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緑谷said
「おはよう御座います、茜様!今日も一段とお綺麗で!」
なんか机を運んできてくれた人たちが八百万さんの後ろに設置してから、彼女に丁寧な挨拶をし始めた。
茜「うるせぇ、散れ」
ムカついたのか、彼女は苛ついたように呟いた。
途端、いそいそと教室を出ていった。
何だったんだ?
相「ほら、行け」
それにしても、相澤先生少し彼女に当たりが強いというか・・・。
飯「質問よろしいでしょうか!!」
飯田くんがビシッと手を上げて、相澤先生はまたため息をついた。
相「手短にな」
飯「ありがとうございます!!正直、この時期に転校・・・それも雄英の転校生なんて、皆納得できてないと思うのです
が・・・!」
相「それは・・・゛正式な入学テスト゛を受けていないのに、ということか?」
コクリと頷いた飯田くんに、相澤先生が続けた。
相「もし仮に、コイツがお前らと同様の入試を受けたとして。まず間違いなく、こいつは推薦入学だ」
飯「!?」
不本意、とでも言いたげな表情で淡々と物凄いことを言い出した。
推薦・・・?
つまり、轟くんや八百万さんと同じってこと・・・。
それって相当凄いんじゃ―――。
茜「・・・」
興味がないのか、真顔で飴を舐めている。
その姿に、相澤先生の言葉を疑わずにいられなかった。
爆「それは・・・俺がその狐野郎より下って言いてぇのか?」
かっちゃんが椅子から立ち上がり、ポケットに手を入れて紅条さんに近寄る。
そのかっちゃんを、相澤先生が捕縛して止まらせた。
相「薄々勘づいていると思うが・・・雄英に編入ってのは簡単なことじゃない。お前らが受けた入学テストよりも断然、難易度が
高い」
爆「あぁ・・・!?んじゃ受けてやるよ、んなテスト・・・俺が1番だ!!」
ギリギリと捕縛から逃れようとするかっちゃんに、相澤先生が首を横に振った。
相「止めとけ、爆豪。今のお前では・・・こいつの足元にも及ばない」
緑「!?」
かっちゃんが・・・?
爆「あ゛ぁ!?んなもんやってみねぇと分かんねぇだろうが・・・!やんぞ、勝負だ狐野郎!!」
茜「チッ・・・うるせぇ餓鬼共だな。黙って話を聞くことも出来ねぇのか?爆豪勝己くん?」
あれ、かっちゃんの名前なんで知って・・・?
爆「てっめぇみたいな奴が一番気に食わねぇ・・・!!コロォス!!」
そんな事気にしてない様子のかっちゃんは、両手から少量の爆破を見せながら声を張った。
相「こいつの受けたテスト・・・言ってもいいが気落ちするなよ。実力の差だ」
そんなに難易度の高いテストなのか・・・。
架空ヴィラン30体と対戦とか・・・!?
次の相澤先生の言葉に、僕は勿論クラスの皆・・・・かっちゃんさえも、紅条さんの実力を認めざるを得なかった。
相「対人戦闘・・・・相手はオールマイトだ」