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勢いよく扉が開く。
どこかで見覚えのある騎士が、こちらに向かって大声を張り上げた。
「貴様が暗殺者か!」
――親衛隊隊長、ジークハルトだ。
暗殺者の動きがピタリと止まった。
呼吸さえ忘れ、石になったのかのように動かない。
「何を……違います。私は警備の……」
何故。この時間、皇女は一人で居るはずじゃないのか。
どうにかしてこの状況を切り抜けなければ。
暗殺者が必死に考えを巡らせていると、後ろにあるついたてからまたぞろぞろと人が出てきてジークハルトの後ろについた。
ウォルトにサンズ。それに親衛隊兵たちまでが暗殺者の動きをじっと見張っていた。
「しらばっくれても無駄だ。皇女殿下の部屋に入ったのがその証拠」
ジー******
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