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qn×or
どちらの視点もありです👌
qn.side_
ここだけor.sideです..()
「助けて」なんて 言えるわけがない
みんなが頑張ってるのに
ぼくだけ、置いていかれた気がして
本当のことなんて、
知られたらきっと、
みんな 嫌いになるでしょ?
スタジオの笑い声。
賑やかな実況。
ファンのコメントが画面を流れていく。
だけど、
おらふくんの耳には、それがもう「音」ではなくなっていた。
“君が壊れていたことに、
もっと早く気づいていたら。”
そう思っているのは、
きっとおんりーだけじゃなかった。
でも彼だけは、誰よりも“近くにいた”。
──なのに、
届かなかった。
あの日、
僕が君に言えなかったこと、
「どうして笑ってるの?」
「本当は、辛いんじゃないの?」
いまさら聞いたって、
君はいない。
「ありがとう、今まで」
それだけのメッセージに、
おんりーはスマホを握りしめて震えていた。
「ふざけんなよ……」
「何が“ありがとう”だよ……!」
叫んでも、怒鳴っても、
返事は来ない。
通話の呼び出しは、ずっとコール音だけを繰り返す。
「君は いなくなったあとまで、
優しさを装ってた」
それが、
一番ひどいんだよ、ばか。
ねぇ、
最後の最後、
君はどんな顔してたの?
笑ってた?
泣いてた?
それとも、
何も 感じてなかったの?
おらふくんのスマホ。
ロック画面に残された、
最後の自撮り動画。
音もなく、
ただ口元がかすかに笑ってるだけの映像。
「……ウソつき」
おんりーは泣いた。
声も出ないほど、崩れるように泣いた。
「君はいつだって、卑怯者だよ」
「本音を言わない、優しいフリをした卑怯者」
でも──
「それでも俺は、君のことが……」
言葉にならなかった。
遺された方が地獄_
終わりにするのは、
いつだって「いなくなったほう」じゃない
地獄は、残された側にやってくる
君がいない空気を吸って
君がいない席を見て
君が残した声を聞いて
おんりーは、今も活動を続けている。
動画を撮る。
コメントに返す。
笑う。
でも、
おらふくんがいない画面に、
彼の視線は一瞬、沈んだままだ。
もう限界だとわかっていた。
それでも、君は笑っていた。
最後まで、
誰にも「助けて」が言えなかった、
ずるくて、弱くて、優しい──僕の大切な君へ。
or.side_
「助けて」って、言えなかった
君の顔が、優しすぎて
その言葉が、
喉につかえて 出てこなかった
ほんとうは、最初から限界だった。
何かがあったわけじゃない。
でも、ずっと心がざらざらしてて、
笑うたびに、どこかで冷めてる自分がいた。
「面白かったよ!」ってコメント、
「応援してます!」ってDM、
本当にうれしいはずなのに──
受け取り方を忘れてた。
おんりーは、
たぶん、ずっと気づいてた。
僕の「いつもどおり」が、
どんどん変わってたことに。
「大丈夫?」って言いたげな目
「でも、聞いたら壊れる気がする」って
僕よりも、君のほうが怖がってたんだよね
そんな優しさ、
ひとりぼっちの僕には、
重すぎた。
「いないほうが楽でしょ?」
「僕なんて、いても何も変わらない」
ずっと そう思ってた
でも 本当は、
「気づいてよ」って願ってた
ずるいよね、僕。
自分から手を離すくせに、
誰かが引き留めてくれることを
ちょっとだけ、期待してた。
でもそんな願いは、
とうとうひとことも言葉にできなかった。
「助けて」なんて、
君にだけは、言えなかった。
「ありがとう、今まで」
──それしか書けなかった。
いくつも文章を書いたのに、
全部 消した。
「弱音」を君に見せるのが怖かった。
「本音」を知ったら、
君の笑顔まで壊れる気がして。
本当に言いたかったのは、
「ごめんね」でも、
「ありがとう」でもなくて
ただ
「そばにいて」だったのに
最後に見た空は、
ちゃんと青かった。
風が吹いて、誰かの笑い声が遠くでしてた。
僕だけが、
その世界から 取り残された気がしてた。
でも、
それはたぶん、
自分で自分を閉じ込めてただけだった。
だから最後まで、
ぼくは──
笑っていた。
もし願いがひとつだけ叶うなら、
あの日、君にこう言いたい。
「ごめんね」じゃない
「ありがとう」でもない
「助けて」、って──
言えばよかった__
きみのこと、だいすきだったよ。
やっぱり推しのやみ、は止められないやめられない….or君のポストで辛いの食べてお腹こわしたけどそれでもやっぱりやめられない止められない…みたいなあったよね~(めったむかしです。)
やぁ…もうちょっと人気あってもいいとおもu((((殴…
これからもお願い島~す(!?)
では!おつら!✌!^^