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次の作品を考えていたら最近知り合ったネッ友から頼まれたのをやることにしましたw
それは……
レア組で眠れる森の美女!!
このレア組はしんぺい神と兄さんとしてお送りいたします。
(てかタイトルでバレるか…w)
あんなにレア組が好きな人始めて見た…w
でもボクもあの2人のデザインと性格好きだから気持ちはわかるよ!
ちなみに余談ですが「眠れる森の美女」か「いばら姫」で悩んだけど「眠れる森の美女」の方が一番馴染み深いのでこれでやっていきます。
そして今回の内容は某夢の国と原作が混ざっている可能性があります。理由としては本来の物語がうろ覚えだからです。そのため、進行や内容がおかしな点があると思います。
予めご了承くださいm(_ _)m
《登場人物》
ni・・・姫
sp・・・王子様
gr・・・王様
tn・・・お妃様
新鮮組(shpcirp)・・・三人の妖精(人数の関係で某夢の国風)
ut・・・魔女
START
とある国の王国に王様とお妃様がいました。2人の間には子供がいませんでしたが、1年が経ったある日、2人の願いが叶い、美しいお姫様が誕生しました。国中はお祝いに包まれ、祝宴を開くことになりました。王様とお妃様は国内に住む3人の妖精を招待し、それぞれの魔法を贈ることになりました。
shp「……少し男の子にも見えますね」
rp「ちょ、お、王様とお妃様に失礼ですよ!?」
tn「あ、あはは………グル氏に似なくて良かったわ」
gr「それはどういうことやトン氏!?」
ci「ふふふふふ………それはそうと、この赤ちゃんに魔法をかけてあげないといけないんやで?」
rp「それもそうですね」
ci「ショッピから頼むわ」
shp「え?俺?」
最初にされると思われなかったのか、驚きながらも考え込んで思い付き、小さなベビーベットで眠る赤子に小さな魔法をかけます。
shp「可愛らしい見た目ですし…この可愛さが続くように…美しくなる魔法をかけますね」
杖を一振りすると、小さな魔法の輝きがお姫様にふりかかります。
ci「ショッピのくせにええ魔法やん」
shp「どういう意味やおい」
仲が良いのか悪いのか分からない2人の妖精。その姿を見つめながら止めるレパロウと楽しそうに笑っている王様とお妃様。一度冷静になり、気を取り直して今度はチーノが魔法をかけようとします。
ci「俺は…そうやな~……歌の才能を授けよう」
shp「……歌の才能?」
また杖を一振りすると小さな輝きが小さなお姫様にふり注ぎ、魔法がかかりました。
ci「ダメなんか?」
shp「そんなこと一言も言ってへんやろ」
tn「まあまあ…ええ魔法をありがとう」
shp「最後はレパロウや。頼むわ」
rp「ようやくですか…では、俺は…」
そう言った直後、辺りが突然暗くなり始め、禍々しい雰囲気になってしまいます。何事かと思い、周りの人々が慌てていると、中央に恐ろしい青い光が現れました。
rp「あ、あれは…」
ut「御機嫌よ~王様とお妃様。偉大なる魔女のおな~り~」
青い光の中から現れたのは、この国内で恐れられている青い闇の魔女でした。
gr「……貴様は招待などしておらんゾ。何故来たんや」
ut「ほんま酷い方ですな~王様。こんな俺を呼ばなかったんや?」
tn「……それは…」
ut「俺だけ除け者扱い…この国の人達はほんまサイテーやな」
shp「サイテーなのはアンタですよ」
ut「は?」
shp「ッ……」
ut「でも、せっかく来たんや。俺からの贈り物を授けてやるわ」
rp「や、やめ…」
レパロウは止めようとしたが、すでに遅く青い魔女は腹いせに幼き赤子のお姫様に呪いをかけ始めてしまいました。
ut「俺からの贈り物…それは、16歳の誕生日に日が沈むまでに糸車の針に指を刺す。そしてそのまま…死ぬ!!」
禍々しい稲妻が城内に響き渡り、恐ろしい魔法という名の呪いがふりかかってしまいます。
tn「っ!?な、なんてこと…!」
gr「その魔女を早く捕らえろ!!!」
慌てて赤子を抱きかかえるお妃様と荒く叫ぶ王様。衛兵達が魔女を捕えようとするが、魔女は恐ろしい笑い声と共に姿を消してしまいました。
城に残るのは物静かな空気とお妃様に抱かれている恐ろしい呪いをかけられてしまった赤子の泣き声。悲しみにくれる王様とお妃様の前に妖精は一つの提案をします。
ci「お、王様…お妃様。ご安心ください…まだレパロウからの贈り物が残っています」
rp「あ、は、はい…そ、そうでした」
gr「なら、あのクズの魔女からの呪いは解けてくれるんか?」
shp「それは不可能です…あの魔女の力は強すぎるんです。でも、レパロウなら…」
rp「や…やってみます。あくまでも抵抗ではございますが……」
軽く深呼吸してレパロウは一つの魔法を赤子にかけます。
