この作品はいかがでしたか?
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お昼になったので、先月の残ったお金が入っている
お財布を持って家を出た。
眩しい太陽が私を照らす。
モワッとした湿気が張り付いてきて、顔を顰めた。
適当なスーパーに入り、適当にパンを2つほど選んだ。
お会計をして、店を出た。
また、モワッとした湿気が張り付いてきた。
やっぱり、私は、顔を顰めた。
家に帰る道を歩いていると、前から子供の笑い声が聞こえたので、俯き気味だった顔をあげた。
女の子「もー歩くの疲れたー」
男性「そうか…じゃあ、おんぶするか?」
女の子「うん!」
女性「あら、良かったわね。」
女の子「ふふふっ」
思わず、ギリッと歯軋りをした。
…幸せそう。
私には、程遠い。
____世界が灰色に染まったような気がした。
コメント
2件
続き待ってます!最高でした!
頑張れ! (これしか言えないけど)