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第11話

今日の朝はとても怠かった。

何故かというと、私の親友を亡くしたからだ。

大切なものを亡くすと誰だって悲しいだろう。

私はその気持ちを、初めて味わったのだ。


学校に行くと、教室もいつもは騒がしいが今日は何かというと静かだった。

男子【なぁ、、昨日の事件✖✖✖】

女子【ヤバいよね、、、、、✖✖✖】

訊きたくない!!

訊きたくない!!

訊きたくない!!

「そんな話やめてよ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

私は欲望に耐え切れず皆の前で本音を叩きつけた。

女子【なに?あんた。あんたが殺したんでしょ?】

女子2【殺人鬼が何言ってるの?】

女子3【大声上げるのマジで迷惑なんだけど~wあ!!てか大声上げるのは殺人鬼の特徴らしいよ~Wこわw】

女子皆【こわ~~~いw】

男子【ふふはははwwwwwwwこわ~いwwww】

皆が私を嘲笑う。

なんで、、、、なんで私は、、、、

殺人鬼なの、、、、?

女子1【てか、君は男子にも媚売るし人は殺すしなんなのさw】

ハハハハハ~w

「もう、、、、やめて、、、、!」


担任「はい。皆、席に着け。」

一斉に皆は席に着いた。

途中私は席に着こうとして、誰かにドンと体を押されて

転げ落ちた。

「う、、、、、」

担任「何してる。席に着けと言ってるだろ?」

「ごめんなさ、、、」

女子1【あ~そいつ怒っても何もならないと思うので無視しましょ!】

担任「、、、、、、はぁ。」

こう皆から嫌われたのである。


昨日の事件の真相は、

まず犯人なのだが、犯人は2つ上の男性高校生。

男性高校生は、三月とマッチングアプリで知り合っていたらしい。

でも、ここ最近三月と高校生は仲が合わなくなった。

三月は日々日向に相談をしていたらしい。

そして、事件の3日前高校生は三月の家を特定して、

三月の帰宅時間を待ち、三月に出会い接触した。

三月は恐怖で一度警察に通報したが高校生は逃走していた。

警察からは三月が恐怖に遭ったらすぐに通報してくれと言われていた。

そして事件当日、二人は公園など二人で出かけて、家に帰宅し、

くつろいでいるところを高校生に家に侵入され刃物で殺されたらしい。

犯人は現行犯逮捕されて、『三月さんが最近仲が合わなくて懲らしめたくなった』と言っていたのだ。


雫は思った。

なんで三月と日向が殺されないといけないのかと。

彼女たちよりも私の方が死んだほうがいいのにと。

そう思い、夜の空を1人見上げていた。

 

翌日からは、学校は時々休んだりして、

美術部にはもう行かなくなった。

美術部に入る度に二人との出来事を思い出し、苦しくなるからだ。

もういっそ美術部なんてやめてやると思い込んだ。


闇💔エンプレス

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