rp「これは……贈り物ではなく、あの魔女への抵抗の魔法。この魔法は、死ぬのではなく眠るだけで、運命の相手からのキスにより目覚めるのです」
tn「……ほんまに…守れるんか?」
rp「分かりませんが…これしか方法はありません」
gr「……それなら…」
tn「なにするつもりや…?」
gr「決まっているやろ…」
その言葉は城内に響き、祝福の時は一瞬にして悲しみに包まれてしまい、寂しい時を過ごすことになることに…
あれから王様のグルッペンは国中の糸車を集めて焼却し、呪いを実現させないようにし、お姫様が誕生したその日…お妃のトントンは魔女に気づかれないように3人の妖精を匿うように育てるように託すことになり、妖精達は自分達の魔法を使わないことを決め、兄さんとして森の奥の家で3人で育てることにしました。
15年の時が過ぎ、兄さんは美しい人に成長しました。優しく、美しい兄さんは3人の妖精に過保護に育てられたが、3人の過保護には少しうんざりしていましたが、それでも3人のことは感謝しています。
この日は、3人に森の中でイチゴを取りに行くように外出させました。兄さんは訝しげに森の中を歩いていると、動物たちも現れて兄さんに近寄ってきます。優しい兄さんは動物達からも人気者でした。
のんびりと歌を歌い、動物達に囲まれながら森の中を歩いていると、近くで足音が聞こえてきました。迎えに来たのか、誰かいるのか、不安になりながら近づこうとすると…
sp「やぁ、ごきげんよう」
ni「わぁ!?」
sp「あ、驚かせてごめんね」
ni「だ、だれや?」
sp「ただの通りすがりの者や。しんぺい神というんや」
ni「……ふふ、変な名前やな…」
小さく笑う兄さんを見て顔を少し赤く染めて見つめるしんぺい神。笑いながら見つめながら首を傾げる兄さん。互いに何かが惹かれていく…これが一目惚れというのだろうか…偶然にも出会う2人。しかし、そんな思いはすぐに消されてしまう。
rp「兄さ~ん?そろそろ戻ってきてくださ~い」
ni「あ…まずい。そろそろ戻らないといかんな…」
sp「え、もう?」
ni「ま、また会う約束をするからな?」
sp「ほんま…?」
ni「ほんまや…また会おうな」
兄さんはそのまま駆け足で家へ戻ってしまいます。しんぺい神が背後からなにか声をかけているが気づかず…
家に戻ると、3人から誕生日の用意をしてくれていました。プレゼントにはケーキと何故かドレスがありました。ドレスの完成度と美しさに感動しながら何故ドレスを用意されているのか問いかけます。
ni「……綺麗だけど…どうして?」
rp「あ、あの…実は………今まで黙っていたことがあるんです」
ni「……何を?」
3人は覚悟を決めて兄さんは実は一国の姫様であり、自分達は妖精であること…兄さんは衝撃を受けたが言われるがままにドレスに着換えられ、城へ戻ります。その道中で森の中でしんぺい神に出会ったことを話しました。
3人は驚いた表情を浮かべましたが、何か言いたげだったが何も言わず城へ連れていきます。
城では姫様が戻ってくると祝いの準備をしていました。塔で王様とお妃様との再会するために準備をしていた兄さん。その時、3人からとんでもないことを伝えられました。
ni「……え?」
shp「で、ですから……り、隣国の王子様との婚約も決まっているんです。どんな相手かはワイらには分かりませんが…」
ni「っ………なんでや…なんでもっと早く言わないんや」
兄さんは悲しみのあまり泣き出してしまい、3人を追い出して1人になってしまいます。
困り果てた3人は心配しながらもこの事を王様とお妃様に話そうか相談します。悲しみで泣き崩れる兄さんの声を聞きながら…
森で一度会えたしんぺい神のことを思いながら泣き続ける兄さん。その時、目の前に青い光は不気味に現れます。その光に気がつき、まるで誘われているかのようにその光について行ってしまいます。
ci「な、なぁ…ほんまに言った方がいいと思うんやけど…」
rp「そ、そうですよ。話せばきっと…」
shp「ッ……え、こ、この気配…」
ci「ど、どうしたんやショッ…」
rp「まさか…!?」
ショッピが勢いよく扉を開けるが、その場に兄さんの気配はなかった。奥まで続く道を慌てて進んでいきますが、見つけることが出来ません。兄さんは3人の声は聞こえているが、光だけを見つめて進んでいきます。途中で止まろうとするが、それでも操られているかのように進んでしまいます。
rp「い、いました!塔への階段を登ってます!」
shp「に、兄さん待ってください!戻ってきてください!」
叫ぶ声が聞こえても、兄さんは遂に塔の一番上に着いてしまい、青い光が糸車に変わり、針に指を刺すように誘導されていきます。一度は3人の声で寸止めで止まったが、聞こえてくる謎の声が頭の中で響いて言うことを聞くことしか出来ず、指先を糸車の針に刺してしまいました。そのまま、眠りにつくようにその場に倒れ込んでしまいました。
