テラーノベル
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____……
「ね、元貴、スマホ、みて」
翌朝、ダイニングテーブルで、半ば昨夜の懺悔も込めて俺が用意した軽食を取っている時に元貴に告げた
なに??と言うような顔でスマホをみた元貴の顔が驚いてフリーズして、赤く染まっていき、 少しの間ののち、真剣な表情で静かにスクロールする
3年間分の大量の資料をBOXごと送りつけた
「俺も、元貴が大好きだから、勉強した」と穏やかに告げる
ちゃんと気持ちが伝わるように、両手でスマホを持っていた元貴の片手の指を攫って、いつもみたいに中指の付け根あたりにキスを落とした
「俺、元貴一筋だし…。」
「もうずっと前から、元貴以外の人にあげてる時間なんか、ない。」
「一人で試せる事は限界があるけど、元貴のことをちゃんと見てれば、何が気持ちいいかぐらいちゃんとわかるよ…。」
「中学の頃から、大森元貴に夢中だもん…。」
「………」
元貴がガタっと立ち上がって、俺のところへ来て立ち止まり、ぎゅうっと頭のあたりを抱きしめる
「……変な事いってごめんね。」
「お前は本当にコツコツ努力出来るよね…。」
「本当に、すごいね…。」
純粋な、大真面目なテンションで呟く元貴に頬がゆるんだ
「…愛してるよ、、だいすき。…元貴…」
愛を伝えると、元貴が
「……うん。…俺も……愛してるよ…」
と呟きながら、俺を抱きしめる力がさらにぎゅううぅと強くなる
…………////
「へへ、、//昨日の元貴、可愛かった。」
「これからもいっぱいきもちいことしようね。」と元貴を見上げて言う俺に、元貴の顔が、ちょっと照れた
「………うん。…//」
「ごめんね。本当に。」
「…ありがとう、若井…。」
呟く元貴が嬉しそうで、俺も心底嬉しかった
……終
コメント
2件
コメント失礼いたします。 どのお話もドキドキわくわくしながら読ませていただきました💗小説書くのが初めてという文言をみて驚きを隠せません。上手すぎます。 これからもみささん様の書く作品を楽しみにしております。