私はいつもぼっちだ

学校でもバイトでも部活でも変わらずぼっち

みんなは私にこの言葉をかける

        『可哀想』

でも私はみんなにこの言葉をかける

      『大変そう』

私はぼっちを最高だと思っている

そんな私は今、ある人に憧れている

その子はあかりといい、私とは真逆でいつもみんなに囲まれている憧れの的

いわゆる陽キャだ

彼女はいつも笑っていて幸せそう

彼女の笑顔にみんな元気をもらっている

外見はもちろん、性格もよくみんなに優しい

それに加え成績優秀で、スポーツ万能

非の打ち所がない彼女

私は彼女のようになりたい

そう何度も何度も強く思った

だが、現実はそう甘くなくて

何も変えられない　彼女になれない

わかり切っていることなのに

  

『あの子になりたい』

そう思いながら私は今日も

ぼっち生活を満喫している