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・年齢操作有(高校3年生)
上記の内容が苦手な方、得意ではない方 は見ない事をおすすめします
⚠️ご本人様とは一切関係ございません⚠️
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ー第4話ー
久しぶり
クラスメイトの橙さんがお見舞いに来てから3日たった今日、ようやく熱も下がり、体調も戻った紫です。
やっと学校に行ける…
この3日間、毎日懲りずに橙さんはお見舞いに来てくれました!
…絶対迷惑かけちゃったよね。
今日こそ、学校にいって橙さんにお礼を言うんだ!
そう1人で心に決め、俺は学校へ足を運ぶ。
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久しぶりの教室。
秋の朝の少し涼しい風を運んだ、窓際の席へと俺は座る。
橙さんまだかな…
と、うわの空になっている俺めがけて
「わっ!!」
と、声が背中で聞こえ、俺は内心驚きながらも声の正体を探そうとする。
声の正体は、
「なんだ、桃ちゃんか〜」
そう、彼の名は桃くん。
高校生活で出来た唯一の友達。
「紫くん!久しぶり〜。
…なんか、悩んでる顔してんな〜w
なんかあった?」
…流石桃くん。
約3年間の付き合いだもんね…
「えぁ…まぁ、大丈夫だよ!」
「大丈夫…なのか?」
「うん。気にしないで!」
「そっか。まぁ、なんかあったら相談しろよ」
そう言い、桃ちゃんは自分の席へと帰っていった。
実を言うと、桃くんにだけ俺が吸血鬼だと言うことを伝えている。
桃くんは、こういう事を言いふらすような人ではないと分かっているがやはり心配だ。
そんな風に教室でくよくよ悩んでいたら…
「お!紫くん来とるやん。元気なった?」
と、お待ちかねの橙さんが来た。
唐突に話しかけられ、俺の心臓がうるさいほど音を立てている。
驚かしてきた桃くんと話す時でさえ、こんな事にはならないのに…
自分のうるさい心臓を恨みながらも、俺は一生懸命言葉を紡ぐ。
「あっ、うん。えと…おかげさまでよくなりました!わざわざこんな俺に、橙さんの大切な時間使わせちゃってすみません…」
と、俺が感謝と謝罪を伝え、会話を終えようとしたら君はこう言うのだ。
「ええよ、ええよ。それより、良くなってくれてほんまよかった!」
と、笑顔で言ってくれた。
その優しさが嬉しく、けれども痛くてやっぱり俺は謝ってしまう。
「…心配かけてごめんなさい。」
そんなひたすら謝り続けている俺を見て君は笑いながらこう言う。
「何回謝んねんwもう俺ら友達やろ?」
「えっ…!」
橙さんの言ってくれた言葉が嬉しくて思わず聞き返してしまう。
「俺が…こんな俺が、友達になっていいの?」
「おん!紫くんだからこそ友達になりたいんや」
こんな風に、俺自身に直接友達になりたいなんて言ってくれた人は橙さんが初めての事で、思わず喜んでしまった。
「えへ…じゃあ、これからよろしくお願いします、橙さん!」
「堅いな〜w敬語外してええんやで」
橙さんがそう言うので、もうここは思い切ってこう呼ぼう。
「え、あ、じゃあ……橙、くん…」
そうすると君は、俺に名前を呼ばれて嬉しかったのか、
「おう!これからよろしくな〜”紫ぁーくん”」
と呼んでくれたのだ。
こうして、俺に2人目の友達をつくることができました!
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いまさらですが初めまして!
ないん。と申します。
こんな辺な時間&投稿が遅くなり申し訳ごさいません🙇♀️
ありがたいことにフォローワー様が「2人」
ハートが「18」と、とても嬉しいかぎりです!
ゆっくりにはなると思いますがこの物語、完結は必ずするので気長ーーーーーーに待ってもらえると嬉しいでございます!
では、また次回でお会いしましょう!