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コメント
10件
輝くん……さすがにそれはどんまいしか言えん てかなんでこっち気づいてなかったんだろw まぁとりあえず今回も良かったよ!続き楽しみにしとるね!

輝君…どんまい 続き楽しみに待ってますね〜
1コメ?! 続き待ってますー! ほぼこれが毎日の楽しみ笑!
なんか最近ちょっとずつフォロワーが増えて行っててうれしい主です。
START→
輝 「、、、ピコピコピコピコ」
コンコンコン
ガラッ
輝 「、、校長、」
根津 「元気そうだね!相澤くん下ろしてくれていいよ。」
相澤 「、、、」
根津 「手短に言うね。君が雄英に入れる条件が難しくなった。
例として、体育祭。上位3位以内に入らないと即刻タルタロスに返還。」
輝 「、、あー、、3位、、ね。」
根津 「楽勝かい?」
輝 「1年生の間はね、」
根津 「でも今年は結構いい個性の子揃ってるよ」
輝 「、、個性で判断出来るもんじゃないでしょ、」
根津 「まぁそうだね。あ、あとひとつ。」
輝 「?」
根津 「刀の返却さ。」
根津校長は、毛並みの良い手でパチンと指を鳴らした。
後ろに控えていた相澤が、黒い布に包まれた「細長い私物」を無言で差し出す。
ずっしりとした重みが空気を震わせ、輝の指がゲーム機のボタンの上で止まった。
根津 「君が警察に拘束された際、没収されたものだ。本来なら証拠品として破棄、
あるいは厳重に封印されるはずだったのだけど、、
あるヒーローが、君が立ち直るにはこれが必要だと、粘り強く交渉してくれてね」
相澤が布を解くと、そこには見覚えのある、深く艶やかな黒い鞘が現れた。
輝の瞳が、前髪の隙間から一瞬だけ大きく揺れる。
輝 「(捨てられたんじゃ、、焼き鳥、め。)」
差し出されたそれを、輝は震える手で受け取った。 手に吸い付くような馴染み深い感覚。
菱形の重厚な鍔には、九つの尾を持つ妖狐を模した繊細な彫り込みがなされており、
その眼の部分には微かな光を宿している。持ち手は引き締まった黒で統一され、
美しい網目が指をかける位置を教えてくれる。そして、持ち手の最後尾――柄頭には、
情念のように鮮やかな赤い紐が結ばれていた。
輝がゆっくりと、その刀を抜く。 静寂を切り裂くように現れたのは、磨き上げられた純白の刀身だった。
輝 「、、、、九尾、、」
父が心血を注ぎ、最期に祈るようにして打ち上げた名刀。
血を吸うことを拒むかのようなその白さは、かつて「餓狼」として振るっていた
血塗られた夜の記憶さえも、一瞬で浄化してしまいそうなほど清廉だ。
根津 「その刀は、ただの武器じゃない。君という人間を繋ぎ止めるための『背骨』だ。
ただし、これを使うのは実戦、あるいは私が許可した時のみ。いいね?」
輝 「、、うん、」
輝は「九尾」を鞘に納めると、抱きしめるようにしてベッドの横に置いた。
無機質な病室に、父の魂が宿ったような、凛とした空気が流れる。
相澤 「行きますよ、校長。日陰、お前の退院は明日だ。学校に戻ったら、
すぐに体育祭の特訓に入る。3位以内に入れなければ、
次はお前の首を捕縛布で引きずってでもタルタロスへ運ぶからな。今の戦い方では、お前は勝てん」
輝 「うっさい、」
前髪の隙間から、輝は冷たく、けれど確かな熱を帯びた目で二人を見送った。
扉が閉まり、一人になった病室。 輝は「九尾」の柄を愛おしそうに撫で、
もう一度だけ、その白い刀身を月明かりの下で覗き込んだ。
輝 「(、、九尾。久々だな。、、
あいつらの言う『個性』ってやつを、その白さで塗りつぶしてやろうぜ、)」
自分を縛る鎖でも、自分を殺す毒でもなく、自分を活かす唯一の「芯」を取り戻した輝。
翌朝、彼はかつてないほど深い闇を背負い、
そして鋭い牙を研ぎ澄ませたまま、雄英高校へと帰還することになる―――
看護師 「あ、ごめんやっぱ退院は一週間後ね。」
―――ことはなかった。
輝 「、、え、、つまり、体育祭、、一週間前にやっと退院、、?」
看護師 「君、自分の体のヤバさぐらいちゃんと認識しなさいよ。」
輝 「認識、、してるもん、」
はい、どうでしたか。
1642文字。
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