コメント
0件
👏 最初のコメントを書いて作者に喜んでもらおう!
咲夜の時間操作が不安定になり、意識が途切れる。厨房でナイフを磨いているはずが、気づくと地下室で血まみれのナイフを手にしている。妹様の部屋の扉が開き、壁には「見ないで」と血で書かれた文字が無数に刻まれる。咲夜がお嬢様に報告しようとすると、レミリアは「フランは大丈夫」と冷たく答える。だが、咲夜がレミリアの背後を見ると、影が二つに分裂し、長い影が咲夜の首に触れるように動く。
咲夜が時間を止めると、影が動き出し、「見ちゃダメ」と囁く。時間が再開すると、咲夜の首に赤い手形が浮かぶ。霊夢と魔理沙に助けを求めるが、魔理沙は「そんな傷ねえよ」と笑う。鏡を見ると、咲夜の背後に紫が立つ。「咲夜、君の時間はもう『そこ』にないよ」。鏡の中の咲夜の姿が、顔のない影に変わっていく。