めむむさんからのリクエストです。
あっと×てると
仕上がるの遅くなってすみません…!
会議室のドアが静かに開き、椅子に腰かける。僕以外まだ誰も居ない空間に、手に資料を抱えながら深呼吸をする。今回の現場はデスクワークでオフィスをイメージしている。設定としては社会人で先輩×後輩が徐々に距離が縮まっていくという流れになる。台本によると相手役が後輩役で僕はその先輩役としてリードをしなくちゃいけない。
「ちゃんと出来るかな…」
小さく独り言を漏らす。AV役者以前の時にちょっとしたショートドラマの中の彼氏役みたいな形では経験はある。でも今回はそれ以上に、ほんっっとに、難関、僕にとっては…。
悩んでもいても仕方がないのだけれど、とりあえず本番まで与えられた台本を見直す。
ガチャ
ドアの開く音に気づいて振り向くと、入室して来た人物はその場で固まっていてこちらを見ていた。…あれ、僕部屋間違えたかな…?
「え…もしかして、、、てるちゃんですか、、?」
「え?てるちゃん?…えっと、名前はてるとって言います。今日は…」
「え…マジ…?本当に、会えるなんて…!」
「えっと、君は…あっとくん?」
「うん!…えっと、あの、ガチでファンです。」
「えっ、ほんとに?」
「ずっと、応援してました…!」
あっとくんに手を握り締められてキラキラした瞳で僕への想いを語ってくれた。え、あの、普通に嬉しすぎるんだけど。正直僕のことを知っていて、僕のことを見てくれている人が居るなんて…
「ありがとう…そんなこと、言われたことなくて…嬉しい。」
「……」
「…?あっとくん?」
「かわいい…」
「か、かわ…?」
「今日の撮影来てよかった…」
「えっと、この仕事まだ慣れてなくて…迷惑かけちゃうと思うんだけど、今日はよろしくね」
笑顔で返すとあっとくんも優しく微笑み返してくれた。
撮影が始まり、てるとは机に向かい、資料と格闘しているシーンから始まった。
そんな中、オフィスのドアが静かに開く。
「先輩、まだ残ってるんだね」
残業をしている先輩に差し入れの袋を手にした後輩のあっとが、にこりと微笑む。
「少しだけでも休憩した方がいいと思って」
てるとは顔を上げ、驚きつつも優しい笑みを返す。
「ありがとう、あっと…気を使わせちゃったね」
あっとは机の横に差し入れを置き、先輩の肩を軽く叩く。
「気にしなくていいよ。俺が持ってきたんだから」
てるとは照れくさそうに目を逸らす。
「でも、こうやって来てくれるだけで助かるよ」
あっとは微笑んだまま、少し近づき、差し入れを差し出す。
「先輩、ちゃんと食べて、無理しないでね」
その優しい声と気遣いに、演技であることを分かっていながらもてるとは自然と胸が温かくなる。
てるとは席を立ちあっとの手を取ると、あっとは目を丸くしてこちらを見つめてくる。
「あっと…」
「はい」
「…僕、君のこと……」
「カット」
撮影中断の合図に胸がぎゅっと縮む。
監督のアドバイスとしては、もっと積極的にしていいよ、自然にね。と。
自分でも出来ていない事に気付いていた。
「てるちゃん」
呼ばれて顔を上げると、あっとさんがゆっくり歩み寄ってきた。目線を合わせるように少し腰を落として、覗き込むように笑う。
「こめん。また中断されちゃって。」
「俺は全然大丈夫だよ。‥てるちゃん、力入りすぎ。……ほら、肩」
そう言って、大きな手が僕の肩に触れた。
「ね、今みたいに息を抜いてみて。呼吸が詰まってると、表情まで硬くなるから」
耳元に近い声。
その低さに、体温が一気に上がる。
「カメラもスタッフも気にしなくていい。……俺だけ見て」
