それからの 生活は まさに不幸のどん底だった
元々貧しい村だったため、お金も少ししかなく、家を失い、農地も失った村の人達はみるみると痩せこけていった。
そのうち死人が出てもおかしくない
街中に出たとしても、こんな貧しい村の市民なんかを受け入れてくれる所なんてそうないだろう。
俺は生きるため必死に乗り越えてきた
あの日々はもう戻ってこないんだなぁ……
俺は新しい土地探すために、1人B国へと歩き出した。
桃「着いた…!ここが、B国…!」
街は思ったよりも繁盛していて、沢山の店が並んでいる
桃「これからどうしよ…」
働く?こんな汚い服を着ている俺を雇ってくれる店はあるのだろうか……
『お兄さん、なんかお困り事?』
突然、声をかけられ、声のした方を見ると、まだ小さな子供が俺の方を見ていた
桃「えっと、この街を来たばかりで…働く場所を探していて……」
『へー、ならいい所あるで。』
桃「ホントッ!?」
『嘘は言わへんよ、w ついて来て』
なんだか 悪い人でもなさそうし、折角 紹介してくれるらしいから行くか…!
俺は少年の後を追って行った。
桃「な、なんかキケンな匂い…」
『えー?別にそうでもないで?』
そうは言われても、ここ路地裏だしなんか怖いんだよ!!
『ほら、着いたで』
桃「……!わー…」
レトロな小さなお店 で、 パンケーキのいい匂いが外まで漂ってくる
『ただいまー、新入り連れてきたで』
桃「え、ぁ お邪魔します…」
少年がそのお店に入って行ったのにつられて俺もその店に入った
中は、外の雰囲気と同じでレトロだった。あまりこういうお店に来たことがなかったから、凄く新鮮。
『おっ!お前が初兎が連れてきた新入りか。』
桃「あ、はい!」
黒「俺は悠佑や。そっちは俺の弟の初兎な。」
少年を指さし、名前を告げる
へ〜、初兎って言うんだ…
黒「弟言うても、本当の弟やないんやけどな、」
白「何言うてはります〜ん、悠くんは俺を小さい頃から面倒見てくれとったし、本当のお兄ちゃんやと思っとるで?」
黒「おっ、お前…ええこと言うやないかぁ〜!!」
なんだか仲のいい2人を見てほっこりする
青「ないこ、笑」
やっぱりダメだなぁ…
忘れられない
裏切られてもまろのことが好きだなんて…
桃「馬鹿げてやんの。」
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やっべ 連載楽し
るりちゃん と 合作する予定なので 良ければ 見てね ✌🏻
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