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9 - 嘘か誠か夢か現実か

♥

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2025年10月23日

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鳴「保科、お前、ボクのことが好きなのか?」



























保「…は?」




___。










鳴「違うのか?」


鳴「お前は無意識かも知らんが会議中や演習中によく視線を感じるぞ」





















保「…え、っと」













バレた?見すぎた?


いや見てたか?



鳴海隊長の言う通り無意識やったんか












どうする?誤魔化す?


…..












保「……もし、好きや言うたらどう思います?」













鳴「…そうだな」















「_迷惑だ」




















保「…」







鳴「ボクは恋愛なんかやってる暇は無い」



鳴「それにお前男だろ」



鳴「気持ち悪いぞ」


鳴「男が男に恋とか」











保「…もしって言いましたやん」


保「本気なわけないでしょう笑」



保「ただ鳴海隊長の鍛え抜かれた体を見とっただけですよ」


保「視線うるさくてすみませんねぇ」


保「次から気をつけますわ」


保「ほな僕は仕事が残っとるんで、これで」






鳴「……」




保「(スタスタ」











































































__分かっとった





分かっとったけど、___



















ッーーー







保「、っ…(泣」









“気持ち悪い”










そんなこと、言わんと思ってた。







普段はあんなんやけど、鳴海隊長は本気で人を傷つける言葉は言わない人だ。










でも、そうやんな笑






好きでもない同性に、そういう意味で好かれてたなんて嫌やんな


しかも相手が犬猿の仲で大嫌いなやつなんてなおさら







あぁ、あんなこと言わんだらよかった…















ごめんなさい。









ごめんなさい。









お願いやから嫌わんで。









そんな目で見んといてよ。









貴方に嫌われたら、僕は、僕は…__











































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