「えっ‥」
真剣な瞳で見つめられ視線を逸らせない。
あっとさんは口角を上げて囁く。
「大丈夫。俺がちゃんと受け止めるから」
その瞬間、胸が大きく跳ねた。
(……すごい。本当にドキドキしてるみたいだ)
でも、不思議と次のテイクでは自然に体が動いていた。
「あっと…来て。」
あっとの手を少し強引に引いて応接室に入り、目の前にあるソファに押し倒した。あっとが僕を呼ぶ口を塞ぐようにキスを落とした。正直、心臓がバクバクだけれど、上手く自然に出来ていると思う。あっとくんのアドバイスの言葉のおかげ、かも。
キスの最中に僕の背中にあっとくんの腕が絡み、お互いに受け止め合うようなキスシーン。
緊張で手が震えていても表情は崩さないように、台本通りにリードを続ける。
「……もう逃がさないから」
自分でも驚くほど、声が低く響いた。
あっとくんが目を細めて、ゆっくりと僕を見返す。
(……うん、調子良い。このまま続けて‥)
スタッフの存在も忘れるくらい、集中していた。あっとくんの衣装として着ているワイシャツに視線を落とした。
(落ち着いて、やるしかない。。)
ゆっくりと指先でボタンに触れると、布越しから彼の体温が伝わって、心臓が高鳴る。
「てるちゃん、強気だね。‥でも、」
低い囁く声と同時に、あっとによって手首を掴まれて視点が逆転した。気がつけば背中に柔らかいソファの感触。てるとのことを見下ろすあっとの視線に、息を呑む。てるとの手首をそのまま頭上に持っていき、押さえつける。台本には載っていない予想外の展開にてるとは目を丸くして動揺した。
「あ、あっと…くん?」
そして、ゆっくり顔が近づいてきててるとの耳元で呟いた。
「台本通りじゃ、つまらないでしょ?」
「…っ!」
周りには聞こえない程度の小さく低い囁き声にてるとは体がびくっと震えた。
「俺だって、アンタのこと好きだった」
「あっとくん…。」
これも、台本に無い台詞。だけど、ストーリーも自然の流れであっと自身の演技も悔しいながらも上手い。てるとは、動揺しながらも目の前の相手に役として台詞を重ねる。
「じゃあ…僕たち、両思いだね。」
「……こうなったのも、アンタのせいだからな。先輩後輩としての関係でも俺は嬉しかったし、それだけで満足だった…。」
「うん、」
「でも、もうこの気持ちを隠さないし、アンタを逃がさない。…だから、覚悟して?」
「んっ…!」
あっとの顔が近付いてきて吸い寄せられるように重なり合い、吐息が溶け合う。お互いを確かめ合うよう離れてはまたキスを求めてを繰り返す。あっとの優しさと熱が混ざったキスにてるとは翻弄されながらも、内心は必死に受け止めている。
(こんなの敵わない‥)
キスをしながらあっとが、てるとのワイシャツのボタンを一つひとつ取り外していく。てるとの体温に直に触れながら、キスが段々と深くなっていく。
「んっ…んんっ…あ、」
「……まだ、足りない」
「んんっ…あっ、んふぅっ…」
あっとの優しいキスからてるとを味わうような深いものとなり、舌先が触れ合いてるとの思考が真っ白になる。完全に主導権を奪われてしまっても、撮影が止められることなく二人の長いキスシーンがカメラに捉えられる。
それから、唇、耳元、首元、胸にキスが降りてきて胸の飾りに吸い付いた。
「んあっ、はぁんんっ…あっ、とくん…」
「エロすぎ、マジで…」
「ああっ…」
「えっちで敏感だね」
「や、やだそれ、なんかっ‥あっ…、んっ」
舌で胸の周りを撫でるように舐め回し、先端に触れると体がビクッと震える。そのまま舌で先端を転がされるのが気持ち良くててるとは喘ぐ。
