お久しぶりです。
リハビリがてら性癖に従順なkgym書いたので置いておきますね
文才なんかありません。
案の定駄文。駄文。
cpはどこかに記載してます。
主はにわかです。解釈違いがあると思います。
※ご本人様には関係ありません。
致しているだけ
ymがメンタル弱り気味
無理矢理
R指定作品のため予告無く非公開にする場合があります。
いたい、いたい。ひどい。さいあく。
やめてって。優しくしてって。何度も何度も何度も何度も口にするのに、目の前の美丈夫は苦しげな顔で律動を早めるばかりで。硬度を増したソレを打ち付けられた最奥が、快楽を伴わない痙攣を起こした。
『ごめん、ごめんなさい夢追さん。許さないでくださいね。ちゃんと、俺のこと恨んでくださいね』
初めてでも最初から気持ちいいなんて嘘っぱちってさっき知った。ハヤトがこんなに傲慢だってのも、さっき、初めて知った。
あたしは何にも知らなかった。
頭上でハヤトが生唾を飲んだ音が聞こえて、そこでようやく視界が滲んでいることに気づく。
『勿体無い』
次から次へと溢れ出す涙を舐め取ったハヤトが、満足そうに微笑んで、僕の目尻にキスをした。
馬鹿だなぁ、ただの液体をどうしてそこまで愛おしそうに見つめられるわけ?
ばか。酷いよ。酷い。あたしじゃないんだ。
『っ…..夢追さん、あまり締め付けないで…….っ…』
泣いているうちにお腹に力が入ってしまったらしく、ハヤトが眉をひそめた。
あたしにこんな真似させてるのはお前のくせに。
悪態をついてやろうと口を開いても、出てくるのは下腹部の圧迫感による苦しげな吐息と呻き声だけ。いつもはすらすらと出てくるはずの声はこんな時に限って栓をしたかのように喉に詰まる。こんなはずじゃなかった。
「……..さいてい…..」
掠れた声でようやく紡いだ言葉は、どうやら此奴には刺さらなかったらしい。いや、ある意味では刺さったのだろうか。今となってはもうどっちでもいいけど。
ハヤトが端正な顔を歪めていた。興奮、恍惚、満足感?
現状をよく理解できないまま乱暴に唇を奪われて、舌を吸われて追い込まれる。
あ、これ、だめなやつ。嫌だ。やだ。やめて。待って。
『…んは…..かわいい』
「…..っあ……..」
耳に口付けるようにして低い声を吹き込まれた瞬間、確かにびりびりとした快感が巡って弾けた。どろりと薄まった白濁液が溢れ出す感覚はどうにも現実味が無い。
『ねえ、夢追さん。気持ちいい、ですか?』
ひく、と表情筋が引き攣る。だって、違う。これは違う。この行為が始まってから今に至るまで、欲を吐き出した回数はもう数え切れない程なのに。
怖い。自らの防衛本能か、徐々に僕の身体はこの行為を快感と結びつけようとしている。
それが、言いようのないくらい怖い。
「…ゃ、やだ、やめて。ごめ、ごめんなさ…..ぁ」
『っはぁ…….出しますから…受け止めてくださいね…..夢追さん、っ………..翔』
骨にヒビが入るんじゃないかと思う程に強く腰を掴まれて、穿たれた最奥がぐぽんっと音を立てて開いた。まずいところに入った音。
一瞬呼吸を忘れた。視界が白くスパークして、全身がビクリと痙攣する。無意識的に仰け反ろうとした体はハヤトの体躯に圧迫されて、快感を逃すことすら許されない。
『っぐ、~~…….ぅ………』
前後不覚になるほどの衝撃に酔いしれて、気がつけば腹の中には粘性のある液体が注がれていた。今もなお吐き出され続けるそれの微かな刺激でも、中は痙攣を起こしながら収縮する。あいつの形を認識してしまえて不快だった。
何かを堪えるように歪んだとて、綺麗としか形容できないその顔に腹がたつ。
吐精が終わってもグリグリと腰を押し付けているのが、まるで僕を孕ませようとしているかのようで、それはそれは愚かでいじらしいと、内心で嘲笑った。
僕の首の汗をぺろりと舐めとって、また耳元でハヤトが呟いた。
『っはは、お腹たぷたぷ…….子供、できたらいいな…俺と、貴方の』
ぷつり、頭の中で何かが切れる音がした。ギリギリ繋ぎ止めていたはずの物が、糸の切れた操り人形のように垂れ下がる。
なんで。なんでって。ふつふつと沸いたのは怒りか悲しみか、はたまた場違いにも喜びだったか。
ぼろぼろと涙が溢れて止まなかった。男なんだから子供なんて出来るわけないだろ。お前と他の誰かの間に生まれるはずだった命は、僕の腹の中で消え失せることになるんだから。
あたしに子供は産めないんだから。
『ねえ、泣かないで』
ハヤトに親指の腹で涙を拭われる。その指がやけに熱くて、優しくて、嫌い。
『…..愛してます、翔さん』
「…っ…….ひどい…」
ひどい。やだ。やめてよ。
何が愛してるだよ、今更どの口が言ってんの。
『ええ、貴方にこんな醜い感情を向けて、貴方を無理矢理抱いている酷い男です。ずっと、ずうっと忘れないでくださいね』
さいてい。だいきらい。
ハヤトを罵るためだけに紡いだはずのそれは、強引な口付けに消えていった。
コメント
5件
コメント失礼致しますm(_ _)mめっちゃ好きです!!!!もう🎤の解釈が天才的すぎる、、、
ネタはあるのに筆は進まない そして何故か投稿してないうちに有り得んくらいフォロワーさん増えてて恐縮です ぼちぼち投稿できたら良いな、と思ってはいます