<開けないでね>
私には親友がいる
優しくて可愛くて頭がいい
あれは私が中学1年の時の話
親友から箱を渡され「開けないでね」と言われた
当時の私は好奇心旺盛で箱を開けてしまった
そこには1枚の紙があったその紙に青のペンで開けないでって言ったじゃんと書かれていた
その次の日、親友に箱のことを聞くと親友は答えてくれなかった
そして親友はチョコレートの箱を渡してきた
親友はまたこう言った「開けないでね」
私はまた箱を開けた
そこにはチョコなんでなかった
そこにあったのは…青いペンと紙だった
その紙には開けないでって言ったでしょ?そろそろ気づいてねと書かれていた
「なにこれ」
そして次の日も親友から何かの箱を貰った
また「開けないでね」と言い、親友は笑う
私はその箱を開けた
箱の中には紙と私とお揃いのキーホルダーが入っていた
私は自分のキーホルダーがないか見たがそこには着いていた
「なんで返したのかな」私は不思議に思った
そして何日も何日も箱をもらい、箱を開け続けた
そしてその箱の中身は、紙とペンや小道具などが入っていた
そして、数日たったあとまた箱をもらった
私はまた開けた
そこには紙があった
そしてそこにはこう書かれていた
「もう辞めて」
私には親友なんて居なかった
そもそも私は中学生なんかじゃない
それに私゛は女じゃなかった
そうか私はあの娘に恋をしていたんだ
だから箱に手紙と、女の子が好きそうなものを入れて毎日家に送っていた
するとその女の子は私に手紙を送ってくれる
私があげたものと一緒に
私はそれが嬉しくてまだ続けている
次は何をあげようかな?
コメント
1件
え、めっちゃ好きだわ。 なんか、見るなって言ってるのに見るのもなんかワクワクする。