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かなめ「…しまった。」

キキキ…ドンッ!💥 (…痛っ…!)

――――――――――――――――――――――

ニュースアナウンサー<ココで、速報です。今日午後3時40分頃、次続町(じづちょう)で小学生とトラックが絡む事故が発生しました。これから情報が入り次第お伝えします。>

――――――――――――――そう。この事故は。かなめの…

かなめ(……いってー!痛いよ。あぁ、ビックリしたじゃん。この状況は?そっか。私がトラックにはねられたんだ。)

あみ「ねえ、起きてよぉ。ねぇっ!!!」

かなめ「…あ…み……?」

あみ「かなちゃん…ごめん!!!!!私が早くって急かしたから!こんなめに…」

かなめ「大丈夫…だから。」(てか、死んだ方が早いし。都合、良かったよ。)

あみ「大丈夫?そんなこと無いでしょ!ほら、出血が…ぁぁぁぁ。この罪は一生償えない!許されない!許されてたまるか!本当にごめんなさい…うううう…ヒック」

あみは涙をボロボロと流していた。

かなめ「あみ…これは最後のお願いだ。」

かなめがしゃべる度に、空気混じりの声がする。(何のお願いしよっかな。さすがにハードディスクを消せとか言うのもちょっとなぁ…W…あ。)

かなめ「家族とクラスメイト…いや、学級全体に言ってくれ。『これまで迷惑かけた。それは申し訳ないと思ってる。でも、私のことは忘れないでくれ。会えないかもしれないけど、またな。ありがとう。』」

あみ「分かった。絶対覚えるよ。」

かなめ(絶対覚えられないやつだ。)「あと、お前、あみにも責任がある。るりかが困ってたら助けろよ。友達になってやれよ。」

あみ「うん。かなちゃん、絶対守るからね!」

かなめ「…あぁ。」

あみ「かなちゃん…かなめちゃん?うわあああぁぁぁっ!!!」

かなめの目の矢印がじんわりと消えていくのだった。

その時、私は夕焼け空がいつもよりもっと、真っ赤にみえた。

これ、主の絵です!さすがに目と髪は緑じゃないけどね⬇️

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