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莉愛
「よくさ、おとぎ話にあるじゃん。めでたしめでたしって」
急になにを言いだしたのか?
と、きょとんとする勇斗を、
眺めて気にせず続ける。
「末長く幸せに暮らしましたってやつ」
捻くれた考え方は身について変わらないのかも。
「あれさ。その後の方が絶対長いし大変なのに、1行で終わらせるの酷いよね」
え、うん。と飲み込めてなくて、なんとなしの相槌を聞き流して、
「だからさ、こっから先が長い、、、訳でしょ」
終わりを考えないなら、続くっていうなら。
自分で言って、なんかふわふわするけど
「永遠なんて俺は信じないけど、誓うから。
勇斗は信じておいて。俺の終わりは勇斗に渡す」
「……だから、勇斗」
小さく息を吐いて、言葉を区切る。
絶対。俺から終わらせてなんかやらない。
多分これから、どんなにお互いを想いあっていたとしたって、辛い時や、悲しい時が来るだろう。
もしかしたら、嫌いだって思うことだってあるだろう。
それでも。俺は終わりなんて絶対に言ってやらないし、認めてなんかやらない。
「俺にはもう終わりないからね。勇斗が終わりっていう時は、俺、認めないから、大変だよ」
なにそれ、怖いんだけど。って小さく言った後に。
「めでたしめでたし、の後の物語は、誰も書いてくれない。でもさ、俺たちはそこから先を書いてくんだろ」
キザだよねって、勇斗が目を伏せて笑う。少し困ったようで、でも優しい笑顔だった。
「俺は信じるよ。お前が終わりを渡してくれるなら、俺はその先を終わらせないから」
沈黙がふたりを包む。
この穏やかさが、続けばいいな。
――これが、終わりのない、結末。
おしまい
途中ちょっと迷走して、グダった感じがあり、読んでてもイラッとしたかと思います。
ほんと最後までお読みいただき、ありがとうございました。
細かいことは本当はたくさん言いたいけど、ここでは言いません笑
後々、雑談スレに書ければ、と思いますので、万が一ちょっとでも気になる方はまた覗いてみてください
saiki拝