「はあ…っ、ん、ああっ…んぅ…」
ちゅ、ちゅう、
抑揚をつけて何度も吸われて、まるで何かを絞り取るように、吸われる力が強まる。
「やっ、‥あっ、吸わな、い…っで、」
「美味しくて、つい」
「!?……あんっ…あ、そんな…わけ…んんっ」
「ほら、こっちも吸ってあげるね…」
「んあっあっ…!!んん、…あ、…あっ、」
反対側も同じように舌で舐め回されて、吸われて、先端が固く膨れ上がる。あっとが上目遣いをしながら見せ付けるように下を出して舐め上げる姿にドキッとしてしまう。目が合うとあっとがにやりと不適に笑って先端に歯を立てられる。甘噛みをされる度にてるとの体が震えた。
「んあっア゛っ…やっ…」
「てるちゃん‥」
あっとがてるとの耳元で囁く。
「俺のも、触って?」
てるとの手首を取って熱く張り詰めた部分に誘導させる。
「脱がして?」
耳元でいやらしく響く声ですら、快楽として感じてしまっている。てるとは言われた通り前のベルト緩めていき、あっとの下着に手を掛けて脱がしていく。張り詰めていたモノに直接触れて上下にゆっくりと扱きながらあっとにキスをした。
意外な行動にあっとは一瞬の驚きと嬉しさの波が押し寄せてきた。
てるとの後頭部を支えながらキスを交わし、空いている手で下着の中にあるモノを直接触れる。
「んんっん、ふぅ、ん、あっ、」
「…手、止まってるよ?ちゃんと触って」
あっとの手が上下にゆっくり動かしたと思えば先端を指で弄ったり段々と激しく扱かれてぐちゅぐちゅとと水音を立てて、遂にてるとは先に限界を迎える。びくんと体が大きく跳ねたてるとの性器から精液が勢いよく液を吐き出してしまう。
「いっぱい出たね‥」
「はぁ、はぁ、‥」
「俺のも、出さしてくれる?」
てるとは震える手であっとの性器を握ると舌で優しく舐め始める。
「そう、上手。」
「ん、っ‥あむ、」
「‥っ」
先端の方から奥まで少しずつ口に含み顔を前後に動かせていくとじゅぶ、と涎と愛液が混ざった水音とあっとの口から微かに荒くなっていく呼吸が耳に響き恥ずかしさのあまり目を瞑る。
「可愛いよ」「上手だよ」とあっとに頭を優しく撫でられる。
「ごめん‥我慢できないや、」
てるとの口内からすぽっと抜け出し、そのまま背後に回って腰を掴む。何の前触れもなく肛門部分に長い指が侵入してきた。
「ひっ‥んっ!‥あ、う、」
指を動かされる度にてるとは甘い声を漏らし、中を解かされてゆく。
充分に慣らされて肛門がひくひく蠢きを感じている。そこに固くなった性器が入ってきて、ゆっくりピストンが始まる。
「んあっ…あっア、ア」
てるとの掴んでいる腰を引き寄せてさらに密着させる。奥深く当たっていく感覚に襲われててるとは叫ぶよう喘いだ。
「ああ…っアアんっ、あ、深‥ぃ、っ‥んっ」
「‥気持ち良さそう、もっと動いてあげるよ」
「ああっ‥!!、だめ、ッ…」
「ダメじゃないでしょ?本当はもっとしてほしいでしょ?」
「んんっ、アあ、んんっ…」
顔はソファに擦り付けてお尻部分は高く持ち上げられた状態のまま後ろから容赦なく突かれて犯される。その姿にあっとはうっとりとした表情で眺めてお尻を撫でる。
「ねぇ、次はてるちゃんがして?」
「えっ…」
耳元で小声で囁かれたと思えば、あっとはソファに仰向けに寝転がり「こっちにおいで」と目が訴えている様で、てるとは恐る恐るあっとの身体の上に馬乗りになる。
あっとはてるとを抱き寄せて耳元で囁く。
「自分で挿れてみようか」
「っ‥」
緊張と不安が入り混じる。腰を上げて自分の後ろに宛てがう。先端から少しずつ自分の中に入ろうとしてきてゾクゾクする。
