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寧々said
いよいよトーナメントがスタートし、早速一戦目が終わった
緑谷vs人使くん
結果は、緑谷の勝利だった
『人使くーーーん!!』
心「!?」
『お疲れさま、かっこよかったよ』
そう言って、微笑むと
心「ありがと」
人使くんは、そう言って顔を真っ赤にして帰っていった
結果的には緑谷の勝利で終わったけれど、ヒーローからは人使くんの賞賛の声の方が多かったと思う
人使くんも、心做しか嬉しそう
良かったじゃん、認められて
『さてさてみんなのアイドル出陣じゃい!!』
芦「頑張れ寧々ー!!」
みんなのアイドルってのをスルーされたのは気の所為だよね
みんな応援してくれる、嬉しいな
上「まっ、勝つのは俺だけどな!!」
『ん?(*^^*)』
上「クラス最強って言ったらやっぱ寧々だよな。お手柔らかにお願いします寧々さん」
『苦しゅうない』
切「上鳴が、寧々の下僕のように感じる」
上「さすがにそれはな・・・」
『事実だもんね〜』
上「そうだな!!」
いや逆らえないのは草
控え室に上鳴とともに向かう
『、、、、、、あ』
上「あれ、心操、、、、、、、だっけ?」
心「あぁ、、、、、、」
試合には負けたのに、随分と清々しい顔してんね
『ダーリンと話あるから先行ってて。って、控え室別か』
上「はっ、ダーリン!?」
心「なった覚えないんけど」
なんだかんだ空気を読み、上鳴は控え室に向かった
別にこれくらいじゃ惚れないけどね!!
心「、、、、で、話って?」
『いや、普通におめでとうって言おうと思っただけ』
心「俺負けたんだけど」
『の割に良い顔してんじゃん』
心「、、、、、まぁね」
あぁやって認めてもらえたことがきっと、試合に勝つことより嬉しいんだろうね
『人使くんは、十分恵まれてるんだよ。自信持ちなよ』
私は無理やり口角を引き上げ、人使くんの顔を見る
『それに、私たち結構似てるんだよ』
心「、、、、、、、、え?」
『持ってる者、持ちすぎている者もさ。持ちすぎてても何も良いことなんて無いんだよ』
心「それって、どういう、、、、」
『うぅん、気にしないで』
『それじゃ』と言って手を振り控え室に向かう
けれど、一つ言いたいことがあって足を止めた
『人使くん、君はやっぱりヒーロー向いてるよ』
私情のために、ヒーローになった私なんかより断然向いている