『この自信どこから来てんの』
「才能」
『うざ、w』
結局、二人でキッチンに向かう。
音を立てないつもりが、普通にガチャガチャ鳴る。
『絶対怒られるぞこれ』
「バレなきゃいい」
『バレるだろ』
「じゃあお前のせいにする」
『は?』
小さく笑いながら、適当に何かを取り出す。
それを分けて、またソファに戻る。
「……うま」
『夜中に食うのがね』
「それな」
食べながら、また会話が続く。
内容なんてほとんど覚えてないくらい、どうでもいい話。
でも、そのどうでもよさが心地いい。
しばらくして、 会話が途切れる。
さっきまでの騒がしさが、少しずつ落ち着いていく。
「……眠くなってきた」
『早』
「お前のせい」
『俺のせいにすんな』
でも、うみにゃも少し目を細めていた。
『戻るか』
「だな」
立ち上がる前に、少しだけ間があく。
さっきまでの時間を、終わらせるのがもったいないみたいに。
『…まあ』
うみにゃが軽く伸びをしながら言う。
『たまにはいいな、こういうの』
「……まあな」
短く返す。
それだけで十分だった。
二人はそのまま部屋へ戻る。
さっきまで眠れなかったはずなのに、
布団に入ると、すぐに意識が落ちていった。