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なんだかんだオメガバースって書いたこと無いなって

やっぱαとΩの組み合わせが王道ですよね、えっちです

魔主役cishp











「あ゛ー…ヒート始まりそう…」


少しの目眩とだるさを感じてそう呟く。

お察しの通り俺はΩだ。ヒートの前兆には個人差があり、俺は目眩とかを感じる。

抑制薬買っとかんと…この前のヒートで使い切ってもうたからな。

団員にはβと言ってあるのでバレたら大変なのである。

特に…ほら、シャオさんと大先生はαやから。襲われて番にされでもしたらたまったもんじゃない。


「お、おはよショッピ。今日は一段とだるそうやね」

「寝不足」

「あーね」


真顔で嘘をついてチーノの顔を見る。

こいつは確かβだったはず。まぁ俺と同じく嘘をついているΩの可能性も否めないが。

社会的地位の確立されているαがわざわざ嘘をつく理由なんてないから、まぁこいつと一緒におったら安心やろ。


「…なぁショッピ、おまえ香水でもつけとる?」

「は?いや、別に」

「ふーん…めっちゃ甘い匂いすんねんけど…」


あ、これは非常にまずい。ヒート始まりそう。

ちょっとチーノ盾にして保健室行かんと。


「チーノ、ちょっと身体だるいから保健室連れてってくれへん?」

「あーマジ?じゃあ行こか」


手を引いて飛んでくれるためこっちの労力が少なく済んでありがたい。

よっしゃ、これから眠い時はこれやってもらお。


「ん、ついたで。…って、先生おらんやん」

「マジで?困る」


保健室の中を見渡しても先生の気配は感じられない。

俺抑制剤どこにあるか知らんねんけど…。


「とりあえずベッド入ったら、……ッ!?」

「…ちーの…?」


急に顔を赤らめて口元を覆うチーノを不審に感じて声をかけてみる。

…あ、もしかして。

やばい。βは番にはなれへんけどフェロモンにあてられるのは同じや。

まずい、このままやとチーノに犯されてまうわ。


「ショッピ…おま、Ωなんか…?すげぇ甘い匂いすんねんけど…?///」

「……ぁ、」


ぐずっと身体が疼いて、その場に座り込んでしまう。

あー…終わったー…犯されてまうー…w


「ふ、っあ…♡あぁぅ…♡」

「…しょっぴ、ほんま、終わったら殴ってくれ…!」

「ぁ……♡」


そのままベッドに引っ張られ、押し倒される。

瓶底メガネを外したチーノの、ちょっと悪すぎる目つきがよく見えた。


「…なぁ、ちーのっ…♡ほんまにべーた…?♡」

「あ、ぁ、俺はβやっ」


βならいっか。

番にされへんのやったらええ。

それにチーノになら犯されたって――


「じゃあ、いいや…はよらくにして…♡」


そう言って、意識は途切れた。











βか確認された後、ショッピから抵抗の雰囲気が消えた。


「じゃあ、いいや…はよらくにして…♡」


俺の手に擦り寄り、そんなことを言ってくる。

あぁ。

こいつは俺の理性をぶっ壊して何がしたいんだ。


Ωのヒートというのは、αに対して強いフェロモンを放つ。

が、βだって至近距離でフェロモンを浴びればあてられるのだ。


同じβだと知って安心した。

もしこいつがΩだったなら。俺とは番になれない。他のαに無理やり番にされる可能性だってある。

だから、βだったら俺とも恋人になれると。

そう思ったのに。


「ちぃの…?なぁ、はぁく…ぉおれ、が、がまんできなくって…♡」


無意識なのかへこへこと腰を揺らし、潤んだ目で見つめてくるショッピ。

やめてくれ、歯止めが利かなくなってしまう。


「はーっ…♡」


ズボンのベルトに手が伸びる。

あかん。あかん。

だめや、ショッピを傷つけたない。

欲望に支配されつつあるちっぽけな理性が俺に警告を送る。


でも、ショッピは抵抗しとらんやんか。

今だって俺のこと求めてくれとる。

これは治療や。そう、発情に苦しむショッピを助けるだけ。


「しょっぴ、ごめっ――――♡」


理性というものは、滴った汗と一緒に流されてしまった。











「は、ぁあっ…♡ん゛、ひ…♡」

「はぁーっ…♡きもちい♡な?ショッピ…♡」

「んぉ、♡もっとぉ…♡…もっと、おれのなか、きもちくしてぇ…♡」


ぶぁってでたフェロモンをかんじた。

きもちいい。

かわいい、かわいいしょっぴ。


このままなかだしして。

おれのこどもをはらませて。

おれだけのΩにして…。


違う。


「ん…?♡ち、ぃの…?♡」

「…ごめんなぁショッピ…」

「うぇえ…なにがぁ…?♡」


気づかないうちに泣いていたらしい。

ちょっとだけ理性を取り戻したらしいショッピが俺の頬を触る。


「おれが、俺がαやったら…ショッピのことこのまま番にして…他のαから守ってやれるのに…」

「……、」


ショッピは上半身を起こして、俺に抱き着く。

ヒート中は身体を動かすのさえ億劫なはずなのに。


「…つがいじゃなくても、まもれるやろぉ?♡できそこないのΩとずーっといっしょにいてやぁ…♡」


耳元でショッピの低音を感じる。

耳障りが良い。

好きだ。

ショッピは俺が守んないと。


「愛してる、ショッピ…♡」


腰の動きを早めたら、ショッピの白い喉から鈴のような嬌声が聞こえた。

好きだ。

好きだ。

愛してる。


「おれも、あいしてるぅ…♡」











目が覚めた。

ちらりと時計を見ると、あれから数時間が経過している。

腰は痛いけどヒート特有の気怠さは無くなっていて安心した。


「っあ、ショッピ…!」

「あー…チーノ…」


心配そうに眉を下げてこっちを見るチーノと目があった。


「ご、ごめんな…俺、フェロモンにあてられて…」

「ええよ別に」

「でも!付き合ってもないのに…好きじゃない奴にこんなことされて…」


ほんまこいつ真面目やね。めんど。

俺がええって言っとるのに…。

おろおろとしているチーノを見ていると俺の中のサディズムが顔を出した。

…ちょっとからかってやろ。


「ふーん…俺は結構チーノのこと好きやのに、チーノはそうでもないんやねぇ…寂しいねぇ…」

「…え!?ちょ、今のもう1回…!」

「もう言わへんよ~」

「そんなぁ…」


肩を落とすチーノに向かって手招きをする。

ん?と近づいてきたチーノの顔を引き寄せて耳元で囁いてやる。


「出来損ないのΩとずーっと一緒にいてや、チーノ」

「…ショッピ…」


顔を赤らめたチーノにちょっと意地悪な笑みを見せる。

愛してるよ、なんて。

もう言ってやらんからな。
















Ωとβも良くないですか!

番になれないから項を噛んでもどうもならないのが切なくて好き。

この後ショッピくんはシャオちゃんに無理やり番にさせられます()

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466

コメント

10

ユーザー

なるほど、これは神が書いたのか☆

ユーザー

うわっ…ちょ、ちょっと…ええな((

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