日本の『怪物』の情報は外国にまで広まっていった。
イタリア
「Che confusione!
Il Giappone? Il mostro?
Non so nemmeno cosa stia succedendo!
Ma il Giappone è pericoloso…
è tutto quello che so.」
(なんということなんだ!
日本が?怪獣が?
何がどうなっているのかもわからない!
でも、
日本は危険だ…それだけはわかったよ。)
「Se i mostri compaiono
anche nel nostro paese… che paura!」
(もし、わが国にそんなものが現れたら…
ん考えるだけでも恐ろしい!!)
中国
「日本人都做了些什么? 这样一个和平的国家到哪里去了!?」
(日本人は何をしたんだ?!あんな平和な国はどこに行ってしまったんだ!!)
「日本人安全吗? 我吓得不敢睡觉……!」
(日本人は無事なのか?夜も眠れないよ……!)
アメリカ
「If it were an emergency in Japan, our country would move… but what do you want, monster?」
(日本の非常事態なら我々の国も動くだろう…だが怪物よ、貴様は何が目的なのだ?)
「Japan, be safe…!」
(日本よ、無事であれ…!)
世界では、神と崇める者もいれば
悪魔だという者もいる。
天罰とも、
日本政府が危険生物を隠し持っているとも。
我々は食料だったのではと言う輩も
世界滅亡の合図とも言われた。
だが、そんなものでは無い。
「もっと、もっと奇抜で奇妙な恐ろしい獣さ!!」
「この人類を!!僕達が!!」
((((((「喰らい漁る!!」))))))
あぁ、なんなんだ、
この身体の芯から湧き上がる感情は
「…あは、あは、あはははは」
妊婦、老人、子供、
全部全部喰らってやった。
人を喰らうって、なんて素敵なことなんだ!!
思い切り、笑えるんだ―!!
「がははははは!!」
「グフ、グフフフハハハ」
「…………」
怪物は喰いに喰い、狂いに狂った。
そして、地球は…。
「終わり?かー!!」
「…………!」
全て、全て終わった。
この世の全ては、
「俺様達が喰い漁ってやったぜ!!」
「アトハ…グブッ?!」
「………。」
「何勘違いしてんだ?まだだ。
お前ら…カスミ以外は餌にすんだぞ?」
「「「!!」」」
僕は一斉に噛み付いた
「がはは!みんな、ばいばーーい」
「…」
カスミは、笑顔だった。
2XXX年、地球は怪物により
崩壊した。
「お?まさかここまで(観測者)がいるなんて」
「…」
「君の周りに、いじめはないか?」
「実は僕、虐められていてね」
「今のは実話を元にした小説さ」
「君たちは、困ったら周りの人間や親身に聞いてくれる先生、友達、そして家族に相談しよう。」
「いまでも、いじめや困ったことはあるけど」
「死なずに生きていけるのは、この小説活動のお陰」
「だから読んだあなたに、感想を伝えて欲しい。」
「なんでもいいから、この惨めな怪物に」
「どうか、君の救いの火を灯してくれませんか。」
2023/06/03 22:08 301より
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