鳴「保科、お前、ボクのことが好きなのか?」
保「…は?」
___。
鳴「違うのか?」
鳴「お前は無意識かも知らんが会議中や演習中によく視線を感じるぞ」
保「…え、っと」
バレた?見すぎた?
いや見てたか?
鳴海隊長の言う通り無意識やったんか
どうする?誤魔化す?
…..
保「……もし、好きや言うたらどう思います?」
鳴「…そうだな」
「_迷惑だ」
保「…」
鳴「ボクは恋愛なんかやってる暇は無い」
鳴「それにお前男だろ」
鳴「気持ち悪いぞ」
鳴「男が男に恋とか」
保「…もしって言いましたやん」
保「本気なわけないでしょう笑」
保「ただ鳴海隊長の鍛え抜かれた体を見とっただけですよ」
保「視線うるさくてすみませんねぇ」
保「次から気をつけますわ」
保「ほな僕は仕事が残っとるんで、これで」
鳴「……」
保「(スタスタ」
__分かっとった
分かっとったけど、___
ッーーー
保「、っ…(泣」
“気持ち悪い”
そんなこと、言わんと思ってた。
普段はあんなんやけど、鳴海隊長は本気で人を傷つける言葉は言わない人だ。
でも、そうやんな笑
好きでもない同性に、そういう意味で好かれてたなんて嫌やんな
しかも相手が犬猿の仲で大嫌いなやつなんてなおさら
あぁ、あんなこと言わんだらよかった…
ごめんなさい。
ごめんなさい。
お願いやから嫌わんで。
そんな目で見んといてよ。
貴方に嫌われたら、僕は、僕は…__
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