挿入に苦戦していると、それを見てあっとがてるとの陰茎を掴み上下に扱き始めた。
「あっ…、っんあっ、」
「そうそう、力抜いて、、」
「んあっ…」
時間をかけて漸く自分の体内に収まる事が出来た。態勢を整えようと微動するだけで、気持ちの良いところに当たって堪らない。
「…動ける?」
小さく深呼吸をして、ゆっくり腰を上げて下す。その動作を繰り返していくと中が擦れる度にビクッと体が震えてしまう。時折感じる事に恐れて動きを止めるが、再び腰を上下に動かして快楽を得る。
「気持ち良いね…これ、好きなの?」
「んんっあぁ…わかん、な、」
「ふーん…?」
「んあ、っあ、っ」
「嘘はダメだよ、?」
「ンアあっ…!!」
にやりと不適な笑みを返してきたと思えばお尻部分を両手で鷲掴みにして下から激しく突き上げ始めた。
「ひぅっ…んあっア、あっあっ、ひゃっ‥んぁ、」
ぱちゅんぱちゅんと水音が鳴る程に容赦なく突き上げられて身体が大きく仰け反る。
「うっ、んっあっ、ひっ…ぐっ…」
「こんな、いやらしいのにっ…本当はもっとしてほしいでしょ、」
「…んっ、いっ、くっ…」
あまりの快楽に我慢出来ずに達してしまった。頭の中が真っ白で余韻に浸っていると、現実に引き戻されるかの様に、大きく張り詰めたモノで再び突き上げられた。
「んあああ…っ!んんっあ、ぅんっ…あっ」
「可愛い…もっと脚開いて見せて」
脚を広げられM字開脚の態勢で腰が揺られている姿は完全に雌であっとの中の興奮が収まらなかった。
「ほら、てるちゃんも、動いて…」
「はうっ‥んっ、あ、あ、」
あっとの腰を止めると、言われた通りにしているだけなのか、さらなる快感を求めてなのかてるとは初めよりスムーズに腰を上下に揺らす。てるとの口は開きっぱなしで間から薄ら涎が垂れている。
何度目か分からない絶頂を迎えててるとはぐったりしてあっとの胸に倒れ込んだ。
あっとはてるとの腰に腕を回して愛おしそうに抱きしめてそのまま態勢を反転しててるとを押し倒す。
「本当に、君って最高だよ」
トロトロになった中に深く深く挿入すると、初めから腰を上下に激しく動かし始める。
「あっアアんっ…んああっ、ん、んあ、」
「こんな愛液まみれで…淫乱ちゃんだね、っ」
「ん、あ、きもち、いっ、んあ、あ、っ‥」
「好きだよっ‥、だいすき、」
「んあっ、あっ、ぼ、ぼくも、きみのこと‥っんあっ…す、きぃ…っ」
「てるちゃん、お疲れ様」
「あ…お疲れ様です」
撮影を終えた後の対面はいつも気まずい…。
てるとが目線を合わさずにいると、あっとが撮影前の時と同じように手を握りしめてきた。
「てるちゃん。ほんとに最高だった…今日の撮影絶対忘れない。」
「えっ、あ、いや、どちらかといえば、僕の方が助けてもらったのに」
「てるちゃんの一生懸命に取り組んでる姿、ほんとに可愛かった。。」
「か、かわい?」
「この後、一緒に打ち上げ行こ」
「うん…でも僕お酒は飲めないよ?」
「てるちゃんの好きなもの食べに行こ!ね!」
「えっと「ほら!行こ!」
この後、半ば強引に撮影の打ち上げに連れて行かれてしまうのであった。
結構ぐだぐだ文章かもしれませんm(_ _)m
誘い受けみたいに書いたつもりがガッツリの受け増し増しですね笑笑
コメント
6件

あのリクエストて行けますか? 入れるんだったらまひてるとメルてるで3Pやって欲しいです。急にすいません
楽しみにしてました‼️この作品超好きなんですよ♥️
ちょい時差コメ失礼します! リクエスト答えてくれてありがとうございます。まじ感謝です(*- -)(*_ _)ペコリ 最高の神作品でした!