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私の名前はつむぎ。今年から高校一年生だ。
このお話は私の今までの物語。
ー約3年前ー
私は今日、やっと中学受験が終わった。
友達も誰もいなくて先生も大っ嫌いな塾からやっと解放される。
学校は3校受けたけど、第1志望の学校は多分落ちた気がする…。
まぁ、あとは合否を待つだけ…
ー1週間後ー
学校の合否が出た。
結果は第1志望校不合格、第2志望校補欠合格、第3志望校合格だった。
正直、第1志望校に行きたいっていう気持ちがいちばん強かったから悔しい。第2志望校はもし繰り上げ合格だったら、1週間以内に電話がかかってくるからそれを待つしかない。あー緊張する、。
ー2日後ー
学校から帰ってきたら、お母さんが家にいた。今日仕事休みだったのかな。。そんなこと思ってたら、お母さんがにこにこでこっちにきて「合格だって」といった。私は嬉しくて跳ね上がった。第2志望校が落ちてたら、どうしようってずっと考えてた。久々に涙が出た。
ー3週間後ー
今日はお姉ちゃんの体育祭!お姉ちゃんは今中学2年生!あんまり体育とか好きじゃないから体育祭も行くの嫌がってた、。運動会とか学校行事でいちばん楽しい日なのに。
朝からママとパパは喧嘩してる。せっかくの体育祭なのに…。パパが私の手を引いてベランダに出た。「はあ、体育祭行く気なくなっちゃったな。」だって。なんとなく、私は何も言わなかった。結局パパとふたりで体育祭に行ってあとからママと合流した。
お姉ちゃんの赤チームは負けてしまった。だけど、お姉ちゃんのリレーかっこよかったなあ。あ!お姉ちゃんがお家に帰ってきた!その後、ふたりで2階の子供部屋に行っておしゃべりをした。お姉ちゃんと話すとすっごく楽しい。
そこに、パパが来た。「ちょっと話がある」だって。暗い顔だ。またママと喧嘩したのかな。離婚とかやめてよ?そう思っていたら、お姉ちゃんが「え?なに社長になるの〜??ふふ」ってちょっと重たい空気を和やかにした。だけど、そんな話ではなく、パパは口を開けて言った。「少しの間、あなた達と別居することになった。」
そんなの聞いてない。やだよ。本当に離婚しちゃうの、。隣を見るとお姉ちゃんはポロポロと泣いていた。「それでも少しの間だし、2人のことは1番大好きだし1番大切なもの」そう言われた途端、私も悲しくて泣いてしまった。嫌だ。パパがいない生活なんて信じられない。本当に帰ってこなかったらどうすればいいの。行きたい中学校行けなくなっちゃうの?
頭がいっぱいになった。
ー2日後ー
今日はパパと二人でドライブ。出ていくとか未だに考えられない。ママは毎日まだ出ていかないのって言ってる。そんな事言わないでよ。
そしてずっと思ってたことを言った。
「中学校、行きたいところに行ってもいの?」返事は即座にかえってきた。
「つむぎは、自分の行きたい場所に行って、好きなことをして、めいっぱい楽しんでほしい。だから、お金のことなんて考えないで、いろんな経験をしてきて」
涙が出てきた。離れたくない。ずっと一緒がいい
ーパパが出ていってから3週間後ー
一向にパパが帰ってくる気配は無い。お姉ちゃんも私もいつ帰ってくるの?とかなんとなく言いづらい。ゴールデンウィーク今日で終わりだな。家族でどっか行きたかったな。そう思ってた時、お母さんが私たちをリビングに呼んで椅子に座らせた。若干なんの事かわかる気がする。
「パパと離婚します。」予想通りこの言葉が耳に入ってきた。悲しかったけど、お姉ちゃんは「そっか」っていつもの顔をしている。ここで、やだ!とか言ったら、ママ怒るかな。泣きたいけど、泣いたら雰囲気がもっと重たい雰囲気になっちゃうかな。ママは私の顔を優しい目で見つめた。「そっか…。ママがいるなら大丈夫」そう言ってしまった。子供部屋に戻り、一人で静かに泣いた。パパとは会おうと思えば会えるし、別々に暮らすだけだから。そう言われたけど、もうあの玄関からお父さんが帰ってくることはないと思うと涙が止まらない。なんでこんなことになったの。私が受験したいとかいったから?私がわがままでいつも言うことを聞かないから?