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俺と兄貴の関係。

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俺と兄貴の関係。

12 - 第12話 兄貴が泣いた。

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2022年04月19日

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竜胆: 「…………そうだったんだ…..」






























ギュッ..




























蘭: 「…ッ…..! …..え…..」






























兄貴は、俺が抱きしめるとなんで抱きしめたのか分からないような、目をして突っ立っている。




























竜胆: 「兄ちゃん、辛かったよね…..怖かったよね…….寂しかったよね…………ごめん、兄ちゃん。


“もっと俺が早く気づいてあげれば良かったよね”


プレッシャーなんてかけちゃったから………






























その瞬間、瞬きすると目の前が天井、左下には兄貴の髪の毛があるのがわかる。




























兄貴は俺を優しく抱きしめながら、勢いよく押し倒したのだ。






























蘭: 「ううん、違う…..竜胆のせいじゃないッ…..俺が…..兄ちゃんがぁッ…….兄貴がッ………. 」


































そう泣きながら兄貴は言う。

































竜胆: 「兄ちゃんのせいでもないよ、これは、病気のせい。誰も悪くない。」




































蘭: 「…….へッ….?」































竜胆: 「全部ッ、ぜぇーーーーーんぶ!病気が悪い!」 ニコ




竜胆: 「だから、兄ちゃんは悪くない!」
































蘭: 「りんッどうッ、…….あ”ぁ”ー!」






































そう言いながら兄貴は思いっきり泣いた。泣きたい時に、泣くのが1番いい….。そう思いながら俺は兄貴の頭をゆっくりゆっくり撫でてあげた。



































蘭: 「竜胆は優しいねッ……」 ニコッ






























そう笑う兄貴がなんとも言えないくらい大好きだ。





























蘭: 「…でもね、竜胆、もうひとつ隠し事してたの!つい最近の話〜」




























今度は嬉しそうに言った。心配すんじゃなかったと心の中でそう思う。 笑
























蘭: 「実はね〜………















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