テラーノベル
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陽光で輝く長い金髪を揺らして、パンを咥えている美少女ー…いや、美少年が走っていた。
赤いマフラーとスカートに、対となるような青いブレザーと黄色のセーターが特徴的だ。
tr「もー!焼きパンのせいでまた遅刻だよ!あと5分で門閉まっちゃう!」
yk「ええっ!?ぼくのせい!?てか、たらこさん速い〜!」
ポテポテという音が鳴りそうな走り方をして、焼きパンはたらこの後を一生懸命ついて行っていた。
赤茶色の髪は寝癖がついていていつもよりふわふわでボサボサ。
たらこと同じマフラーとブレザー、セーターに身を包み、明るい茶色のチェックのズボンを履いている。
yk「今日はほんのちょっとだけ寝坊しちゃったんだよ〜!」
tr「それいっつも言ってない?ほら、焼きパンはやく!」
yk「むり〜!」
学校の正門が閉じられるギリギリに、2人は滑り込みセーフ!最近2人はずっと遅刻ギリギリ、というか遅刻している。
gt「おー!すげぇ、珍しく間に合った! 」
sm「いや、さっきから実況しなくていいからwてかぐちつぼも珍しくない?今日俺より早くなかった?」
校舎の2階、2年C組の窓から、遅刻ギリギリのたらこ&焼きパンを見ていたのは頭脳派の2人。
深緑色の髪を、室内でも白いキャップで覆っているのがぐちつぼ。多少着崩した黒の学ランで、 やんちゃな色のインナーが襟元から見えている。
金髪というよりかは黄色っぽい髪で、難しそうな本を頭に三冊重ねているのがんそめ。ネクタイをした長袖シャツを腕まくりしていて、いかにも強そうな腕を出している。
sm「お前もよく遅刻してない?」
gt「いや、まあ確かにー、遅刻してるときもある、正直。でもギリ間に合ってるから!」
セーフ、セーフと大きく身振り手振りして話すぐちつぼ。
彼はいつも校則ギリギリを攻めていて、教師にもよくちょっかいをかけているので、んそめも属するA組に入れなかったのである。
gn「え、なんで俺んとこいんの?何してんの?」
学ランを着崩しておしゃれに着こなし、 黒くて光沢のある髪をセンター分けにしている、同学年のげんぴょんが2人に声をかけた。
sm「あ、げんぴょんおはよ。」
gt「よお原人。今日は俺もたらこも焼きパンも遅刻回避だ」
gn「えぇ、ガチ!?あのバカ達も!?w」
sm「めちゃめちゃ走ってたよ。こっからだと正門よく見えるからねー」
gt「いやまじで見ものだったわ。明日雷雨にでもなんじゃね?」
gn「へー…てか、そろそろ帰ってくんね?そこ俺の席なんですけど〜〜」
gt「おー、じゃー戻るかー」
gn「さっさと帰れ帰れぇ!」
頭脳派コンビは席を外していたげんぴょんの席で話していた。(自分のクラスじゃないのに)
本人が戻って来たタイミングで3人は解散した。
いつもつるんでるメンバーだが、ここ3人はそれぞれクラスが違う。
6人中3人は最下位クラスのF組なのだ。
tr「はー、間に合ったー!!」
yk「あぶなかったぁ…」
今日は遅刻を回避した2人が汗だくで2-F教室に入って来たと同時にチャイムが鳴った。
kn「あ。たらこ、焼きパンおはよ。今日はセーフか」
淡い金髪ぱっつんで、白っぽいパーカーの中にシャツを着たごんかねが2人に話しかけた。
頭の触覚はカチューシャなのか生えているのかわからない。
2人と同じF組なので、彼もまたおバカである。
yk「かねごんおはよぉ」
tr「かねごんおはよ。ねぇ聞いて?今日も焼きパンがさー…」
yk「ねぇぇ、ちょっとぉw」
kn「焼きパンが寝坊しない日はないじゃん」
淡々とした口調でさらっと返される。
yk「ちょっとぉ!wそれ馬鹿にしてるよねぇ?」
三馬鹿とも呼ばれるF組の3人は、今日提出の課題があることなんか知らず、
いつも通りに適当に過ごして強面教師から怒りの雷が落とされることとなる。
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今回はそれぞれの紹介程度で終わりです!
限界最年少コンビは一緒に登校していてほしいという願望です。
電車通学だとなお良い!
じゃあこんな感じでね。
ありがとうございました。
コメント
2件
フム……🤔好きです(唐突)