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お兄ちゃんって呼ばないで。

💎🍣

nmmn注意

パクリ🙅🏻‍♀️

ご本人様とは関係はございません


※まじボツ意味不すぎる

※キャラ崩壊


久しぶりのダーク系➰🎶






[ 🍣視点 ]


弟は愛されていた。

学力は人並みだが、面が俳優並みに良く、運動神経も抜群て、面白くて。

所謂 人気者で、皆からたくさんの愛を貰っていた。



それなのに おれは _ 。






「 ないこ、大学はどうなんだ?」


家族で団欒中 、父の口から 耳障りな事を言われる。


桃「 順調だよ、留学もしないで卒業できるよ、。」

水「 ないちゃんすご!」

水「 さすがぼくのお兄ちゃんだね!!」


そう 弟のいむに嘆賞されるが、自分の心が狭いのか あまり嬉しく思わなくなった 。


「 ないこはこれくらい出来て当たり前だ。」

「 そうだろないこ?」

桃「 うん、… そうだね 」

水「 そっ .. か、 笑 」



「 それよりほとけ、高校生活は 順調か?」

水「 んー ..?、 んー。」

水「 テストやばいかも、w 」

「 そうかそうか 、笑」

「 それなら、ないこ なら勉強 教えてくれるから、ないこに聞きなさい 」

水「 うんっ、後で 教えて!ないちゃん!」

桃「 いいよ、後で 部屋おいで 」

水「 ありがとー!お兄ちゃん 助かるー!!笑 」


実際、いむに 教える余裕など 無い。

着々と迫ってきている就職試験。

良いところに 就職しないと。


桃「 ….. 、笑 」

「 テストが終わったら、そうだな、祝日にでも 旅行に行くか。」

桃「 あっ、でもそこ俺大学の用事入ってて 」

水「 じゃあ違う日 … 」

「 そんなの関係ないだろ、ほとけのご褒美だ。

お兄ちゃんなんだから我慢しろ 」


いむの意見を遮ってまで、俺の存在は否定される。

冷淡に見つめられ、踏み潰されるような感覚になる。


水「 でもっ、……!」

「 いいんだほとけ、ないこもやるべき事があるんだ 笑 」


いむだけには 優しくするのはもう 慣れたもんだよ。


桃「 .. うん、そうだねお父さん 、俺抜きで行ってきていいよ .. 笑 」

桃「 大学で頑張ってるね 、」


少しでも、少しでも 親を ご機嫌にさせなければ。


「 ないこ、就職試験 しっかりやっておくんだぞ。兄として 合格して当然だ。 」

桃「 わかってるよ、笑 」

桃「 頑張る、.. 」


少しでも、良い顔で振る舞わないと。



今だけは、理想のお兄ちゃんでいなきゃ






水「 ないちゃーん、ここわかんなーい 」

桃「 そこはね 、」


段々と溶けていく時間。

それは生活に影響を与える。

睡眠時間はもちろん、自分の勉強時間も減るし、親とのコミニュケーションが増えるのが苦痛で仕方ない。


水「 ないちゃんのおかげで 課題終わったー!!」

水「 助かったよ ないちゃん!」

桃「 良かった、笑 いつでも頼ってね 」

水「 んもー!大好きお兄ちゃん!」




破れない、固くて分厚い 偽りの仮面が 出来てしまった。

感情の波が、もうそろ 防潮堤を超えそうだよ。









[ 💎視点 ]


早朝、誰かの 足音で目が覚める。


なんだか 、今までに感じたことの無い胸騒ぎがした。

すっごく怖くて 何度も布団に被さっても心臓の音が大きく、早まるだけ。


ちょっとだけ確認。ちょっと部屋を除くだけ。



ないこ、と ドアに書かれている部屋を 4回ノックする。


水「 な、ないちゃーん .. 」


声をかけるが、聞こえるのは何も無い


と、思った瞬間、ドアの開閉音が聞こえる。



背筋が ぞわっと凍る。

もしかして、と思い、ダッシュで玄関に向かう。


見慣れた、兄だけ の 靴がなかった。



大丈夫、まだ間に合う。







オレンジと黒のグラデーションの空が、日の始まり ということを主張させる。


そんな空の下に ひとつの シルエット

何かから逃げるように走る人影


水「 っ゙…… 」

水「 ない゙ちゃん゙っ!!」


朝なんて関係無しに、彼の名を呼ぶ

そんな彼は、1度こちらを振り向くが 焦るように 遠のいていく


今だけは、自分の身体能力が良いことに感謝する。

逃げる兄の手を ガシッとつかみ、抵抗する兄の体を包み込む。


桃「 やめてっ、ッ゙、」


いつもとは違う彼。

心做し青ざめていて、ただ 泣きじゃくるそんな彼は、いつもの 優しくて暖かい笑顔とは 裏腹だった。


桃「 離しでよッ゙、っ!゙」

水「 っや゙だ、ッ 」

桃「 何もかも自由にさせでッ、」

桃「 もう 囚われたくないのっ゙、! 」


体が振り払われ対面になると、より彼の圧で心が締め付けられる


水「 .. お兄ちゃん … っ゙ 」


桃「 お兄ちゃんって呼ばない゙で!゙!」

桃「 …… っ 」



僕を睨みつけるように そう言い残すと、彼は その場から立ち去って行った。ただ 僕を独りにさせるように。


愕然とする僕は何も状況が分からなかった。



_ でもただ1つ、思うこと。





水「 僕だって 苦しいのに、ッ 」

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