ci「い、いた!兄さ……」
ut「バカやな~お前ら。遅すぎてお前らの大切なお姫様…」
不気味に光る青い光から現れたのは、あの恐ろしい魔女の鬱だった。足元にはあの呪いで眠り倒れている兄さん。
一足先遅かった3人はその光景に啞然としてしまいますが、魔女は懲りずに話を続けます。
ut「俺がそんなにバカだと思ったら大間違いや!俺は…ただの狂った魔女だよ」
その言葉を最後に、高笑いと共に魔女は姿を消してしまいました。
呪いが実現してしまった今、城内に呪いが波及してしまい、王様とお妃様などの城内の人々は眠りに落ちてしまいました。城内のお祝いの明るさは一瞬にして闇に染まってしまい、まるで時が止まったかのようでした。
塔の上に置かれていたベットの上で眠る兄さんを見つめる3人の妖精…あの日、レパロウがかけた魔法が本当になれば、心から愛する人のキスで呪いが解ける…その愛する人は誰なのか分かりません。しかし、兄さんが森から城へ向かう最中に話していたしんぺい神のことを思い出します。彼のことを夢に出てきた運命の人のようだったと夢中になって話していたことを思い出し、急いで森に向かって飛んでいきます。
夜になり、薄暗くなっている森の中を彷徨う昼間に出会ったしんぺい神が再び現れました。また会う約束をしたが、どこにいるのかは聞いていないため彷徨っているところを妖精3人と遭遇します。
sp「わ…な、なんやこれ?」
ci「これって!!」
rp「そんなこと言ってる場合じゃないですよ!」
shp「ワイらはお願いがあるんです!兄さんを助けるために…!」
sp「ど、どういうことや…?」
しんぺい神はこれまでの経緯と兄さんがこの国のお姫様であること…その話を聞いたしんぺい神は驚きながら自分が隣国の王子であることを教えてくれました。城に招待されていたが、城に行かなかったのは兄さんに会いたかったからでした。
話を聞いたしんぺい神は3人から話を聞いて覚悟を決めて剣と盾を受け取り、急いで城へ向かいました。
城へ向かう道はいばらの蔦に覆われてしまい、塞がれていました。森へ向かう最中はなかったはずのいばらに驚く3人の表情が一瞬で変わり、恐ろしい笑い声が響き渡ります。
ut「愚か者ー!!俺が見てないと思ってるんとちゃうぞ!!城に近づけると思うなよ」
いばらの蔦がしんぺい神を襲うが、3人に授けられた剣で切り落として道を切り開いていきます。どんな妨害にも屈しず進む光景を見た魔女が遂に自ら妨害しに来ました。
ut「俺が自ら手を出すことになるなんてな~。無様に消えてもらうで~?」
魔女が目の前に現れた瞬間、恐ろしいドラゴンに変わっては妨害に来ました。禍々しい炎を吐き、力強く尻尾を振り落とします。危険な場面になりながらもしんぺい神は抵抗し続けるが、炎の攻撃を防いだ際に盾を崖の下へ落としてしまいます。絶体絶命のピンチに妖精たちが近づき、手に持つ剣に加護を捧げます。
shp「俺らの加護を受け取ってください」
ci「この加護の力は勇敢なる者の力になり…」
rp「恐ろしき生物を倒せます!」
その言葉と共に、突撃してきたドラゴンに向けて勢いよく突き刺す。刺されたドラゴンからは苦しみの悲鳴をあげ、奈落の底へ落ちて消えていきました。最後に見えたのは、ドラゴンが落ちた場所に光を失った剣だけが残りました。
辺りは時が止まったかのように静かで、城内の人々は眠っているだけで何もありません。3人についていくように城内を進むと、遂に城の塔の中で眠る兄さんと出会います。
静かに近づいては、兄さんの口に静かに口付けしました。すると、ずっと閉じていた瞼が開き目が合うと静かに微笑みを浮かべる兄さんが静かに起き上がります。兄さんが起きると同時に城内の人々も目を覚まし始め、寝ていたことに皆困惑していました。
困惑の中、静かに兄さんが姿を現します。その隣には、隣国の王子であるしんぺい神がいました。何故隣に婚約者のしんぺい神がいるのか皆が困惑したが、兄さんはようやく会えた両親である王様とお妃様と抱きしめあい、再会を喜びます。城の上では、3人の妖精が喜んでいました。
兄さんとしんぺい神はその場で結婚をし、幸せに暮らしましたとさ
眠れる森の美女 END
これが完成したのが深夜の2時という…
でも、ゆっくりマイペースに書いてたし、途中から流れがおかしくなったりで書き直しを繰り返していたけど…
な、なんとか完成…レア組の口調が難しい。特に兄さん…
ここまで読んでくださり、ありがとうございます。良ければブクマお願いします。ふぁぼとコメントの感想もお願いします。
では、次の物語をお楽しみに~
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