あ の 青 ゐ 春 へ 。

物 語 の 旅 の 前 に 、 此 れ 殻 登 場  致 し 枡 主 な 人 物 達 を 御 紹 介 さ せ て 頂 き 枡 。

ゾロ ( 21 )

三 本 の 刀 を 自 由 自 在 に 操 っ て 戦 う 町 一 番 の 剣 士 。 一人 山 奥 で 暮 ら し て お り 、 度 々 町 の 酒 場 で 酒 を 飲 む 為 に 降 り て く る 。サ ン ジ に 一 目 惚 れ す る も 、 好 意 を 秘 め 続 け る 。 花 魁 達 殻 好 意 を 抱 か れ て ゐ る が 、其 の 事 に 本 人 は 気 づ ゐ て ゐ な ゐ 。

サ ン ジ ( 20 )

町 唯 一 の 男 の 花 魁 。 春 宮 屋 で 働 ゐ て お り 、 店 の 花 魁 と し て の 順 位 は 六 番 目 。店 の 二 番 目 の 花 魁 で あ る 小 紫 を 姉 の 様 に 慕 っ て い る 。見 習 ゐ の 春 小 町 は 妹 の 様 な 存 在 で 可 愛 が っ て い る 。

風 簫  ( 26  )

春 宮 屋 の ト ッ プ に 立 つ 花 魁 。 表 で は 良 く 振 る 舞 っ て ゐ る が 、 裏 の 顔 は 町 の 花 魁 達 殻 恐 れ ら れ る 程 嫉 妬 深 く 、 一 度 目 を 付 け ら れ た 花 魁 は 徹 底 的 に 嫌 わ れ る 。 他 の 店 の 花 魁 で 目 を 付 け ら れ た 者 は 数 日 後 に は 消 え て ゐ た と 云 う … 。 春 宮 屋 の 下 の 花 魁 達 を 下 僕 の 様 に 扱 う 。特 に 小 紫 と サ ン ジ を 嫌 っ て ゐ る 。

小 紫 ( 25 )

春 宮 屋 で 二 番 目 の 花 魁 。 美 し く 、 芯 の 有 る 女 性 。 客 や 他 の 店 の 花 魁 達 殻 と て も 評 判 が 良 ゐ 為 、  自 身 の 店 の 花 魁 達 殻 は 蔑 ま れ て ゐ る 。 し か し 、サ ン ジ や 見 習 ゐ の 子 達 殻 は 慕 わ れ て ゐ る 。

春 宮 屋 の 花 魁 達 と 着 物 の 色

No.1 風簫（ほうしょう）  ( 朱 色 と 金 色 )

No.2 小紫（こむらさき） ( 濃 紫 )

No.3 玉楼（ぎょくろう） ( 黄 色 )

No.4 春小町（はるこまち） ( 薄 桃 色 )

No.5 沙羅（しゃら） ( 橙 色 )

No.6  サ ン ジ  ( 紺 色 と 銀 色 )

見 習 ゐ ｜梅子（うめこ） ( 赤 )

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此 処 迄 御 覧 下 さ り 有 難 う 御 座 ゐ ま し た 。 本 編 は 次 回 殻 始 ま り 枡 の で 、 少 々 御 待 ち 下 さ ゐ 。