テラーノベルの小説コンテスト第4回テノコン 2025年1月10日〜3月31日まで

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一明日を見るためにー

第122話 - 第107話感情的にならぬように

201

2024年10月17日

#mmmr

#マフィア

#能力

#能力者

#ちょいぐろ

#ご本人様に関係はありません

仲春

──────れいまり視点──────

内心深いため息をつく。なかなかに面倒なことがおこった。そもそもこの仲間割れをさせる展開こそが人外ハンターの思うつぼなのに。そんなことも考えられないのだろうか。

…心を見てみるが、どうやらあまり宜しくない状況のようだ。

(感情が操られてるって感じね…。)

全員の心に疑心暗鬼という感情や狂っている感情、怒りの感情など、様々なマイナスな感情がほぼ全員の中で渦巻いている。

一見すると強い。敵の撹乱などにも使えるだろう。ただ、相手があまりにも悪い。

｢そもそもなんでそんなに怒ってるんですかー？｣

｢はｯ！？｣

｢理由、説明してもらわないと。こっちも何を謝ればいいか分からないんですけど？｣

｢ちょｯれいまりさんｯ｣

｢めめさーん？今は少し黙ってくれない？私はラテさんに聞いてるの｣

めめさんの止める声を静止し、ラテさんをじっと見つめる。ラテさんは顔をしかめながら俺を睨み返す。

｢偽物って言ってくれればこちらにも対処の仕様があったし、｣

｢どうやって対処するんですか？｣

｢…過ぎたことを言っても｣

｢ほら！ないじゃないですか！｣

｢みんなで考えればあったかもしれないだろ！？｣

｢あーあー、なんでキレるんですか？こっちは冷静な話し合いを求めてるんですよ。｣

｢はあ”ｯ？｣

｢ラテさんそれこわーい考え直してください？操られるのは滑稽ですよw｣

…正直私も最初は怒り狂っていたが、なんだろう、私よりもキレてる人がいるとなんか、冷静になれる現象。それが私の身におきたため、たまたま冷静なだけなのだが。

と、長々と語っている訳だが。そろそろ私の意見…と言っても嘘を交えたものだがを言っていこう。

｢もー私にも考えがあるんですよ！それはそれは立派な理由がですよ！｣

｢はよ言え｣

｢そんな急かさなくても…偽メテヲさんだって自分が偽物だって認めたくなかったんですよ？そこに現実を突きつけるのはあまりにも酷じゃあないですか！｣

｢なんというか、嘘っぽいですね…。｣

｢失礼ですね！？別に伝え忘れてたわけじゃないですよ！？｣

｢ツンデレ風に本心をカミングアウトしないでください｣

レイラーさんやいえもんさんにツッコミをかまされる。本当に都合がいいように解釈がされて面白い。掌の上で人を動かすのは大変愉快なものだ。それすらも見透かすガンマスさんは私の掌では踊ってはくれない。面白くはない。しかし、しょうがない。そんなものなのだ。

｢さあ、みんなそろそろ落ち着いたw？さっきから騒ぎすぎですよ〜w｣

｢…仲間1人死亡、1人裏切り、1人は偽物…。そんな状況で落ち着けるわけなくないですか？｣

みぞれさんから苦笑いしながらそんなことを言って、私をさとそうとしてくる。心のうちでは凍りついたかのような思考を巡らせているというのに、その内面を氷の仮面で覆い隠す。なかなかの世渡り上手だ。…ただ、心をみれる人がいる場ではその上辺ツラだけの優しさは意味ないと思う。言わないけど。

｢あ〜…めめさん。魂、1万を犠牲にしたとして、ウパさんを生き返らせることができるんですか？｣

｢…？どういう意味ですか？｣

あくまでもしらばっくれるめめさんに対して、理詰めしようとしたが、その考えは一瞬で放棄する。あくまでも勘が鋭い程度で、自身の疑問をぶつける感じで。演じて。

｢いやだって、めめさんは魂回収してなかったじゃないですか！どうやって復活させるんです？ずっと疑問だったんですよー？｣

…私が心を見ることが出来ない人の1人、めめんともり。何を考えてるのか読めない。見ることも出来ない。表ヅラはいい人だが、内面はどうだろう？底知れることがない。だからこそ暴きたい。だってその方が面白いから。私の知らないことを全員の前で公開処刑のようにさらけ出させたい。そんな欲望を乾ききった喉で飲み込む。さあ、面白くしてくださいよ？MY BOSS？

｢…そうですね。その説明も必要でした。｣

あくまでも冷静に説明しようとする姿は少し面白くない。もっと慌てると思ったが、これは弱点では無いらしい。カードを切るには少し早かったか。なんて既に自身に対する反省を考え始める。

｢魂のランタン。それは全員と中身を共有しているわけではありません。｣

ここで驚きの声が上がる。驚くほどのものでは無いと思うが、…みんなの心を見た感じ、なぜ共有されていないのか、不便では無いのか、などの機能面的な方で驚いてる人が多いようだ。…そこ？と思いたいが、そこは黙っておく。

｢理由は、悪用されるからです。｣

｢悪用…？｣

レイラーさんの心と放った言葉がリンクして、少し面白い。思ったことをそのまま言うのは幼稚と言わざるを得ない。

｢全ての魂が死神が管理をします。その後、天国や、地獄へと導くのが天使や悪魔の仕事です。さて、我々死神にもノルマというものがあります。そのノルマを達成しなければ、死神という種族を剥奪され、落とされます。｣

中々に難しい内容を取りだしてきた。理解していないものが半分だが、それを承知で話しているのだろう。なんとなくそう感じただけで、根拠は無いが。

｢そのため、ノルマを達成するのは大事なのです。しかし、共有してしまうと、誰が誰かわからないので、わかれてるんです。｣

と、めめさんは真剣に説明したつもりのようだが、それは理解し難いというのが理解していないようだ。常識かのように語るのはやめて欲しい。常識なわけないだろ、と言いたいところを堪える。

｢あ、一番の理由は私が能力で死神の力を使っているからですよ？｣

取ってつけたかのような言い方…。少し怪しい。しかし、これ以上疑えば、れいまりマジックのレッテルが消えるため、納得した振りをした方が得策なのだ。

そうは思わないかい？人の心を盗み見ている人。

趣味が悪いね〜？こういう厄介事を見るのが好きなのかな？…せいぜい邪魔はしないでくれよ？

────────────？

ここで切ります！なーんか区切りよくすると伸びるんですよねぇ…。最近の悩みのひとつになりそう…。てか、見てくれてる人の人数えぐくないですか…？前までバグだと思ってたんですが、見てくれてる人がわかる欄？があるじゃないですか。それに700ついてて…。最初はバグだと思ってたんですけど、ここまで長続きると思えないので、多分本当なんだと思います…。え？普通に凄くないですか？電源ボタン壊れたせいでスクショできないのが本当に惜しい！！この嬉しさを共有したかったです…！！700って…私のフォロワー数よりも多いですからね？すっごく光栄です！！結論、長く、早く投稿すれば見てくれる人は見てくる！でした！

…最近ハートが少ないな〜…欲しいな〜ということで乞食します(？)

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それでは！見て下さりありがとうございました！おつはる！