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月夜に愛ふたつ / 第一章

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月夜に愛ふたつ / 第一章

10 - 10話.9月10日,弟の結婚式

♥

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2024年09月10日

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サムネ一部公開




画像 何処やねんレベルの公開ですw


しかも、完全なる下書きなので、見せるのはまだまだ先になります!


また、十五日間毎日投稿の後は、自分のペースで投稿させていただきます。


15日から19日は、完全不浮上になります。

ご了承ください。



10話.9月10日,弟の結婚式



黄弟「お兄ちゃん」


黄「るぅた!結婚おめでとう」


黄弟「ありがとう。」


今日、僕の弟であるるぅたが結婚した。

幸せなそうな顔、あの奥さんにしか見せない顔、信じられないほど新しく気付くことが多かった日でもある。


僕は、未だに『結婚』の『け』すら始まってない。



黄弟「…でね、なの」


黄「ふふふッ、そうなんだ」


黄弟「あ、もう行かなくちゃ。またね、お兄ちゃん」


黄「うん、いってらっしゃい。またね」


フリフリ。

るぅたに向かって手を振っていると、肩にポンッと手が乗った。


桃「るぅとさん」


黄「ッ、!?///」


振り向いたら、目の前に王子様__じゃなくて、さとみさん。


普段着が和服だから、タキシードが新鮮。でも、前髪が若干書き上げられてて、フェロモンとかいうのが溢れているのだ。



桃「ッ、…///えっ、と…疲れてませんか?」


黄「へ?」


桃「ずっと立ちっぱなしだったのに、疲れないわけないと思うので、とにかく座りましょう」


なんだか慌ただしいさとみさんが可愛いくて、つい微笑む。


桃「?な、なんですか?」


黄「い、いえ…」


とりあえず、ソファに座らせてもらい、一息つく。


とすっ、とさとみさんも隣に座ったので、近くにあった飲み物に手を取る。


黄「さとみさん、お酒いかがですか?」


桃「え?あ、まぁ…で、でもるぅとさんの方が俺はしんぱ__ッ、は!?」


黄「ん?」


ごくり。


僕がお酒を飲んだと同時にさとみさんが僕が持っていたグラスをとる。


桃「な、なななッ、るぅとさん!お水!」


黄「ふぇ?いいれふよぉ、?おいひぃへふ…///」


ごくごくごく。


ぼくがおさけをのむにつれて、さとみさんはあおざめる。


ふふふ、かわいいかお。



ちゅっ。


桃「へッ、?///」


かおまっかだぁ。

いちごみたい。


…あれ?あたまがぐわんぐわんす、る…




桃視点


黄「すぅ…」


どくどくどくどく。


ひどく、混乱した。


越えるべき境界線はものすごく遠いものだと思っていたのに、あっさりと近ずいた。


キス、された。


その事実が信じられなくて。


昨夜、結婚したいなどと欲望ばかり語っていたが、今日はさらに欲望が増す。


嗚呼、手に入れたい。


この胸に、抱きついて欲しい。



俺は、きっと手遅れだった。


残り数日間で、お別れの時が来るというのに。


今更何故…。


なんて神様は意地悪なんだ。



𝕟𝕖𝕩𝕥➯♡100

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