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緑谷said
相「入ってこい」
吐き捨てるように扉に投げかけた言葉。
・・・?
入ってこいって・・・?
バァンッ!!
緑「!?」
いきなり扉が目の前に飛んできて、窓が割れ窓から飛んでった。
え・・・何事?。
皆、驚いたのか口を開いてポカーンとしている。
そして、教室に入ってきたのは、僕たちと同い年くらいの女の子。
肩より少し長い茶髪の後れ毛が、歩くたびにサラッと動く。
相澤先生の隣に立つと、目は狐の面で目元は見えないけどチュッパチャップスを咥えた口元は歪んでいた。
行動や仕草から、怖いオーラが漂っている。
相「おい、扉を開けることも出来ないのか!」
?「うるさ。無駄にデケェんだよ、この扉」
相「理由になってねぇよ」
?「知るか」
相澤先生が、女の子に怒るが反省している素振りがない。
相「はぁ、もういい。・・・・転校生だ」
「「「(が・・・学校っぽいのきたァァァァ!!)」」」
転校生・・・!?
雄英って、転校生受け入れていたのか。
それに、こんな時期に転校生って・・・。
僕たちまだ入学したてだぞ・・・!?
彼女は品定めするような雰囲気で、一人一人の方へ顔を向ける。
峰「やっべぇよ!!目元は見えねぇけどあれは美人に違いねぇ!!」
後ろの峰田くんが鼻息を荒くする。
確かに・・・可愛い・・・
緑「っ!!」
と、彼女と目が合った。
?「・・・(ニヤ」
僕の思い過ごしかもしれないけど、この時彼女は視線を動かさず僕を見据えて・・・形の良い口の端を、吊り上げたように見えた
んだ。
相「動揺するのも分かるが静かにしろ。・・・転校生の____」
相澤先生が開けた重い口を、遮るように彼女は不機嫌そうに言った。
?「紅条茜だ。面倒事は嫌いだから、変なことに巻き込むな。後、このお面のことは絶対に何も言うな、もし言ったら殺す。以
上」
最初より苛ついたような、怒ったような低い声を教室内に響かせた。
瀬「な、なんか怖ぇぇ・・・」
隣で呟いた瀬呂くんに、心のなかで同情した。
相「席は・・・名前順でいえば切島と口田の間なんだが・・・」
切「!!」
相澤先生の言葉に目を輝かせた切島くん。
相「ま、普通に1番後ろだな。八百万の後ろに座れ」
切島くんは落ち込み、反対に八百万さんは嬉しそうに目を輝かせた。
多分クラス中が彼女の出席順に同情しただろうが、まぁ転校生っていえば一番後ろだよな・・・。
〜作者〜
主人公ちゃんの性格を変えました
やっぱり、性格が悪い女の子が好きなんです!
お許しください